エピソード
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「そんな力が俺にあれば…実戦中からあんなにビクビクしてねえよっ!! すぐさまUターンして、表口の入口まで走ったよ」

「そうですよね。そりゃ逃げるわ」

「店内で咎められることもなく、無事表口へとたどり着いたアタクシ・嵐。ホッと胸をなでおろし、急いでこの場を立ち去ろうと歩き始めると…」

「始めると?」

「くだんの3人組が、裏口から回り込みながら、バットを片手に走って追っかけてきたんですよ。『待てコラァ!!』って言いながら」

「ままま、マジすか!?」

「大マジですよ。こりゃもう、捕まったら確実に殺られるな…と思いましたからね。俺も走りました。息が切れるのも、疲れも忘れてひたすら走りましたよ。あの時の俺は…おそらくタイソンやボルトより速かったんじゃないかな? ガチで、いままで体験したことのないスピードを感じましたよ」

「それで…逃げ切れたんですか??」

「相手もかなりしつこく追いかけ回してきたけど…通り沿いに交番がある箇所があってね。そこまで逃げ切れれば大丈夫だ! って思っていたら…案の定、諦めて引き返して行ったよ」