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「もうね。平たく言うなら『戦争』ですよ、戦争(苦笑)。そんな熾烈な台取り合戦を、一度『暴走族風の若者』と繰り広げたことがありまして…」

「マジですか!? …勇気ありますねぇ、ザリ蔵さん」

「やめなさい(笑)。まあ話を元に戻すとね、別に意図的に争ったワケではないんですよ。たまたま、その方も取ろうとした獣王の、チャンス札が刺さった台を、タッチの差で取ってしまっただけで…」

「なるほど。そういうことはよくありますもんね」

「そう。…でもね、そのお方のお怒りようといったらハンパじゃなかったんですよ。ギロリと睨みつけられながら、露骨に舌打ちされて…オジサン、その瞬間にお小水がサバンナチャンスするかと思いましたから」

「表現が分かりづらいんだよ!! 要はチビりそうになったってことね」

「イエス・サー」

「なるほどねぇ。…でも、そんなのが一生忘れられない経験なんですか? ビビりすぎでしょ。ホント、顔に似合わずチキンハートなんだから(苦笑)」

「いやいやいや、慌てるなよ、しゃっく。話にはまだ続きがあるんだから」