6月9日の稼働日記
  1. TOP
  2. 打チ人知ラズ。(わし)
  3. 6月9日の稼働日記


オッケーの新鬼武者を打っているのだが、1432回転させた段階で6枚の福沢が無残に消えた。現在16:40、7枚目の福沢をサンドに刺したところでの回転率は23.8回/千円(30玉交換)。

最近、マイホールで1回交換ボーダーを超える台を打てる日は極めて少ない。これから別の台を探すには時間的には遅きに失するし回転率的にも悪くはないため引くに引けない状態に追い込まれている…というのが正直なところではあるのだが、今日はこのぱちんこ新鬼武者を"喜んで打たせてもらう"といった心境なのである。


わしがこの台を選んだ理由だが、以前軽く触った印象でステージを含めたゲージ構成がウルトラマンタロウに似ていて、「元ゲージが甘めなのでは?」とメボシを付けていたのだが、他台との調整状況の比較から、「本日はおそらく打ち頃ではなかろうか?」と判断した次第だ。

賢明な読者様であればご推察いただけたと思うが、ハッキリ言えば、"なんとなく座った"だけである。自分を納得させるためだけに適当に理由をつけたということでしかない。そしてほぼ初打ちに近いから、勝つ展望すら描いていなかったのだ。


そんなぬるい入口ではあったのだが、1万円毎に233回転→475回転→708回転→955回転→1200回転→1432回転と、特に回転ムラもなく平穏に23回前後の回転率を刻み続けた。この手の回転ムラの少ない台は、ストロークに細心の注意をする必要がないから、液晶演出を存分に楽しめるのが良い(実際はほとんど見てないのだが…)。

今日の台は寄り釘がキチンと本来の役割を果たすような調整で、風車付近でコボされる玉が少なく、しっかりとヘソ方面に流れていく。ヘソ自体は若干のプラス調整といったところだが、23回程度で安定的に回ってくれている。


これは参考だが、逆のパターン、回転ムラの激しい台で打ち込み量が少ない場合、調整通りの回転率を見極めるだけでも一苦労となるだろう。例えば、ワープ経由でのステージからの入賞率が高かったり、誘導釘がボロボロでヘソだけ異様にデカかったりする場合など。これらは特に回転率が荒れやすいから注意が必要だ。

ちなみに、ヘソが異様にデカいというのは、ヘソまで玉が到達しにくいことの裏返しだと考えて良い。当然ヘソがデカい分、ヘソ付近まで来た玉はヘソに入賞しやすいから、ヘソ付近まで玉が来ないような調整にする。これはヘソのデカさのみに注目しているような打ち手へのダマシ釘の場合が多い。

実際、多くの打ち手がヘソぐらいはチェックするだろうし、ヘソのデカい台が回る台だと思っている人が極めて多いだろう。そしてデカい釘に惹かれて打ったら猛烈に回ってしたり顔…なんていう光景は日常風景と言える。

そうなのだ、ヘソだけデカくてあとは惨い調整という台でも、短期間のみ異常な高回転率を叩き出す場合があるからタチが悪い。そうしてこの高回転率のみが記憶に残り、結局回らない台を疑心暗鬼のまま長く打つハメになってしまうのがオチとなる。ちなみに、このような、調整以上に回ってしまう現象も"回転ムラ"と言う。500円で3回転ほどの振れ幅が出るようなものだけが回転ムラではないのだ。



さて、実戦に話を戻すと、実は右隣に中山くんが座っており、朝の打ち始めの段階で、先日行なわれたAKB48選抜総選挙の結果について意見交換をした。もちろん2人とも投票していないが、わしの推しメン"ゆきりん"は第3位、中山くんの推しメン"ぱるる"は第7位だったこともあり、密かに彼に対して若干の優越感に浸ったことをここで告白しておこう。

投票しなかった理由は、CDを買うカネがない(=そこへの投資が惜しい)で一致したまでは良かったのだが、中山くんから、スマホの待ち受け画面でニッコリ微笑んだ"ぱるる"を見せられた時には閉口してしまった。ま、兎にも角にも打ち始めは和気あいあいとしていたということだ。


だが、時間の経過と共に中山くんが順調に大当たりを重ねていったのとは対照的にわしはハマリからドハマリへのドツボロードを爆進することになる。そして、わしの投資が5万円を超えた辺り(1200ハマリ)だろうか、わしと中山くんの間から会話が失われてしまった。出玉差が2人の距離をなんとなく遠ざけたのだ。

折角隣り合ったのだから2人して会心の勝利を収めたかったし、わしの方では回転率にも満足いくものだったため、それが現実のものになる予感は強くあったのだが、わしには"鬼が笑った"ということになるのだろう。


追い打ちをかけるように色んな雑音が飛び込んでくる。ハマリの途中で川越さん(4月29日公開分のコラムに登場するパチ仲間)が、「あなた、これ1人で打ったの?」なんて聞いてくるもんだから、「まあ…そうなんですよ」と曖昧な生返事で誤魔化してみたり。

また、別の顔なじみのおばさんが「可哀想に…」と言い去っていったりもした。このおばさんは牙狼好きで、時にとんでもない大爆裂をやらかすのだが、それをわしが見つけると、「そんなに出したらアカン、店が潰れてまう」と冷やかす間柄なのだ。だから、「可哀想に…」を額面通りには受け取れないが、軽い仕返しと考えれば、本音は「ざまあみろ」ということになるのだろう。まあ、お互い様だと思うので気にもならないが。


さすがに3倍もハマると、考える時間が長すぎる故の弊害だろうか、流れを変えようと近所のスーパーへ行ってみたり運気を変えようと無理矢理トイレに篭ってみたりなど、普段ではやらない行動が飛び出してしまう。まあ、わしなりのデモ出し行為と言えるが、残念ながらこんなもので流れを変えることはできなかった。


ドハマリすると会話が途切れたり外野から茶々が入ったり色々なことが起こって面倒なのだが、この現金投資での大ハマリというのも嫌になる。なぜなら、他の客に「ある程度は回ります」と身を持って証明していることと同意となるからだ。

普段、現金で深追いしない人間(わし)が深追いしていれば、試し打ちの価値があるパターンに該当するだろう。あまりオススメできないが、優秀台に辿り着く最も簡単な方法は「プロっぽい奴の台をパクる」ことだ。覚えておいて損はないだろう。

ただし注意点として、「なぜ粘っているか」を正しく判断する必要がある。単に熱くなって、突っ張っている人との選別はしっかりやって欲しいところだ。



18時10分、1878回転で8枚目の福沢が消えた。

この8枚目を投資している中、この日唯一のアツそうな演出が出た。それを中山くんが苦い顔をしながら横目で見ていたのだが、何を思ったか淀みなくこう言い放つのである。

「一番アツいストーリーリーチの秀吉が出てますけど、文字が紫じゃないから、多分ハズれます」

と。

ドハマリのわしに対する憐憫の情を微塵も感じさせないありがたい予言を頂戴致した。そして、さすが慧眼、このリーチは予言通りハズれることとなる。







中山君のこと、さすがにヒドい奴だと思ってしまった。


しかしもうここまできたのだからと、ある意味開き直っていた部分もある。もう勝負などどうでもよい。当たらずとも、とにかく2000回まで回すことに意味を見出したわしは、9枚目の福沢をサンドに供養することにした。


が!!!

と書きだせるような漫画のような逆転劇は起こる気配もなく、さり気なく86000円投資の段階で2004回転目を刻むこととなる。この5倍ハマリをもって、18時30分、精も根も尽き果てた次第だ。


【簡易DATA】
通常回転数:2004回
初当たり:0回
回転率:23.3回/千円
投資:86000円
回収:0玉


余談ながら、ストレート2000回ハマリは事故みたいなものだ(強弁)。過去の経験上、今回は全て現金投資だったから月収支の直撃弾にはなる。しかし同じ金額を負ける場合、試し打ちを重ね3日間で3万円ずつ負けていく場合より遥かにマシだ。なぜなら、今回は1回交換(現金投資の1回交換だから安いのには違いないが)ボーダーを超えていたから、それなりに内容(期待値)が1日で積み上がった。その点のみ満足している。