またリセットし直しだ!
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※パチンコ必勝本2009年8月号に掲載されたものを加筆・修正しています


パチンコを日常的に打つようになってから今年で11年目になるが、その間だいぶパチンコも様変わりしてきた。パチンコ台のグレードアップはもちろん、それに関連する機器や設備の充実など、ひと昔前に比べると隔世の感がある。

以前は打っているとよく左手が真っ黒になったり、静電気で嫌な思いをしたものだが、今はそんなことは滅多にない。ちょっとしたところではあるが、さすが物作りに関しては世界トップクラスの質の高さを誇る日本ならではのことである。


ただし一向に改善されない点も多々ある。お上は遊技機と言いながら、5万円以上遣っても当たらないことがある現在の台を合法的に認めているのだ。

とにかく今の台はハマリから始めるといっても過言ではなく、多くの人はそれを取り返すまでヤメられずどんどん深みにはまっていく。まあ痛い目をみるだけならいずれ打たなくなるのだが、時として短時間で投資額の何倍もの出玉が得られるという間違いが起こってしまうため、余計にヤメにくくなってしまう。

パチンコ店に来ている人の平均年収がどれくらいかは知らないが、平均的な会社員で月20~30万がいいとこだろう。それがたった一日で月収の半分くらいの金が動いてしまうなんて、どう考えたってまともな遊技ではない。

これまでに何度も言っているが、どうせ認めるなら競馬などのように「ギャンブル」と法律で決めてしまえば逆にすっきりしていいと思うのだが…。


それと店内の環境問題。パチンコ店は昔から比べると少しは社会的地位が向上してきたとは思うが、私は未だに俗世とは違う独特の治外法権的な空間だと思っている。

一つは音。これはしょっちゅう打っている私でさえも時々耳を塞ぎたくなってしまう。少なくともデジパチが登場する以前は、どの店でも店内放送がはっきりと聞こえていたものだが(ちなみに当時は有線放送で音楽を流している店が多く、好きな曲を有線放送会社に電話でリクエストして聴く楽しみもあった)、現在においては打ってる最中にアナウンスはほとんど聞き取ることができなくなった。


そしてそれ以上に問題なのが喫煙だ。私も以前はヘビースモーカーだったが、その時でさえ他人の煙は非常に気になった。最近は受動喫煙が社会問題になってきたので、公共性のある所はもちろん、飲食店などでも禁煙や分煙が当たり前になってきている。

それがパチンコ店だけはまるで別世界だ。隣の席に人がいようが断りもなく平気でタバコに火をつけてしまう。そしてそれに対して最初から注意する人もいないし、そういうことを言えるような雰囲気でもない(目の前に必ず灰皿があるし、煙を気にするなら来るなという雰囲気がある)。

しょっちゅう来ている人からすれば当たり前の光景ではあるが、これは世間一般の常識に照らし合わせると明らかにズレている。まあこんなことだからいつまで経っても世間からまともに見られないのだろう。


確かに、台から灰皿を取り払ったら売り上げは落ちるかもしれない。しかしその問題は別に喫煙所を設ければある程度クリアされるはずだし、これまでタバコの煙が嫌いで来なかった人が店を訪れるようになり、全体としてパチンコ人口が増えるかもしれない。逆に分煙が理由でパチンコをしなくなる人はほとんどいないとも思っている。

だいたい他人の健康を損ねてまで売り上げがどうのこうのと言うのは本末転倒で、極端な話、金儲けのためなら何をしてもいいという考え方なのではないだろうか。

私の予想では、将来全国のパチンコ台の前から灰皿が消えてしまうと思っているが、まだ当分はこのような状況が続くだろう。

保通協が「灰皿はまかりならん」と決めてしまえば問題はすぐに解決するのだが、やはりこの業界もお上と癒着があるのではないかと私は勘繰っている。現に保通協のお偉いさんは警察のOBで占められているらしい。


余談だが、5年ほど前、日本を初めて訪れた外国の友人をパチンコ店へ連れていったことがあるが、その際の彼のびっくり仰天した顔が今でも強く印象に残っている。

驚いたことが3つあったらしく、1つ目は狭い所で一列に並んで黙々と打っていた人たちの姿が事前に聞かされていた日本の住宅=鳥小屋というイメージと重なってショッキングだったということ。そして2つ目が耳をつんざくような騒音、3つ目が打ちながらの喫煙だった。

彼はシンガポール人で、もし自国ならこのような状況下での喫煙は店・客側ともに犯罪者扱いされるだろうし、考えられない現象だと言っていた。パチンコは日本だけのものらしいが(一時台湾でも流行ったらしいが今は廃れた)、後世のことを考えるなら最低限のモラルは守りたいものだ。


ところで一昨日、西日本への旅から約2週間ぶりに帰宅した。今回の旅は昨年の半分しか日程が取れなかったのでせわしなくなると思い、当地の友人たちへもほとんど知らせず、多くの日を1人で過ごした。

そういう意味では、今までで一番の1人旅と言えるかもしれない。またこれほどパチンコを打たなかったこともなく、旅の間は都合2日しかパチンコ店へ入らなかった。

おかげで多くの時間を趣味の自然観察や昆虫採集に費やせたわけだが、その甲斐あってか、今回の旅で一番の目的だった「キンヒバリ(※)」という虫の捕獲が予想に反して大成功を収め、虫友達にプレゼントできるほどの数を採集することができて意気揚々と引き上げてきたのだった。

※コオロギの仲間で体長7~8ミリ。名前の通り金色に輝く可隣な虫で、その鳴き声は人の耳に最も心地よく感じる周波数を発すると言われている。しかし南の地方に局所的にしか生息しておらず、しかもその動きは非常に敏捷で、定説では春先と晩秋以外での採集は非常に難しいと言われている。よって一部の熱心な鳴き虫マニアにしかその存在が知られておらず、未だにその生態は謎が多い


今朝はそのキンヒバリの大合唱を聞き、気分よく約2週間振りに地元のパチンコ店へと向かった。それにしても今月は仕事を始める前から超貧乏だ。

前回書いたが、先月の最終稼働日にボロ負けして20万円以上の出費を強いられてしまい、半年かかってやっと捻出した旅行費用の約30万円を10万円に減らしての旅立ちだったのだ。

いくら精神的に満足して帰ってきたとはいえ、身分不相応に金を遣ってしまったのでマイナス20万円からのスタートである。

しかし前述のように強がりでもヤケクソでもなく、本当に気分よく自宅を出発してきた。私もこの仕事を始めてからダラダラと10年以上も経ってしまったが、仕事量とまったくかみ合わない日々の収支の荒れについてはかなり慣れっこになってしまい、良い意味で金銭的マヒ状態なのである。


7時20分、宮城県中部の人気店C店到着。今日はイベントの日でもあり、最近のこの店のクオリティの高さゆえ、予想通り7時半の抽選には100人以上が参加していた。

たぶん今日のC店は全部で50台くらいのオススメ台が用意してあるはずで、先月と同じような感じならば確実に何台かは使えるはずだと踏んでいた。

ただ問題は抽選順位である。遅い番号だと今日の狙い目の大海SPやおぼっちゃまくんなどのオススメ台はまず取れず、打たずに撤退というケースが濃厚だ。問題の抽選は38番という微妙な数字だった。

これでも全体から見れば半分より前の番号なので、ツイている方だとは言える。しかし私のテリトリー内のパチンカーのレベルはかなり上がっているので、前述の2機種や3番目、4番目候補の優秀台もまず取れないだろうと思われた。


8時15分頃入場開始。一応作戦として優先順位4番目の牙狼から見て回ることにして中へ入った。やはり予想通り大海SPや京楽のシマのオススメ台には早々と台取り券が置いてあった。

そして牙狼のシマまでもう少しというところで、エヴァ最後のシ者のオススメ台に1台空きがあったのを確認した。

しかし先月半ばからこの機種のヘソのアケ幅がしょぼくなり、今日も同じ釘だとすれば使えないはずだ。ただし実際に台のそばへ行ってみないとヘソは確認できない。もしエヴァのシマへ入ってしまったら、すぐ後から来た人に間違いなく牙狼のオススメ台を取られてしまうだろう。

いずれにせよ二兎は追えないので、決断を迫られている。このような場合、私はスペックが少しでも優秀な方を選択する。なので当然のことながら迷わず牙狼へと向かった。


こんな時、私が知っている同業の約半分は牙狼や慶次といったマックスタイプの台にはよほどのお宝調整でもない限り徹底して手を出さない。まあそれはそれで一理あるが、私は昔からウルトラセブンのような超博打台でも気にせず平気で手を出していたので、何の不安も感じずに平常心で打っている。

私から言わせれば、スペックが激荒の台でも数多く打てば限りなく仕事量に数字が近づいてくれるし、今どきの機種だと例え分母300前半の台でも10万オーバーの負けが実際にあるのだ。


話を戻そう。さっそく牙狼のシマへ入ったが、オススメ台の空き台はまだ3台あり、どれも先月見たイベントよりも確実にヘソ幅が狭く、よくて1000円あたり20~21回が限度かなと思える調整だった。

一応ダメ元でその内の1台をキープし、その後エヴァのシマを見に行って愕然とした。なんとエヴァの方のオススメ台の方は一番良い時と同じくらいのヘソ幅だったのだ。

そしてその他にもしばらく来ていない間に使える機種がすっかり様変わりしていた。考えてみれば地元を半月ほど離れており、その間当然のことながら店回りもしていないので変化が分からないのもしょうがないことである。


とりあえずおさえた牙狼を打ってみたが、予想通り1000円あたり20回ちょっとしか回らず、その程度の台だと見切り、8時50分には早々とC店を後にした。

その後、明日からの糧を探しに最近の私にしては珍しく終日店回りをした。とにかく長期間休んでしまったので、また新たにリセットし直して今後の仕事に備えなければと心に誓いながら帰路についたのであった。



投資…3000円(牙狼)、4500円(他試し打ち計3機種)
回収…0個



動物を飼う際に心に留めて欲しいこと

6月に入り、我家で大事件があった。それは愛犬が腹を切開する手術を行なって、動物病院へ2週間入院してしまったのだ。原因はトウモロコシの芯が小腸に引っかかったことだったが、なんとか一命を取り留めてホッとした。

しかしその治療費がなんと27万円もかかってしまったのだ。とにかく動物を病院で治療した場合、4~5万円かかるのは当たり前で、下手をすると50万円オーバーなどということもあるそうだ。

急な出費を軽減するための犬猫用の保険もあるが、もしこれから動物を飼おうと考えている人はぜひ前述したことを心に留めておいていただきたい。ちなみに虫はそのような心配はない。