ノロにご注意!
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- 打チ人知ラズ。(わし)
ノロにご注意!
初めに断っておく。今回は季節要因的な話であるが不適切な表現があるかもしれない。食事中の方は食事が済んでから改めて覚悟して読んでほしい。
昨年12月19日のことだ。記録を見返すと、この日は甘エヴァを終日打ち切り(前回エヴァ嫌いを公言したが…この件が起因していたのかも!?)21時過ぎに稼働を切り上げている。その後、近所のスーパーのタイムセールで半額に値引きされている惣菜やら弁当を買い込み、帰宅してから空きっ腹に大量の食物を夢中で胃に流し込む。そこから普段通りに稼働内容をまとめ、ネットをして風呂に入って床に就いた。
終日稼働の後はいつもならバタンキューだが、この日はなぜか寝付きが悪かった。仕方なくしばらく布団の中でポケ~っとしていると、何やら胃のあたりが異様にムカムカしてきた。悪いものを食べた覚えもないからと無視を決め込んでいたのだが、体の方は正直だった。不意に恐ろしいまでの逆流が胃を襲ったのだ。
たまたま手の届く所にあったコンビニ袋を何とか手に取ると、猶予もなくそこへ大量のゲボがこぼれ落ちた。それも凄まじい勢いで。薄いコンビニ袋だったが、ひとまず底が抜けなくて助かった。また、無意識に袋の取っ手部分を指に引っ掛けており、袋を落とさずに済んだのは何気にファインプレーだった。
それにしても…これには未だかつてない苦しみ伴った。苦痛の涙を流しながらゲボを吐いたのは生まれて初めてで、若気の至りで飲み過ぎた酒を吐き出すような生易しいレベルではなかった。この苦しさは筆舌に尽くしがたいとしか形容できないが、わしの体内に潜伏していたノロウイルスが、許可もなく容赦なしに牙を剥いた瞬間でもあったのだ。
結局、嘔吐は最初の一撃のみで済んだ。しかしそれはゲーム開始の号砲でしかなく、続いての悪夢、ゲリ地獄が待っていた。約20分おきに訪れる便所との往復には心の底から参った。まさに生クリームの絞り袋に…(※あまりに壮絶な表現なため編集部判断で以下自粛)…感覚。しまいには拭きすぎから肛門に激痛が走るようになった。そこでわしは苦肉の策として、乾坤一擲とばかりに溜めに溜めた便意を一気に吹き出させるしかなかった。当然そんな状態だからまともな睡眠など取れるはずもない。
症状のピークは翌日の20日に訪れる。この日は20分に一回の割合で便意を催す状態以外は体調に問題はなかったのだが、稼働は命がけだった。というのも、海のノーマル二段階のように不意を突かれるような大当たりを目にしようものなら、その都度肛門の筋肉が緩むような状態だ。常に緊張を強いられており、このまま打ち続けるには相当な勇気と覚悟、そして紙おむつを装着する必要を感じていた。
さすがにこれはマズいと思い、尻の筋肉を限界まで引き締め医者に駆け込んだ。診断結果はノロの感染で、4日間の安静を言い渡された。さらに、医者に行く前は食欲が出ず自己判断でりんごジュースばかり飲んでいたのだが…悪いことにこれはノロの際には控えねばならない食品だったようで、看護婦さんに無知を怒られつつ外出禁止を通告されることになる。このアドバイスを渡りに船と、病欠を即決したのだった。
帰宅後、感染経路について考えてみた。まあ自分の何らかの不注意が原因だとは思うが、潜伏期間(増殖期間が必要で感染してもすぐに症状は現れないらしい)や翌日のスーパーが通常営業だったことから考え合わせると冒頭の食事が原因ではないと思われる。また拾った物を口に入れたことや、快楽を求めエッチな風俗店などに行った覚えもない。
となると…ここ数日マイホールに通い詰めだったのだが、甘エヴァを打っている時の隣人との"濃厚接触"が原因ではないかと思えてくる(ノロウイルス感染者から一定の時間や距離に居ると飛沫感染などでウイルスを体内に取り入れてしまうことがあるそうなので注意が必要だ)。この時の隣人が誰だったかは忘れたし別に恨む気持ちもない。ただ、変な弾に当たった(比喩)自分の運の悪さは恨んだ。
今回のようにウイルスの話になると誰が感染者なのかが分かりようがないから実に困る。パチンコを打つ際、隣人はヘタすると1日中隣に居続けるのに基本的に会話などはない。ほとんどの場合は隣人がどこの馬の骨なのか知らないし、考えてみれば異様な空間な気がする。
隣人がどうしても気に喰わない場合は自分が去るという選択肢がある。ダルい時など、隣人をノロ感染者と勝手に決めつけ帰宅したい衝動に駆られるのは日常茶飯事であるが、これでは商売にならないから残念だ。
余談ながら、2009年GW寸前にメキシコ発の豚インフルエンザが発生した。当時、ウイルスの全貌が全く不明の中、マスコミはパンデミックを煽り続けていた。時を同じくして、わしの渡航予定が重なった。行先は北米ではなかったが、キャンセル料が惜しかったので恐怖を振り払い、死すら覚悟して国際線に搭乗した。
死とは大袈裟…と思う向きもあるかもしれないが、この手の外国発生ウイルスは国際空港経由で国内上陸を果たすのが一般的だ。そしてこの密室の機内は考え得る最大の濃厚接触ではなかろうか。しかも座席は移動できないエコノミー、隣の乗客とは肩を寄せ合い、オマケに国際線だからフライトは長時間に及ぶのだ。厚労省が莫大な予算と人員を投入した水際作戦の失敗の記憶、そしてノロを体験した経験から、ウイルスに対してこの無防備な行為の危険性はもう充分理解している。次に同じことがあれば、フライトのキャンセル料をせこせこと惜しがっている場合でなく、命の問題との認識で事態の推移をしばらく傍観するつもりだ。
様々なウイルスに対しては、結局のところ自衛するしかない。基本的にノロウイルス感染者は不要不急の外出は控えるから街で会うことはそれほど多くはないだろう。しかしノロに侵されつつもパチンコを打ちに来ている人(馬鹿)もいるだろう。そんな人は自分がノロ感染者だとはおくびにも出さない。強いて言えばトイレの回数が多すぎるかもしれないが、他者から見ればそんなことに気づくはずもなく、ノロにまで考えが及ぶべくもないだろう。
わしが体験から得た教訓として、手洗い&うがいの徹底を奨励したい。またマスクも効果的なので自分で予防できる範囲は必ず実行するべきだ。体調不良でみすみすチャンスを逃していては、パチプロは務まらない。年末に向けてこの時期はホールが正月休みでの倍返しを目論見、サービス(釘を開ける)をしてくる確率が高くなる時期と重なるから特に体調管理には気を配りたい。
最後に、「海外に出たら自分の身は自分で守るべし」とは外務省のホームページの言葉であるが、日本に居ながらでも同様であろう。
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