分析と対策
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- 打チ人知ラズ。(わし)
分析と対策
打つべき機種について、羽根物からMAXタイプすべてがわしの選択範囲だと前回書いた。今回はスペック別にわしなりの機種選択の話を粛々と書き進めたい。前提はわしの通う3円交換のホールでの話とする。
まずMAXタイプ。北斗の拳や花の慶次、牙狼などがこのタイプの代表格だ。これらの機種は、ホール側からすれば客が付きさえすれば売上が最も期待できるという特徴がある。そのため売上が上がってホールが儲かれば客への還元もしやすくなるだろう。つまり人気のあるMAXタイプは、釘をアケ返すなどのサービスの恩恵を最も受けやすいと言える。状況に応じて立ち回るスタイルのわしからすれば、好むと好まざるに関わらず自然と打つ機会が増えてくるのだ。
しかしMAXタイプを打つ場合、落とし穴の存在には特に注意を払わなければならない。等価交換では当たりを獲得した回数が収支に直結するためいつ当たろうが気にする必要はないが、低換金の場合はその時々の当たり方が重要になる。いわゆる『展開』だ。
例えば…8万1千円を投資した後に2万発出す場合と、千円で2万発獲得した後に2万発喰われるパターンがあったとする。前者は持ち玉を有効に使えなかった典型例となるが、これは3円交換を主戦場とするわしが最も避けたいパターンのひとつだ。一方後者は持ち玉比率が高められ、仮に負けたとしても、低換金でMAXタイプを打つ上では考え得る最高の展開の一つだ。
敢えて説明する必要はないと思うが、初心者の方もいるかもしれないので簡単に触れておこう。上記の例で言えば、等価交換であれば当たり前だがどちらも-1000円となる。しかしわしの通う3円交換など、等価交換ではないホールで打った場合は展開によって収支が変わってくるのだ。3円交換であれば2万発は6万円分の出玉となるため、81000円投資となれば収支は-21000円、後者は-1000円で済んでいる。
これが展開の重要性だ。簡単に言えば、等価交換でない場合は持ち玉で遊技すればするほど勝ちやすくなるということだ。3円交換おいて2万発出した後で2万発打ち込むというのは、8万円の価値を6万円で代用できるということで、これは強烈なメリットとなるのだ。
話が逸れたが戻ろう。わしは投資の上限も決めている。例えば23回転(おおむね一回交換ボーダー)なら5万円、それ以上なら頓死覚悟の全ツッパ。
ただしツキのない時にツキは寄ってこないし、ツク時は放っておいても向こうからツキがやってくる…というのが経験則。負けっぷりをよくすることは大切かもしれないが、流れが向いていないと感じた(思い込む)時はあっさり諦めることも大事なことだと思っている。無理をしてもロクなことはないだろう。
まぁこの辺りが、わしのプロとしてのヌルさと言えるのかもしれないし、昔のわしが見たら叱責するやもしれない。しかしなんとなくやっている現状ではあるが、結果的に続けられているわけだから、このような考え方にもいくばくかの真理は含まれているのではないだろうか。
ちなみに最近のMAXタイプは、ガンダムなどもそうだが出玉の振り分け負けを喰らうことの少ない機械が多くなっている。これは良い傾向で、持ち玉で打つことが何より大事なわしからすれば、よりMAXが打ちやすくなってきている。
続いでミドルタイプ。大当たり確率が300分の1前後で代表格は冬ソナあたりだろうか。実はこのタイプ、わしはここ数年あまり打っていない。理由は、最近のMAXとは逆で、大当たりの振り分け(出玉の振り分け)が多すぎる点を敬遠しているからだ。ただでさえ300分の1を当てるのは困難な上、確変継続を引いても約500玉から2000玉まで振り分け幅があるのが現行機だ。要するに、なにもかもが荒れるのだ。まあ、パチンコの1日勝負はこんなもんだと言えば全くそうなのだが、プロとして毎日台に向かわねばならないわしはもううんざりである。
しかしながら、釘が開いた時などは積極的に攻める。MAXタイプに比べ、なんだかんだ言っても安定性はあるし歴代で一番打ち慣れたスペックもこのタイプ。プロは一発勝負や1日のみの勝負をするわけではないから、荒れた1日であっても期待値がついてくればそれでいい。
余談ながら、前作の冬ソナ2は京楽の最高傑作だと思っている。時間効率が悪い点はウザかったが演出面は最高だった。わしの演出の感想など求められていないだろうからそこは控えるが、冬ソナ2は電チュー開放狙いができたのも良かった。当たりが付いてきた時に確か最高6万発近く出した記憶がある。オマケに朝イチ時短台(時短100回全残りで実質92回転だった)など単なる消し忘れ台を拾ったこともある。
続いて羽根物&甘デジ全般についてだが、実はこのタイプはわしの中で選択肢に入っていない。冒頭で羽根物からMAXタイプまでと書いたのは、意気込みを書いたに過ぎないということになる。このタイプを嫌う理由は、バラエティーコーナーに一台だけというのでは台取りが厳しいし、それ目当ての連中が多数存在するからだ。個人的にもあの出玉のメリハリのなさ、辛気臭さが嫌で基本的に今は打たない。過去に打ち込んだことは否定しないが、今回はテーマから外れているので以上としたい。
最後は現在大人気のライトミドル。代表格はAKB48やリングライトだろう。このタイプの特徴として、持ち玉になりやすく一発の爆発力を兼ね備えているという点が挙げられる。これは非常に魅力的であり、わしも好んで打っている。ホール側からしたら、すぐ当たるわ持ち玉で粘られるわで売上も上げにくい。しかも人気があるからヘタに釘を閉めて客を飛ばせないから扱いが難しいらしい。AKBは機械代すら回収できなかったホールもあったとか。元々の仕様が甘すぎることも原因の一つだが、打ち手側からみればそれだけ勝ちやすい機種だといえる。
だが、リングライトとなると話は一変する。元々の仕様が甘くないくせにホールでは大人気。釘を閉めても閉めても客が打ってくれる。ホールからすればこんなにありがたい機械はないだろう。そんなドル箱機種のリングを呪怨との入れ替えで外してしまったホールは目も当てられない。なぜ手の役物を付けなかったのかとは思っていたが、あそこまでの呪怨の不人気ぶりは予想外だった。シマが通路になっていたし、さすがにわしも打つ機会すらなく3週間で撤去されてしまった。呪怨は入れ替え責任者の怨念のみを残し消え去ったのだ…。
さてリングの話に戻るが、容赦なく釘を閉め続ければ客の金が続かなくなるので釘をアケてサービスする時期が必ずある。そんな時に普段リングなど打たないわしが参戦して大勝ちをするから普段負けている連中のひんしゅくを買う結果となる。すっとぼけた顔をして打っていても普段負けている連中の目線が「てめぇあっち行けよ! このハイエナ野郎!! このオタンコナス!!!」的で痛い…。しかし、この程度でビビっていたらプロは務まらない。すっとぼけ続けて打つ。そして勝つ。勝ち続ける。それで喰う。それがわしの生き様だ。
まぁなんというか、プロというものはホールと対峙していると思っている読者もおられるかもしれない。出し抜くというか、駆け引きで勝ち続けているというか。しかし実際はそんなことはなく、まずホールが儲かることが第一義と考えている。その上でのサービス分をプロ連中は手ぐすねを引いて待っているのだ。一般ファンからすればこんな馬鹿げた構図はないだろうが…これが現実だ。わしらはホールのサービス状況を注視し、チャンスとみればなりふり構わず参戦する。ただそれだけなのだ。
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