上半期
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何度も触れてきたが、2月にマイホールが換金率を変更したため、そこに合わせて回転率がダウンするという典型的過ぎる現象に苦戦を強いられている。

そこでマイホ変更を試み、他のホールの見廻りを実戦と平行して行なっているが、いまだ新天地の発見には至っていない…というのが実情だ。


ただ、マイホで33玉から30玉への交換率変更があったとはいえ、等価になったわけではないのだから、持ち玉を有効に使って勝ち続けるスタイルが変わるわけではない。

それに、交換率変更の煽りを受けて回転率が軒並みダウンしたのは確かだが、勝負するに値する台がまったくないというわけでもないのだ。

次なるホールが固まるまではここで凌ぐしかないのだからと、状況打破を試みて甘ソナのセコ技を駆使した実戦に挑戦した。


しかしこの甘ソナ実戦、「たられば」の要素が大きく絡む実戦でもあり、盤石ではない。

まず、"安銭(概ね1万円以内)で持ち玉に繋がるのであれば"終日打ちきれる程度のクオリティはあるのだが、1万円投資で当たらなければ、回収のリスクを考えると撤退せざるを得なくなる。そこからさらに追い続けるに値するポテンシャルがあればよいのだが、そんな台にありつけることは多くはない。

悪いことに、運よく現金で追いかける価値がある台を打った日に限ってハマリ負けを喰らう…なんてこともあった。


さらに、"初当たりが多く引ける展開になれば"打てるという不確定要素もある。これについては以前お伝えした通りだが、保ゼロで大当たりをせしめ、電サポ時にノーリスクで保留を貯めるというセコ技を駆使することで回転率アップを図り、勝負できるクオリティを維持するわけだ。


結局のところ、優秀台に達する回転率が期待できない中での苦肉の策である。わしの思惑通りに進んだ時にはそれなりの結果が出るのだが、逆に天佑に恵まれなければ、そこら辺のショボイ台にお布施するだけの最悪パターンに陥る危険と隣り合わせだ。ダメな時はとっとと木造長屋に帰り、稀勢の里の応援だ。


今年も半分が過ぎ去った。振り返れば、不安定な冬ソナ実戦などで苦戦してきたわけだが、こんなこともあった。ハイミドル機の沖海3を打った日のことだ。

数回の追加投資を繰り返し、さらに当たらずに705回まで粘ったが、そこで精根尽き果てギブアップした。そして次の日ホールを覗いてみると、708回で別の人に当てられていたのだ…。こんなことは考えても仕方ないのは百も承知だが、自分のヒキの悪さを呪いたくなったものだ。

わしがこの3回転で大当たりを引けたかと言えば…引けない方が濃厚だろう。しかし、仮に3回転で持ち玉を獲得し、もっと回すことができたなら期待値も変わってくるし、収支自体を伸ばす可能性も高かった。そのチャンスを逸した事が判明した時ほどガックリ来た時はなかった。

はたまたマックス機の実戦においても、前回書いた"ここぞ"というチャンスが6月9日と10日にやってきたが、前2回のコラムで紹介したように、結果は無残な頓死だった。


とまあ、振り返ってみれば負け実戦の記憶ばかりだが、牙狼の6万発や沖海3での4万発獲得という快勝もあった。しかし、当然この手の大勝ちは事故のようなものである。

そのような突発的な大勝よりも、微々たるものであっても日々の内容を伴った勝利の方が遥かに嬉しい。甘ソナで上記のようなセコ技を駆使して会心の9000発を得た時などは、涙がこみ上げてくるほど嬉しかったものだが、そんな勝利が例年と比較すると非常に少ない。残念だ。

さらに、回した通常回転数に対して大当たり数(獲得出玉数)が圧倒的に少ない「不ヅキ」に見舞われているということもあり、正直に告白すると、今年のわしのパチンコ時給の平均値は、4月から3桁水準が続いている。これがわしの上半期だ。


1月21日公開のコラムにて、今年はパチンコ時給1300円を目標にすると書いた。この時点では、マイホールの換金率を含めた環境は昨年と同じであったため、現実可能なラインの下限値を書いたつもりであった。しかし2月の換金率変更以来、この目標値を大きく下回り続けている。

稼働結果(収支)が悪い方に偏っているのは明らかな情勢で、強弁ではなく、限りなく少なく見積もっても期待値時給1000円はあると思うのだが…。

まだ今年も折り返し地点に立ったに過ぎない。ホール変更や稼働内容を改善し、実収支が期待値に収束の方向へ向かってくれさえすれば、目標値の1300円には充分手が届くだろう。そもそも高い目標値を掲げているワケではないのだから。


そんな折、「時給1325円も人材難」といった類のニュースを目にした。景気回復と少子高齢化の影響で、サービス業界を中心に人材確保が困難になりつつあるという話題だ。

気持ちが揺れてくる。パチンコ時給が3桁のわしには充分触手が動く話だ…。

今の仕組みでは、低換金で甘い台を粘り切るか高換金で甘い時だけ打つか、勝ち続ける方策はこの2つだけ、これが現代パチンコの必勝法。さすれば、どちらも甘い状態を打ち切るだけの体力が必要となる。座っているだけと思う向きがあるやもしれないが、パチンコを打ち続けるというのは極めて体力に依存する代物なのだ。

どの仕事も大変であろうが、体力的にも厳しくなってきた作業の先に見据えている時給が、現在募集されている時給よりも低いとあっては…なんのために打っているのか。自分の立ち位置を見失ってしまいそうになるというのが偽らざる本心だ。


余談ながら、隣り合ったロートルプロが打ちながら凝り固まった自身の首にサロンパスを貼り付けているのを見た時、自分の末路が変に想像できて悲しくなる。

とにかく、わしはもうオッサンなので、社会復帰は絵に描いた餅で終わる可能性が高い。高確率で誰も雇ってくれないだろうから、社会復帰などという「あまちゃん」な考えは捨てることになるだろう。わしには、3桁時給でもパチンコ道を邁進するしかないと思っている。

そんな切ない覚悟を決めた先、下半期は7月からいきなり大型機種のホール導入が相次いで予定されている。その中でも、あのアイドルグループとのタイアップ機種を得意機種にしたい。そしてバラ色の収支を叩き出し続けたいところだ。



追記。
ドイツは順当にグループリーグを首位で通過した。4位以内なら3位決定戦もあり試合数に恵まれる。できれば、決勝戦でクローゼのW杯最多得点の偉業達成に期待したい。そして優勝してほしい。

ウルグアイのスアレスについても若干触れておきたい。「ボクはW杯に出て得点することが夢だったんだ」と、ある試合後に涙ながら語っていた姿を見た。そんな彼はワールドクラスのストライカーでヒールとしての素質は抜群だ。

あの噛み付きのシーンでも「歯を痛がったらダメだろ、バレるだろ、噛んだと自分で認めているようなものじゃないか!」と思った。少しヌケたところもある可愛らしい存在だ。

勝たねば敗退という状況下で行われたイタリア戦は、まさに「勝たねば…」という意識が強すぎたのであろう。アキオの解説では、噛み付きの前科があるスアレスはピッチ上で相手選手から罵りも多数受けた(ストレスを与えられ続けた)末の愚行だろうと言っていた。またそれがサッカーだとも言っており、サッカー経験のないわしは得心する部分も多かった。

愚行…。

それはスアレス自身が一番感じているハズで、一番悔しいのはスアレスのハズだ。感情をコントロールできずにW杯から去ることになってしまったが、できればもっとスアレスが躍動する姿を見たかった。本来、純粋にサッカーやウルグアイを愛している青年だと思うだけに残念だ。次回大会は精神的に成長してW杯のピッチに戻ってきてほしいと心から願っているところだ。