立ち回り論から派生した嵐の勝負論…的なモノ
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担当編集・しゃっく(以下、し)「前回に引き続き、今回も読者様の質問に回答して頂きたいと思います」

「喜んで!」

「ただですね、嵐さんにはちょ~っと荷が重いかな…って」

「なんで?」

「真面目なやつなんでね。立ち回りに関する質問なんですよ」

「バカッ! 俺だって一時はパチスロで生計を立てていたオトコだよ? 本気出したら、それはもうすんごいことになっちゃうんだから」

「すんごいとは…具体的に言うと?」

「ズバーッと高設定をツモって、ビシーッと出して、ズガゴーンッ! と、勝っちゃうような感じですよ」

「擬音ばかりで全然イメージが湧かないですが(苦笑)。ちなみに、その生計を立てていたとやらの真偽の定かでない話はいつ頃のことでしたっけ?」

「え~と…19からハタチになるぐらいの頃だから…いまから15年前くらいかな?」

「あ~そっち系の。アレですね。よくいますよね、そうやって過去の栄光にすがって生きている人って」

「いやいやいやいや! いまだって"能ある鷹は爪をヤスリで削る"って感じで、本気を出したらマジで『ああああああああ、すごい♥』って感じになっちゃうから。いや、ホントに」

「それを言うなら"能ある鷹は爪を隠す"ね。あと、ヤスリで爪を削るのは鷹じゃなくて"鷹さん"ね」

「鷹さんに憧れて爪をヤスリで削ったら…削りすぎて深爪をしたことがあります」

「知らんがなっ! …って、いつもの感じでウダウダやっていても話が進まないので、そろそろ本題に移ってもよろしいでしょうか?」

「うむ。いつもしゃっくのせいで脱線ばかりしているからね。ホラ、早く」

「腹立つわ~。まあいいや。それでは、まずはご質問を紹介していきましょう」


最近はホールに客がめっきり少なくなっていますが、朝イチ、ガラガラのシマで投資をなるべく少なくし、ハナハナやジャグラーを打つとなるとどんな立ち回りをすれば効率がいいでしょうか? 何ゲームを目安に移動するか等、嵐さんの意見が聞きたいです。ちなみに、ガックン判別はできないものとします。ただし必ず高設定が複数存在するという前提で。
(PN:おにがしま)



「むうぅ…本気の真面目なやつでしたな(汗)」

「ね? 嵐さんには荷が重いでしょ? こういうのはやっぱり梅屋さんとかにお聞きしないと。別のにします? 下ネタとかでお茶を濁しておきますか?」

「まあまあ、待ちなさいっての。俺だってノーマルタイプで高設定狙いをしたことくらいあるし、あくまで"嵐基準"で良ければ、お答えできないこともないから」

「そんなこと言って大丈夫ですか? なんか不安だな~」

「でも、最初にコレだけは言っておかなきゃいけないのは、ノーマルタイプの高設定を朝イチから狙いに行く際には、必ず狙い台を絞って打つ必要があるってことです」

「おお、嵐さんが珍しく真面目な意見を!」

「俺だってタマには真面目なこと言うわい(苦笑)。ノーマルタイプはAT機やART機と違って、朝イチの高確移行…などのシステム上の特徴を突いた設定変更判別が出来ないので、ガックン判別が効かないとカニ歩きが有効な攻め筋にはならない。むしろ、無駄な投資を重ねるリスクばかりが大きくなるので、狙い台が絞れない・クセが見抜けない…といった状況下なら、あえて朝イチからの実戦は避けて、昼過ぎからデータを見て少しでも高設定の可能性が高そうな台を狙うのがベターだと思います」

「まぁそうですよね」

「もちろん、おにがしまさんもそのことは分かった上でご質問されたのでしょうし、俺だって必要に迫られたら、狙い台が絞れない状況で朝イチからノーマルタイプを打つこともなくはないですからね。今回はその時に押し引きの判断基準としているゲーム数を、これから述べさせて頂きます。要は、禁忌としているカニ歩きの判断基準を、あえて述べさせて頂く…ということですね」

「分かりました。嵐さんが言いたいのは、『一応判断基準は述べるけど、安易にマネせずにしっかりと狙い台を絞って打って欲しい』ということですね?」

「その通り! いくらノーマルタイプがAT機やART機よりも出玉挙動が穏やかだと言っても、無為無策で打ったら簡単に2~3万は逝かれちゃいますからね」

「そうですね。ノーマルタイプ=甘い…というワケではないですからね」

「では、本題に戻って嵐基準の判断材料をズバリ!」

●ジャグラー系もハナハナ系も、大体300Gくらい

「キリよく1万円…といいたいところだけど、金額で言うと8~9千円くらいで見切る感じになるかな(1000円で50枚の貸し出し)」

「結構回しますね~。もうちょっと早く見切る感じで動くのかと思っておりましたが」

「一応、ジャグ系もハナハナ系も、設定6のボーナス合算確率×2倍くらいのゲーム数は回してから判断したいからね。特にジャグ系はブドウの出現率もチェックしたいから、最低でもこのくらいのゲーム数は回したい。それでもサンプルとしては全然足りないんだけど(苦笑)」

「8~9千円かあ。僕には重いなあ、その基準は」

「もちろん、財布のフトコロ事情に応じてもっと早く見切ってもいいとは思うよ。300G回したところで、十分なサンプルである…とは決して言えないワケだし」

「僕は150Gくらいで見切りたいですね。一応、設定6のボーナス合算確率分くらいは回したところで」

「それもアリじゃない? ただ、大切なことは150Gにするにしろ300Gにするにしろ、自分で設定した見切りラインを基準に捨てた台が後から高設定だと分かっても、決して後悔だけはしちゃいけない…ということだね」

「いや、それは無理でしょう。僕は絶対に後悔しますね。ガチで」

「そりゃ俺だって本音を言えば、『やってもうた…』とめちゃくちゃ後悔しますよ? でも、だからと言って見切りラインを遅めに設定しても、高設定を捨てるリスクよりも低設定を打ち続けるリスクのほうが大きくなるのは間違いないからね。世の中のパチスロ機の大半が低設定なのは疑いようのない現実なんだし。だからカニ歩きには、『高設定を捨ててもしょうがない』というワリキリが絶対に必要になるんです。コレはノーマルタイプに限らず、AT・ART機のカニ歩きにも言えることだけどね」

「それはそうなんですが…」

「パチスロに限らず、勝負事には必ずリスクが存在する。そして勝負に臨む際には、必ずどのリスクを避けて、どのリスクを背負うか…の選択を迫られる。カニ歩きは、『低設定を打ち続けるリスクを避ける代わりに、高設定を捨てるリスクを背負う』行為なんだから、そこに対してはしっかりと覚悟を決めないと。逆に、高設定を絶対に捨てたくない! と思うのなら、低設定を打ち続けるリスクを背負って1台を粘るしかなくなる。結局はどちらかを選ぶしかないのですが…とにかく1番良くないのは『中途半端』。勝負に対するスタイルを決めたら、とことん歯を食い縛ってソレを貫く。コレが1番大切なことだとアタクシ嵐は思いますね」

「なんだか今回は、嵐さんのパチスロ論というよりも、"勝負論"を聞く回になってしまいましたね(苦笑)。でも褒めるのはしゃくですが、今回の嵐さんはなんだかちょっと格好よく見えます」

「まあさ、ぶっちゃけると俺もいざとなったら心が揺れまくりで、スタイルがフラフラしまくっちゃうのが一番の悩みなんだけどね。これはパチスロもそうだし、他の勝負事に関しても、だけど」

「前言撤回。アンタが1番中途半端なクセに、よくもいけしゃあしゃあと分かったようなコトを述べてくれましたね(呆)」

「大丈夫。人間は失敗を繰り返しながら成長していくものだから。どれだけ失敗をしても、それを糧に今日の自分よりも明日の自分が成長していればいいんだって(キメ顔)」

「ホント、口だけは達者…というか、ここぞという時に『いいこと風』なコトをビシッとキメて言う男ですよね」

「…まあ、そうは言ってもず~っと成長できていない自分がココにいるんですけどね。…むしろ、15年前のほうがパチスロは上手かったような気もするし(苦笑)」

「…。やっぱり梅屋さんに質問するべきでしたね」