第3話「状況、一変!」
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- あさってに向かって打て! (嵐)
第3話「状況、一変!」
入店から、さんざっぱら不審行動を繰り返してきた結果、ついに迎えてしまった店員さんとの邂逅。待っているのは詰問か、はたまた有無を言わさずの即時退店か…?
精悍な顔立ちで、制服をビシッと着こなしたその店員さんの姿は、明らかに責任者クラスの雰囲気を醸し出している。ええい、こうなりゃ、あとは野となれ山となれ、だ!
『悪いのは"しゃっく"という男なんです、僕はやらされてるだけなんですっ!』
声を掛けてきた店員さんに向き直ったアタクシは、そんな言い訳を念じつつ、追い詰められた時の究極の必殺技・ジャンピング土下座も辞さず…の構えで、足元にグッと力を込めた。
店員「この台を打つのは初めてですか?」
嵐「あっ、は、ハイ!」
店員「なかなか面白いでしょう?」
嵐「そ、そ、そうですね、凄くユニークだと思います」
店員「ありがとうございます。この台は、現在では全国でもウチと、もう1軒にしか設置がないんですよ」
嵐「そうみたいですね」
…アレ? なんだか、すごくいい雰囲気で会話が進んでるんですけど。店員さん、めっちゃ笑顔だし。
店員「たくさん楽しんでいってください!」
…
…
…
応援………っ!
まさかの店員さんからの応援………っ!
とどのつまりはお咎めナシっ! じゃあこれからは、もう周囲の視線に対してビクビクせずに、のびのびと長者を目指して良いと?
店員「それはそうと…」
嵐「はいっ!?」
店員「さっきから、何回も写メを撮られているみたいですけど…」
…やっぱり撮影はダメですよね? いくらなんでもご迷惑ですよね(汗)。
店員「ブログかなにかですか? よかったら、台と一緒にお撮りしましょうか?」
嵐「あ、いや、大丈夫です!」
…良い人! 本当に良い人!! いや~、店員さんが心の広い方で本当に良かった!
店員さんからの思わぬお墨付きを得て、心の枷が一気に取り払われたアタクシ・嵐。そしてそんな精神状態に呼応するように…ついに、その瞬間が舞い降りたっ!
まずは、くだんのクラシックジャグラー(第2話の最後で打った台。ノーボーナスで現在275G)で2K投資し、持ちコインを2枚ゲット。そのコインを持って、堂々と満腹箱へ。
すると1G目。

よ~し、よしよし!
2G目も…

まだまだっ!
そして3G目。レバーON時に、いままでに聞いたことがなかったセリフ系予告音「どっちかのう?」が発生!
きてるのかっ?

うおおおおおお! 見たことのない出目が止まってる!! おお、そんでパネルがフラッシュした! しかもBGMが鳴り続いてる!
―――BGMとパネルフラッシュが続いたまま2Gが経過
こ、これってもしかして…

きき、きたぁぁぁぁあああああああ!!」
ついに訪れた歓喜の瞬間! アドレナリン、ドーパミン、エンドルフィン…ありとあらゆる脳内物質が、頭蓋の内側を駆け巡るっ!
獲得枚数50枚強のボーナスが、こんなにも嬉しいなんて…これぞまさしく、満腹箱でしか味わえない達成感ですね!
――――そしてボーナス終了後。
【満腹箱で獲得したコインを持って台移動をする際には、店員さんに移動先を告げなければならない】
というこちらのお店のルールに則り、女性店員さんにミリゴ(前作)への移動を告げる。
女性店員「こ、こちらの台ですか?」
そりゃ驚く、というか、むしろ呆れるよね。この人、どんだけ夢見がちなの? むしろ図々しいにも程があるでしょ!? …と、アタクシなら間違いなく思うもの。
『でも違うんだぜ、ハニー。これは全て、しゃっくという野郎の差し金なんだ。俺だってそこまで世間知らずの坊やじゃない。』
…そんな内なるアタクシの心の呟きが届いたどうかは分かりませんが、兎にも角にも店員さんの了承を経て、ミリゴへと無事に台移動。
いよいよ、ここから長者への真の挑戦が始まる! …ま、あっさりとノマレて、またわらしべループでしょうけどね(苦笑)。
んが…………しかし!!!
打ち始めて、まだ椅子も温まっていない3G目。

嵐「!?」
このチャンスボタン演出が、長者へと繋がる金色の架け橋となるのかっ!?
「長者への道」は次回、いよいよ完結! そこにはまさかの結末が……!?
ではまた一週間後、お会いしましょう!
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