比較のポイント
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- 打チ人知ラズ。(わし)
比較のポイント
釘調整にはセオリーがある。どの現行デジパチでも同様のことが言えるのだが、風車は左向きがプラス調整(※盤面左側のもの)、ヘソは真上から見て「ハ」の字に見える釘だとプラス調整、風車上の寄り釘の段差は左下がり(右上がり)なのがプラス調整…などである。厳密に言えば風車は左下(時計で言えば8時の方向)だったりするが、そういった細かい部分については今回のテーマではないので割愛させていただく。
わしは上記したようなマイナス調整が多い台を切り捨てる方法で台を選別している。プラスが多いかよりもマイナスが少ないモノを選ぶということだ。それは、プラスとマイナスの比較で考えれば、マイナス調整の方が影響が大きいという経験則による。要するに回らない台に当たる頻度が高くなるのだ。これらを念頭にシマを右往左往カニ歩きして台を選別していく。
ただし、例えば羽根モノの場合であれば、他の台より"ぶっこみ"が開いている台、これは速攻でキープのパターンに該当する。ぶっこみとは、天釘の左端と山釘の一番上の釘の間、玉が通り抜けることが可能な程度の幅がある部分指す。
ぶっこみが開いている台を狙う理由は、役物のデキ云々は置いといて、ここを玉が抜け易いと羽根開放時に羽根に玉が寄り易くなるからだ。大抵の場合、ぶっこみを抜けた玉は羽根の外側を直撃することになる。すなわち、羽根が開放した時に玉を拾い易くなり、役物に入れる玉が多くなれば試行回数が多くなって必然的に大当たりを獲得しやすくなるという理屈だ。
…などと思っていたが、これはわしが羽根モノを打っていない証拠となる。なぜなら、羽根モノには数年おきに小ブームがやってくるのだが、先ほど書いたことは2004年頃にわしが羽根モノを打ち込んでいた際には通用した打ち方であって、昨今の台では当てはまらないこともあるからだ。
それは、分かりやすい言い方をすると、盤面における遊技領域が小ぶりの正円から縦長の楕円へと拡大したことによる。そういった変化のために、打ち込まれている釘の本数が増加することで天釘付近(ぶっこみ)などのオーソドックスな釘構成も変化しているのだ。だが、ぶっこみを抜けた玉が羽根に寄りやすいのは今も昔も同じなので覚えておいて損はないだろう。
余談ながら、最近では一線級に近いパチプロほど羽根モノで実戦する機会が多いようだ。これはデジパチとの期待値の比較からの選択で、役物のデキが良い台で釘が開いた時に一番手堅い勝負ができるのが主な理由だろう。
読者様のホールで、パチプロっぽい人、または同じ台で同じ人が毎回出しているような羽根モノが空き台の時にさり気なく打ってみるとよいだろう。それはきっと役物のデキが他より優秀で追いかける価値があると見込んだと思われるからだ。ちなみに、これは業界的に"マーク屋"と言われる行為となる。わしはやらないが、みなさんがやる分には問題ないだろう。
デジパチ専門の人には、同一機種における調整の違いを逆手に取った選別法を紹介しておこう。
ホールは、回転率や出玉がどの台も均等になるように調整する傾向がある。台毎にメリハリをつけてしまうと甘い状態を見抜いた人だけが有利になり、見抜けなかった人が損ばかりするからだ。そういった状況が続けば長期的には客離れを引き起こすことになる。そこはホールも重々承知しているから、均等な状態になるように調整しているのだ。
ただし、これは誰が打っても同じになるという意味ではなく、ある一定の状況下で打った場合に平均的になるという程度の意味だ。ここに攻略の糸口があったりする。
例えばガンダムはある程度の設置期間が過ぎており、ホールはそれぞれの台のレベルを把握しているだろう。同じ回転率を目指す通常営業下において、ステージのクセで台毎に強烈な差が出てしまうのであれば、ステージ経由の入賞率が優秀であればあるほど釘が渋くなるという現実がある。
ガンダムを打ち込んだ方はよくご存知だと思うが、ステージ経由が徹底的に使えない台がたまにあったりする。こんな台はステージの脇からヨロヨロ玉がこぼれてサッパリ回らない。そんな台は、ステージ経由の入賞が普通の台との均等化を図るため、調整が面倒くさいからだと思うが、ヘソをやや大きく開けて道釘経由で回そうとする。このような台は釘の見た目だけはピカイチだから、釘を読めるらしい人が1000円で13回ほどしか回せず(回転ムラも相当なものだが)首を捻りながら去っていく。そういった光景をよく目にしたものだ。
逆に言えば、見た目が渋そうな台はステージ経由が優秀な可能性があるということ。ガンダムを打ち込んだわしに言わせれば、ガンダムのステージはかなりの優秀台が存在する。そんな台では、ワープに玉が入った瞬間に打ち出しを止め、"ステージからの落ち待ち"を実行する。
加えて、ステージから落ちた玉がヘソを目指している玉に横槍を入れられてとんでもない方向に飛ばされてしまう、いわゆる"ヘディング"を防ぎながら打ち込むと、釘の見た目以上に優秀台だったりすることがあるのだ。例に出したのはガンダムであったが、他のデジパチにおいても理論は基本的に同じなので是非参考にしてほしい。
結論として、通常営業下で妙に釘の見た目が悪い裏にはこのような場合もあるのだ。これはわしがマイホールで実際に体験した話で、ジグマスタイルだからこそ気付ける部分なのかもしれない。釘の姿が悪い台を打てとは言わないが、ステージが優秀な台などではそういった可能性があるということを覚えておいて損はないだろう。何しろこれが、昨年の収支に大きく貢献してくれたガンダムの攻め方のヒントとなったのだ。
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