絶不調まっただ中
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※パチンコ必勝本DREAMS2007年11月号に掲載されたものを加筆・修正しています


私のテリトリー内の状況が昨年までとは大分変わってきた。多分全国的に同じような感じだとは思うが、羽根デジや確率の分母が300前後の機種が日増しに多くなってきたのだ。まあそれでもパチンコの特性上、一日単位で見ると期待収支と3~4倍も数字が違うことはザラにあるので、相変わらず日々の収支の荒れに翻弄されている。

ただ、去年3回あった一日10万オーバーの負けが今年はまだ一度もない。これはひとえに分母が500近い台がほとんどなくなり、必然的にそういう機種を打たなくなったからだと思っている。

それからまだ少数だが、店内の一部のシマを貸し玉1個1円や2円にした店も出現している。ちなみに先日見に行った店は、貸し玉1円で換金率は80銭だった。しかしパチンコは一般の人にとってはギャンブルに違いないので、ローリスク・ローリターンのこのやり方がベターかというと疑問符がつく。

今後パチンコ業界が本気で人気を取り戻したいと考えるなら、理不尽な規制を一切取り払い、例えばひと昔前の連チャン機、権利モノ、確変2回ループのCR機の復活など、もっと打ち手の気を引くことが重要であろう。


さて、今月も先月同様1日から真面目に稼働し、最初の3日間でプラス20万を軽く突破して楽なすべり出しだった。しかし喜んだのも束の間、それ以降失速し、お盆過ぎに夏休みを取る予定だったがそれどころではなく、休み返上で働かなければならなくなった。

本来なら今日から例年通り山形県の日本海側にリフレッシュのために出掛ける予定だった。さらに今年は秋以降に久し振りで西日本への長期旅行を計画しているため、結構な出費が予定されているのだ。それでも今月、マイナス収支にさえならなければ余裕を持って行けると踏んでいた。ところが前述のような状況になってしまったのである。

はっきり言って昨日までは仕事量に収支がまったくついて来ず、精神的にかなりイラついていたが、今回の旅行を諦めたことにより、やっと気持ちがスッキリした。まあ仕事量は充分確保しているし、これまでの経験からして真面目にやっていればいつか必ず揺り戻しがくるはずだと信じている。


この日は気分転換を兼ねて宮城県中部の某地区へ車でやってきた。店を回る順序は3軒まで決めているが、これといった強いアテはない。ただ今日はいつもより全体的にクギをアケる可能性が高いので、マメに探せばなんとか打てる台は見つかるだろうと踏んでいた。

まず、8時15分過ぎにA店へ。オープンは8時半だが、すでに入場抽選が終わっていて20人くらいが並んでいた。今日は数シマがイベントコーナーになっており、並んでいる人達の多くはそれぞれに狙いの台があるのだろう。すぐに入場が始まったので私も列の後ろに並んで店内に入った。

今日は予想通り、沖海、仕事人、エヴァ3の3機種がイベントコーナーになっており、全台のヘソ幅が通常より若干広い調整であった。予想外だったのは、羽根デジと他のCR機の数機種に札台が1~2台ずつ設置してあったことだ。

もし事前に知っていれば7時半の入場抽選に参加していたのだが、このことは会員メールには記載されていなかった。これは多分携帯電話やメールに縁がない年配の常連たちのためのサービスなのであろう。まあ店側からすれば私のような輩より、いつもお金を使ってくれる人達に還元した方が良いに決まっているので、そういう意味では健全な考え方だと思った。


余談だが、5年以上前までは期待収支20万くらいのパチスロ台を告知して並び順で取らせていた店が何軒かあった。当然のごとく集まった人の多くはプロ連中で、普段お金を使っている常連達にはほとんど恩恵はなかった。


話を戻そう。入店後すぐに札台の方へ行ってみたが、案の定早い番号の台取り券が置いてあり、空き台はなかった。ただ、お宝調整には見えず、喉から手が出るほど打ちたい感じではない。

その後イベントコースをひと通りチェックしたが、やはり全台ヘソをちょいアケ程度の一律調整で、いつも通り打ち切れる台を見つけるまで苦労しそうな予感がした。

ただ実際に打たなければクオリティは分からないので、とりあえずどれかに決めなければならない。スペックから言えば仕事人III、エヴァ3、沖海の順になるが、店の方もよく心得たもので、回転率の方はその逆の順で調整をしている。ならばまず光り方が嫌いな仕事人は論外で、時間効率を考えれば沖海を選ぶのが無難だろう。

しかしエヴァ3のシマを見ていたら、何台か気になる台を発見した。一応候補は4台あるので、とりあえず一台ずつ打ってみることにした。


8時半、打ち出し開始。この店も他店と同様ワープはマイナス調整だが、思ったより玉がステージに入り、それがことごとく真ん中に向かってくれるので感触は良い。

しかし最初の1000円こそ32回転回ったが、実際はそこまで優秀台ではなく、5000円で112回に落ちてしまった。この後また回転率は上がるかもしれないが、勝負ラインギリギリの台だとのちのち苦労するので違う台へ移動した。

だが次も最初の台と同様、初めはデジタルがよく回ったが、タチが悪いことに1万円を超えてから急激に失速し、1万2000円で266回と、私のデッドラインを切ってしまった。残りの候補台はまだ2台とも空いているが、シマ全体でまだ10人も人がついていないので焦ることはないと思い、ここで沖海を打ってみることにした。

クギを見て選ぶほどメリハリはないので、適当に空いてる台に座って打ち出したが、1000円あたり20回ちょっとしか回らず、またエヴァのシマへ戻り3台目の候補へ座ることにした。

この台も初めのうちはよく回ったが、やはり投資を重ねるごとに回転率は落ち、5000円を使い切った時点で113回転だった。この台のデッドラインは1000円あたり23回と決めていたので、またわずかながら下回ってしまった。それでもこの店では優秀台と思われるので、とりあえずもう少し打って様子を見ることにした。

すると、予想に反して今度はペースが上がっていき、1万円を打ち切って248回転まで回ってくれた。しかしこの時点で総投資は2万9500円になっており、「今日も5万以上使わされるのか」などと考えていたら、「エ~ストゥ」という言葉をアスカが発していた。じっと見守っていると「ツヴァ~イト」そして「ドリッ~ト」まで続いた。

この後「フィア~ト」まではいかなかったものの、今までは通常時にここまで続いてハズしたことはないため期待していた。直後に7と8の弐号機リーチへ。ここ数日、とにかく金を使いまくっているので今日はこの辺で当たって欲しい。ただパチンコは皮肉なモノで、当たって欲しいという思いが強いほどよくハズれるものである。

そして数十秒後…。初めて通常時のアスカ予告をハズしてしまった。私も人間がそれほどできていないので、長年打っていてもアツい演出をハズすといつも悔しく思ってしまう。ただありがたいことにこの台は優秀台に違いなく、今日一日打ち切れると確信したので、これが判明しただけで充分である。


とにかく当たる当たらないは自分の意思とはまったく関係ないので、打てる台を見つけた以上、決めた時間までやればいいのだ。そう自分に言い聞かせながら、まだ落胆のほとぼりが覚めない263回転目、何気なく画面を見ていたら中央に黒っぽいガマガエルのような物が鎮座していた。なんとプレミアの初号機格納庫演出だった。

この台での投資1万1000円、昨日から通算して2500回転以上回してやっと大当たりをゲット。今日も初当たりは遅かったが、昨日沖海で朝イチから現金投資で1700回以上ハマり、最後持ち玉をなくして6万2000円のマイナスになったことに比べれば楽な展開である。

この先まだ大分時間があるのでどうなるかわからないが、久し振りの大当たりは正直嬉しい。そしてこの確変は運良く5連チャンし、一転して楽な展開になった。


14時33分、先ほどの当たりから3時間以上経過し、遂に1000回転に達してしまった。まったくパチンコの展開は予想しがたい。現に昨日もやっとのことで獲得した9連チャンの持ち玉を全部持っていかれてしまった。二度あることは三度あるというが、最後の1箱の残り玉を上下の皿に流し込み、先ほど台枠の現金サンドから取り出したコインを再び投入した。

残り玉もあとわずかとなった1072回転目、警報が鳴ってまた大当たりとは関係ないがガセのミッションモード突入…かと思われた次の瞬間、「制御不能となったJAを制止しろ!!」という指令が出されていた。再投資を覚悟したところで、首の皮一枚つながったようだ。

この大当たりはなんとか4連チャンして窮地を脱することができた。その後初当たりは4回だけだったが、いずれも連チャンしてくれたので、大分持ち玉を増やすことが出来た。


22時、一箱約1800個の持ち玉が11箱になったので、いつもよりちょっと早いが、最後の大当たりから215回転でヤメることにした。一時はどうなるかと思ったが、終わってみればなんとかプラス3万以上の勝ちを得ることができた。初当たりが約523分の1とハマってしまったが、運よく確変を多く引いたのが勝因となり、まったく今時の機種らしい勝ち方となった。

やっと3日ぶりに勝利を得られたが、今月のノルマまでまだまだ道程は遠い。これを機に一気に確率が収束して欲しいと思いながら帰路についた。


投資…11000円(※その他の台19000円)
回収玉数…21486個
初当たり(時短含む)…6/3137
大当たり回数…34回