新回胴人に対するススメ
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「季節がら、ホールにもフレッシュな打ち手が増えましたな」

担当編集・しゃっく(以下、し)「そうですね。この春に高校などを卒業して、晴れてホールデビューを果たした若者が多く見られるようになりました。僕の主戦場(5スロ)などでは、特に多いような気がします」

「言わば新社会人ならぬ、"新回胴人"だね。今回はそういった方々に、末永くホールで楽しい時間を過ごして頂けるように…ホールで打つ際に押さえておきたい一般常識、言わばテーブルマナーならぬ"ホールマナー"を、この場で色々とご紹介していきたいんだけど」

「いいじゃないですか。自分が気持ちよく過ごすためには、まず周りの方々にも気持ち良く過ごして頂こう…という気持ちが大事ですからね」

「その通り! では早速ご紹介していきましょう。熟練された打ち手の方々にとっては、『いまさら?』って内容が多いとは思いますが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。では早速」



●マナー1
他人の台をジロジロ見ない


「コレは大事なことですね。打ち始めた頃は、周りの台が気になってキョロキョロしまくったり、ジッと見たりしてしまいがちです。しかしそういう行為は無用なトラブルを招きかねない。実際に僕も、昔の話ですが、ついつい隣の台を長見しちゃって、打っていた方に直接文句を言われ…なんてこともありますから」

「そうだね。人に見られることで要らぬプレッシャーを感じたり、ストレスを感じたりする打ち手も少なくはないからね。周りの台をチェックする際には、チラ見程度に留めておいたほうが無難だよね」

「ただ、かつてのようなリーチ目を盗み見るみたいな状況でもないので、昔と比べたらその辺りはハードルが下がった気もしないでもないですが。最近はプレミアなんかが出るとあからさまに見てもらいたがっている人なんかもいますからね。しかし、打っている人の後ろでずっと立ち見するのは絶対にNGですね。僕も経験ありますが、背中越しに圧迫感などを感じるのは、決して気分のいいものじゃないです」

「そうだね。『コイツ、もしかして俺がヤメんのを待ってんのか?』など、打っている方に負の感情を抱かれやすい行為ですから、一箇所に留まって特定の台を見続けるのは絶対に避けたほうがいいです。なにより、いまは大半のホールが、通路での立ち見を禁止しているしね」

「そうですね。あとは、人が着席していないからといって、下皿にモノが入っている台のデータ表示器を操作してデータをチェックするのもダメですよね?」

「うん。それもトラブルに発展することが多いから、他人が確保している台および周辺機器には、絶対に触るべからず! 気付かずに誤って操作してしまうこともあるけど、気付いたらすぐに中断してその場を離れるべし。また、その台を確保している方に『その台、俺が取ってるんだけど』と指摘されたら、すぐさま頭を下げてお詫びしたほうがいいね」



●マナー2
自分が打っている台は、丁寧に扱うこと


「ハマっていたり、ここぞ! という場面はどうしてもレバーやボタンを操作する手に力が入りがちだけど、そういう時こそ冷静に、必要以上に力を込めずに台を扱うほうが、打ち手としてスマートです」

「そうですね。力を込めてレバーやボタンを叩く(押す)ことを"強打"と言いますが、最近は強打を禁止しているホールも少なくないです」

「あと、イライラして台を叩いたりするのはもってのほか! 『ふざけんなよっ!』という気持ちは同じ打ち手として痛いほど分かりますが、台に当たり散らしても何かが変わるわけでもないです。お店側はもちろん、周りの客にも嫌われるしね」

「もし壊してしまったら、修理代を弁償することになったり、最悪の場合は器物破損の罪に問われることにもなります」

「その通りだね。一時の感情が取り返しのつかない事態を生むこともあるから、とにかく常に冷静にプレイすることを心掛けて楽しんで欲しいです。あとは、強打ほどではないけれど…レバーを必要以上に連打するのも、マナーが良いとは言えないよね」

「まぁね、操作音もガチャガチャとうるさくなりますし、見た目もせかせかしてて、見ていて気持ちが良いものではないです…が、気持ちは分かります」

「レバーを何度叩いても、行われる抽選は最初の1回のみ。さらにウェイトがかかっている間(最長4.1秒)は、絶対にリールが始動しないので、その間の連打は確実に無駄なエネルギーの消費にも繋がります(苦笑)。高設定を打っている最中など、早く回したい時は俺なんかもついつい連打しがちになっちゃうけど、そういう時こそ無駄な動きを省いてエネルギーを温存し、長丁場になりそうな勝負に備えたほうがクレバーかと」

「そうなんですけど…」



●マナー3
空き台を確保する時も気遣いを忘れずに


「明らかに高設定っぽい台が空く時など、イチ早く台を押さえたい衝動に駆られる瞬間はいくらでもありますが、例えば打っていた方がまだコインを交換しようとしている最中だったり、荷物を片付けている途中などに、一言も声を掛けずに下皿にモノを置いたりするのは、正直よろしくない行為だよね」

「そうですね。確かにヤメようとしているところではあるんだけど…そういうことをされちゃうと、『まだ完全に席を立ってないんだけど…』と、ちょっと嫌な気分になっちゃいます」

「そうなんだよね。だからそういう時は、席を立とうとしている方に『ヤメられますか? よかったら、その台を打ってもいいですか?』と一声掛けるのがベストだよね」

「そうですね。そうすれば、いままで打っていた方も気持ちよくヤメられますし、これから座る自分も気持ちよく打ち始めることができると思います」



●マナー4
くわえタバコ、置きタバコは極力しない


「これは打つ際のマナー、というよりは喫煙マナーに当たるけど、副流煙は非喫煙者はもちろん、喫煙者にとっても気持ちの良いものではないから、隣の方の顔付近に副流煙が流れやすいくわえタバコや、置きタバコは極力しないようにしたほうがいいですね」

「また、タバコを手に持っている時も、なるべく煙の流れに気を遣って、周りの方を不快にさせないように気遣うのがマストですね。ま、これは時代の流れなので、受け入れていった方が何かと楽ですよ」



●マナー5
常にイチ大人として、恥ずかしくない行為を!


「細かく上げていくとキリがないから、最後はこんなザックリとしたまとめになっちゃうけど…とにかく一人の大人として恥ずかしくない行為を、ホールでも常に心がけるべきだよね」

「そうですね。パチスロはお金を投資するゲームだから、ついアツくなりがちで、周りが見えなくなってしまうことも多いですが…そういう時こそ俯瞰的に自分を見つめ直して、周りに対する気遣いを怠らないようにしたい!」

「パチスロは18禁のゲーム、即ち、大人のゲームですから。それにふさわしい自分を、常に目指していきましょう!」

「なんか今回は、"親父の小言"みたいな内容になっちゃいましたね」

「まあ、アタシ達もすでに三十代中盤。もう十分にオヤジですからな(苦笑)」