転生したらギャンブルのない世界だった(七海ありさ)
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皆様、こんにちは♪

宮城県の今年の夏は、なかなか過ごしやすいです!!

さてさて、今回のコラムは題名を見ていただいたら分かる通り、近年よくある『転生系』のお話です(笑)。

最近、胃腸炎になって家で安静にしながら、アニメを片っ端から見漁りました。で、ふと考えたのが『転生モノ』のストーリー。あまり文才はないので自信はないけど、よかったら私の頭の中のファンタジーをご覧ください!

…とその前に、私の今年の最大獲得枚数をドーーンとご披露しまーーーす♡


それでは、転生系ストーリーをどうぞ♪


目が覚めると、そこはあまりにも穏やかで、恐ろしいほどに健全な異世界だった。

前世の私は、パチスロをこよなく愛するしがないパチスロ演者。休日は朝からホールに並び、レバーONの一瞬に一喜一憂しながら、激アツ演出をハズして頭を抱える。

世間から見れば「無駄な時間と金を使っている」と思われるかもしれないが、あの重低音やメダルの重み、そして奇跡の一撃が訪れた瞬間の幸せこそが私にとっての『生きている実感』であり、明日を生きるエネルギー(推し活)だったのだ。


そんな私が命を落とし、女神さまに導かれて転生したこの世界。

期待に胸を膨らませて街へ繰り出した私を待っていたのは、『ギャンブル』という概念そのモノが存在しない、超絶ホワイトな社会だった!!

パチンコ店の派手なネオンも、競馬場の歓声も、宝くじ売り場すら存在しない…。人々は真面目に働き、計画的にお金を使い、リスクを避けて平和に暮らしている。

(…嘘でしょ? 私の脳内麻薬はどこで補充すればイイの!?)

最初は猛烈な禁断症状に襲われた。

スーパーの野菜売り場を見ると、「はっ!…スイカ…!?」と勝手に目が反応するし、アニメのイントロを聞けば「革命ラッシュ!?」と無駄に心拍数が跳ね上がる。

休日にふと時間が空いても行く場所がない。どうやって暇を潰したらイイのか…。


しかし、しばらく暮らしていくうちに驚くべき変化が訪れた。まず、口座残高が減らない!!

「ここで3万円負けても、次回10万円が返ってくれば、実質勝ちだ!」という、謎の魔法会計(ただの妄想)が存在しない世界だ。働いた分だけ素直にお金が手元に残る。

「あれ? パチスロに行かないだけで、世の中の可愛いお洋服も、美味しいごはんも、全部『実質タダ』に思えてくる…だと…?」

私はいつの間にか、金銭感覚が超健全な無敵モードに入っていた。


次に、太陽の光が眩しい。

朝から夕方まで薄暗いホールで液晶画面と数字を眺めていた時間が、まるまる浮いたのだ。

カフェでゆっくり紅茶を飲み、風を感じながら街を散歩する。「あぁ、地球(異世界だけど)って、こんなに明るくて広かったんだ!」と人間らしい丁寧な暮らしに感動すら覚えた。

パチスロがなくても、私は生きてイケる。むしろ、こっちのほうが絶対に幸せで、健康的でお財布にも優しいハズ。そう、頭では完璧に理解していたんだけど…。


ある日の夕暮れどき、街の広場で大きなサイコロを使って遊ぶ子どもたちを見かけたとき、胸の奥がキュッと締め付けられた。

「あーあ、1が出たら勝ちだったのに! 惜しかったな~!!」

笑顔で笑い合う子どもたち。そこに『賭け』はない。ただの平和なゲームだ。

…でも私は知っている。

「もしここに、なけなしのお小遣いと人生のほんの一片を賭けていたら?」

「ここ一番のレバーONで奇跡のフリーズを引いたときの、あの全身の毛穴が開くような興奮は?」

この世界には危険も絶望もない。でも同時に、あの『いつ、何どき、どうなるか分からない勝負だからこそ愛おしい、極上のドラマ』も存在しないのだ。

平和で満たされた日常の真んなかで、私はそっと溜息をつく。

左手に残る、あのレバーを叩く感覚を慈しむように、そっと拳を握りしめながら…。

「よし、パチスロがないなら、私がこの世界で最初に作ればいいんじゃない?」

危険で愛おしい刺激を求めて、元パチスロ演者の異世界開拓史がいま始まる――かもしれない。


ちゃんちゃん♪

ってことで、いかがでしたでしょうか? ライトノベルっぽく想像してみましたが、あくまでも私のファンタジーなので表現とかはお気になさらず♡

個人的には、少し厨二病を患っている節があるので、よくできた物語だとも思っていますが(笑)。

楽しんでいただけたら幸いです!!

また次回のコラムでお会いいたしましょう~!

『七海ありさ』でした♪