とりあえず3分の1は無事終えた
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※パチンコ必勝本CLIMAX2012年7月号に掲載されたものを加筆・修正しています


4月下旬某日(晴時々曇)
今年は1月に空前の自己記録となるプラス収支で始まったと思いきや、2月は一転して奈落の底へ突き落とされ、それ以降は3月半ば頃までなかなか数字が上がらなかった。

しかしなんとか腐らずに仕事量だけは確保していたので、その甲斐あってか4月に入ってようやくツキ指数が上向いてきたのだ。

今月はあと数日残っているが、明日から用事で大阪へ行くことになり、2週間ほど地元を離れざるを得なくなった。なので今月の稼働は今日が最後であり、しばらく打てないので、できれば有終の美を飾りたい。


ところで、今週に入りゴールデンウィーク前の撒き餌が始まったのか、あちこちで新台入替があり、今日も12時開店の店がたくさんある。

ただ相変わらず以前のように並べば鉄板で使えるような突出した店はなく、どこも実際行ってみなければわからないといった印象。それでもどこかの店へは行かねばならないので、私の基準で仙台市郊外のD店を選んだ。

理由は「桜」。実はこの店の周りには多くの桜の木があり、私的には手頃なお花見の名所なのである。しかも昨日、仙台に満開宣言が出たこともあって、パチンコを抜きにしても是非見に来たかったのだ。


11時前にD店到着。整理券を貰った後、再整列までの30分ほどの間、しばし店の近くの隠れスポットでお花見を満喫。今日は新台ではなく京楽や海系などの旧台の開け返し狙いなのでゆっくり来たのだが、さすがに人気店の12時開店は人が多く、私の前には優に100人以上並んでいた。

だがピンポイントで狙う台があるわけではないので、台選びは焦る必要はない。問題は旧台のシマの釘が開いているかどうかである。


12時ちょっと前に入場。今日1番狙いの仕事人4を目指したが、その途中にある新台のルパン三世のシマを通りかかったら、予想通りすでに全台に台確保券が置いてあった。しかし思ったほどへソは開いておらず、あまり美味しそうには見えない。

そしてお目当ての仕事人4のシマへ辿り着いたが、ここはさすがに新台と違って人はまばらで、もし釘が開いていれば余裕で台選びができるのだが、カド台を見てその淡い期待は一瞬で消え去った。

先ほどの新台同様、ヘソがあまり開いておらず、通常営業より気持ち広い程度なのだ。これまで何度か打った経験から明らかに打てるレベルではないと判断。その後、他の京楽機種も見て回ったが、残念ながらダメだった。


ところが次に見た大海2は、これまで見た中では一番良さ気である。もしや他の海も? と思い、新海、プレ海、羽根デジ海もチェックしてみると、大海2同様に少しではあるが他のメーカーの機種より甘めの調整だった。

とは言っても、これまでD店の1番良かった時を特AとすればBに届くかどうかというショボいレベルだ。しかし海系の最後に見た沖海2だけは明らかに他の海よりへソが広く、久々にこの店におけるAランクの調整に思えた。

それにしても他の店が次々と沖海2を撤去するなか、なぜD店はこの機種を残したのだろうか。てっきり今日あたり姿を消していると思っていたのに、なくなってないどころかVIP扱いの調整なのだ。

ちょっと狐につままれたような感じである。でも何はともあれ打てそうには違いないので、台を吟味して打つ台を決め、念のため他のシマも全部チェックした。その結果、やはり沖海2を超える良い調整の機種はなかった。


12時に打ち出し開始。それにしてもこの店の海のヘソは等価にしては広い。実は昨日も換金率3円台前半の店で大海2を打っていたのだが、少なくともそのへソより1ミリくらい広いのだ。

ちなみに昨日の台は1000円あたり24回転だったが、不思議なことにD店の海は今日のような調整でも1000円20回転を超える台は少ないはずだ。

その大きな原因は、寄りと道釘のマイナス調整である。とにかくちょっと見はヘソが大きいのでインパクトがあってそそられるのだが、いざ打ってみると予想外に回らない。

さらにスルーが悪いので、確変・時短中は保留がときどき4個以下になってしまう。おかげでヒドい時は単発での時短終了後の出玉が1200個にも満たない場合もあった。

そのためいつも以上に左のスルー周辺はシビアに見て台を選んだが、実際打ってみると案の定あまり抜けは良くなく、多少の玉減りは覚悟せねばならないだろう。


さて、それ以上に重要なのは回転率だが、5000円打ち込んで131回転と申し分のない回りだった。もしこの調子が持続すれば、玉減りを考慮しても時給3000円は下らない今どきのお宝台である。

だが喜んだのも束の間、1万円打ち込んだ時点で232回転と失速してしまう。これでも余裕で打てるレベルではあるが、ちょっと不安になってきた。


しかし次の5000円で118回転と少し上昇して安心。たぶんこれがこの台の正体に近い数字だと思えたので、とりあえすドロップアウトはないと確信した。あとは期待値に近い数字で終わってくれたら言うことないのだが…。

13時5分過ぎ、頭上の表示器を見たら360という数字が表示されている。冒頭でも述べたが、今月は調子が良く、初回からストレートで1000回以上ハマった日もたった1日だけという精神衛生上楽な展開の日々を送ることができているのだ。

ちなみに昨日まで7日間連続で初回初当たりが確率の分母数以下であり、先月のドツボが嘘のような快進撃を続けている。

さすがに今日はその記録が途切れてしまい、ボロ負けしてしまうのかもしれないが、勝負に値する台を打った結果なら、長いスパンで見れば気にする必要はないのだ。


そう考えていた投資1万7000円、390回転目で予期せぬ光景が目に飛び込んできた。それは今日初めての魚群がなんと画面左から出現したのだ。直後にサムが現れてハイビスカスフラッシュが響き渡った。

しかも驚いたことに、この確変は時短中に4回も確変図柄を引き戻し、いきなり13連チャンまで伸びてくれたのである。久し振りに初回初当たりでハマったと思いきや、やはり今月は相変わらずヒキが強いようだ。


そして次の大当たりも分母以下の329回転、沖海チャンスからの連チャンで、16時半過ぎには持ち玉が2万発を超えた。

まあ予想通り出玉に少し不満はあったものの危惧するほどではなく、もうこの時点で爆勝モードだと確信。ところが、この慢心が勝利の女神の機嫌を損ねたようで、その後当たりはパタリと止まってしまった。


それから約4時間後の19時半過ぎ、1295回転でノーマル2段階から2連チャンし、その後126回転で単発を引いてひと息ついたが、ここからまたしてもハマってしまう。そして22時15分、最後の当たりから526回転当たらずで店じまいとなった。

タ方で差玉2万発もあり、一時はホームランコースだったのだが、終わってみればプラス1万円で期待値以下のショボ勝ちである。ただ、仕事量的には2万円以上あったので良しとしよう。


ところで何故この店に沖海2が残っていたのか途中でやっとわかった(詳細はわけがあって明かせないが)。私は明日からしばらく西日本へ旅立ってしまうので、次回この店へ来る時にはたぶんこの機種はなくなっているだろう。

スペックは甘くはなかったが、沖海2には2年半の間、本当にお世話になった。思うに一昨年から今まで、おそらくこの機種を一番打ち込んでいるはずだ。

その間、差玉7万発の大勝ちや数回の10万円オーバーの大敗と2000回転超えのハマリ、閉店時の確変取りこぼしなどいろいろあったが、打たせてもらったことに関しては大変感謝している。


これから私もしばしゴールデンウィークに入るが、とりあえず1年の1/3は無事終えたのでホッとした。そして帰り際、この後素晴らしいサプライズがあることを思い出し、昼前に行った桜並木へ再び行ってみた。

さすがにこの時間だと人はまばらだったが、月明かりとライトアップに映える桜の美しさにしばし感動し、しっかりと目に焼き付けてから帰路につくことにした。

とにかく明日から仙台をしばらく離れるので、来年までこの素晴らしい景色は見られない。「月明かりに ひらひらと舞う 散り際の 一期一会の桜かな」。



投資…17000円
回収…6773個
大当たり…23回



沖縄へ行くのは実に39年振りになる

これまでも何回か書いているが、今年最大の目標はパチンコではなく趣味のほうで、1に沖縄、2に沖縄、3、4がなくて5に沖縄。とにかく何を差し置いても沖縄へ、夢にまで見た憧れの虫(私の虫友達もまだ誰も手にしたことがない秋の鳴く虫の仲間)を採集しに行くことなのだ。

思い起こせば沖縄が日本に返還された翌年、台湾からの帰路に飛行機の乗り継ぎの都合で那覇に4時間ほど滞在した。その時、印象的だったのは、車がまだ右側通行だったことだった。今年39年振りの訪問となるが、今回は時間がとれるので、非常に楽しみにしている。