メリークリスマス!?
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『ピリリリリ、ピリリリリ!!』

―――惰眠を貪る俺の携帯電話が、けたたましい呼び出し音を立ててその静寂を破る。
重たい瞼を指でこすり上げ、無理やりこじ開けてみると、風景はすでに白み始めている。
どうやら今は早朝も早朝、この季節から察するに、朝の6時前後と思われますが…

嵐「う、う~ん…。誰だよ、こんな時間に?」

体を起こしてテーブルの上に置いてある電話を取ろうとするも…いかんせん体がおっくうで布団から抜け出ることできない。
…ま、いっか。どうせ出なかったら出なかったで、相手も寝ているんだろうと諦めてくれるだろうし…。

そう思いなおした俺は、再び布団を被って眠りに付こうとする。
…しかし今度は、けたたましい呼び出し音を上げて俺の家の電話が鳴り始める。
この時間に家電にまでかけてくるとは…さすがに俺の頭にも不安がよぎり始める。
なんせ俺の郷里の親父は来年2月で65歳。
しかも今年の春には喉の手術を受けたばかりで、いつ健康を害してもおかしくない状況にある…と言えなくもないのです。

嵐「まさかとは思うけど……とりあえず出てみるか」

生唾をゴクリと飲む。
心臓が高鳴る。
取りとめのない電話であってくれ…と心の底から祈る。
なんせこの状況は完全に異常事態。
この時間に編集部からFAXが届くこともあるけど、さすがに電話がかかってくることなんてまず間違いなくないですからね。

―――そしてついに、意を決して受話器を取ると…