官能小説片手にチー・ポン
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「官能小説を読んでること自体は否定しない…と。やっぱりアンタ、とびっきりのエロス野郎ですな」

「いや、違うからっ! 官能小説は、高校生の時に読んだっきり、読んでないから!!」

「ほ~う、高校生にして官能小説を…もはやかける言葉も見当たりませんな」

「いやっ、そのっ……違うんだって! 高校生の時に読んだのも、その一冊きりで…なんて言うかこう、ものの弾みで読む羽目になったというか…」

「高校生にして愛読書が【痴漢電車】って…終わってるね、アンタ」

「いや、だから違うんだって! ……ていうかさあ、いい加減もう、官能小説から離れません?(汗)」

「だって、アナタの趣味が官能小説だって言うから」

「言ってねえしっ!! …ていうか、振ってきたのはアンタでしょうが!?」

「まあ、いいんじゃないですか。細かいことはどっちでも。…で、他の趣味は?」

「いや、官能小説以外にも…というか、それ以外のジャンルの本を読むのがメインだからね? ソコは勘違いしないでね? あとの趣味は…やっぱり【麻雀】ってことになるのかな」

「官能小説を片手に麻雀ですか…末恐ろしい高校生ですな」

「だ~か~らっ!! 官能小説と高校生からはいい加減離れろっての!!」

「ああ、失敬。高校生の嵐さんが、官能小説片手にチー・ポン言ってるイメージが、鮮明に脳裏に浮かんでしまったもので、ね」

「キミのなかで…俺ってどんなイメージなの? ……聞くのが怖いけど」