最終日も波瀾万丈な展開だった
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※パチンコ必勝本2010年2月号に掲載されたものを加筆・修正しています


11月下旬某日(晴)
先月号とDREAMS2月号にも書いたが、今月初旬から宮城県北部のE店へ通い詰め、悪戦苦闘の日々を送っている。とにかく最初の3日で34万円も負けてしまったのがなんとも痛かったのだが、その後もE店で打ち続けた。

その甲斐あって4日目からは勝ち続け、昨日まで4連勝している。しかしすべてMAXタイプを打っていたのにも関わらず、未だにホームランは一度もなく、相変わらすツキ指数は低調だ。


さて、昨日まで1週間通い詰めたこの店の出血大サービスのイベントも今日が最終日となってしまった。この店ができてからこれだけ集中して打ったのは初めてであり、それに見合った仕事量を確保させてもらったE店には感謝している。

これに結果がついてくれば申し分なかったが、それは自分ではどうしようもない。ちなみに昨日までのE店での成績は7日間終日打ってマイナス9万7000円。ただこの1週間の仕事量は、この先きっと報われると信じている。


7時50分、E店到着。驚いたことに駐車場には10台以上の車が停まっていた。昨日までなら朝イチで10人でも多い方だが、考えてみたらこの日は日曜日だということで納得した。そしてこの後も増え続け、8時過ぎの抽選開始時には行列が30人くらいに膨れ上がっていた。

実は今日、昨日の釘が残っていたらという条件付きだが、狙っている台があるので後ろの方の番号だとピンチだ。願わくば1桁の番号を引きたいものである。

最終日ということもあり、祈る気持ちで入場抽選に臨んだが、嬉しいことに引いたのは予想外の2番。1番はパチスロ専門の人なので、私が狙っている牙狼のサービス台は間違いなく取れるはずだ。


8時15分過ぎに入場。予定通り牙狼のシマへ向かい、いの一番で狙い台へ辿り着いた。思った通り昨日と同じようにサービス台の札が付いており、ここまでは順調である。

ところが直後にヘソを見て愕然としてしまった。なんと昨日より1ミリほど幅が狭いのだ。それでも1000円あたり20回転くらいはあると思うのでボーダーは超えるが、当然の如くパスして他のMAXタイプのシマへ向かった。


ところがどういうわけか、イベント最終日にも関わらずMAXタイプのどの機種もサービス台のへソの開け幅がしょぼいのだ。

唯一初日2957回転のワースト記録を樹立した月影だけは1000円あたり23~24回転くらい回りそうだったが、スペックが激辛なので手を出すわけにはいかない。

これまでの7日間、ずっとこの店でMAXタイプを打ってきてなかなか結果が出ず、せめて最終日の今日こそはホームランで…と目論んでいたのだが、その思いは断ち切られてしまった。


ここで気持ちを切り替え、仕方なく他のシマへと移動したが、この時点でもうすでに20人くらいは店内へ入っており、札で表示してある他の機種のサービス台にほとんど空きはなかった。

せっかくイベント最終日だと思い期待してやってきたのに、ここにきて打たずに撤退せざるを得ないのは残念である。


と、その時、たまたま通りかかった地中海のサービス台が空き台になったのを見つけた。そして驚いたことに、なぜかこの台だけ他のサービス台よりもへソが広かったのである。

当然の如く台をキープしたが、この時点ではおそらくデキが悪いのでヘソを大きくしたのだと思っていた。とりあえず1000円あたり22回転を切らなければ我慢して打とうと決め、ダメ元ではあるが、8日目にしてこの店では初めてMAXタイプ以外の台を試してみることになった。


最初の1000円は24回転で、ステージ上の玉が高確率で真ん中の穴へ入ってくれる。まだ決めつけるのは早計だが、もしこのままこの回転率が持続してくれたらめっけものだ。

そう考えながら次の1000円分の玉を打ち込み終わる直前の保留玉消化を待っていると、「ピュー♪」という音がした。

ビックリして画面を見上げると、ノーマルでかかっていた真ん中縦ラインのエビが当たっているではないか!

それにしても本当にパチンコの当たりハズレは極端である。この店で初日3000回近くハマって20時頃やっと初当たりしたのに、今日はたった10分で持ち玉になった。

この確変は3連チャンして楽なスタートを切ったが、問題はこの後の回転率である。当たりよりもなるべく早くこの台のクオリティを把握したいものだ。


10時41分、最初の当たりこそ早かったが、その後当たりはなく、612回転で持ち玉を切らしてしまう。しかし私にとって一番重要な回転率は思いのほか好調で、1回分の出玉で平均168回転、1000円あたり約25回転強回ってくれた。

実はこの台、通っていた7日間で3回へソが開いていて、最大の時は今日よりひと回り幅が広かった。この日のデキの良さから想像すると、ひょっとしてその時は1000円あたり30回転くらい回っていたのではないか。

そうであれば、その時打っていた牙狼より期待値ではずっとこっちの方が上だ。もし最初に月影でボロ負けしていなければ間違いなくこの台を選んでいたはすだが、MAXタイプでのリベンジしか頭になかったせいで冷静さを失い、結果的に仕事量でもだいぶ損をしてしまったことを悔やんだ。

ただそれでも、その時よりへソが狭いとはいえ、今打っている台の期待値は優に3万円を超えており、状況が厳しい現在においてはお宝台には違いないので、黙々と現金投資を続けた。

12時前、頭上の回転数は3日ぶりに1000回転ゾーンに突入。しかし再投資額はまだ1万6000円で、相変わらず回転率は1000円あたり25回転以上をキープ。あとは大当たりの女神に任せておけばいいのだ。


13時16分、再投資2万9500円、1333回転で最後の当たりから3回目の魚群が発生し、固睡を飲んで見守っていたが、ハズれてしまった。ひょっとしてまた今日も2000回転オーバーの大ハマリを喰らうのでは…という思いが脳裏を駆け巡ったが、次の回転でまたしても魚群が画面を横切った。

今まで海シリーズは随分打っているが、通常時でのこのパターンは極めて珍しい。おそらく頻度的にはサムを見るよりもずっと希少なはすだ。しかし当たっているかどうかは別である。

内心今度こそ当たってくれ…と懇願しながら3と4のマリンちゃんリーチをじっと見つめていたが、またしてもカメもサメも通り過ぎハズれてしまった…と思った瞬間、「ピュッ」とサメが画面真ん中に戻った。

久し振りでの大当たりに思わずため息をついてしまったが、嬉しいことにその後マリンちゃんの声とともに当たり図柄が走り出し、見事確変へ格上げ。これでとりあえずひと安心、たったワンセットではあったが、気分的には非常に楽である。


その後154回転で単発、195回転で4連チャンをゲットし、やっと波に乗れたかと思ったのも束の間、17時前にまたしても確率分母の倍以上ハマってしまい、一時は1万発ほどあった持ち玉が半分以下になってしまった。

この調子だとホームランどころか、またボロ負けの可能性が出てくる。まったくパチンコは思惑通りにはいかないものだ。


それから約25分後の17時20分、834回転目にかかったシロッコリーチを見ていたら、なんとサムが画面中央を走っているではないか。もちろん確変確定の当たりなので喜んだが、もっと嬉しかったのはこれが9連チャンもしたことだ。

まだまだ勝ちは確定しないが、少なくともこれで打ち込み終了まで現金投資の心配はないだろう。


そして19時ちょうど、そろそろトイレへ行こうかなと思ったら239回転目でミラージュチャンスへ突入した。当たったのは嬉しいが、ここでやっかいな問題に直面する。

うっかりしていたが、この手の機種は昨日まで打っていた牙狼と違い、確変中に絶対休んではいけないのだ。もしヘソの保留玉に食い込んで2R確変で当たろうものなら、換金率が高いこの店においては5000円以上損をしてしまう。しかしこんな時に限って連チャンが止まらず、ますます尿意が酷くなってきた。


それから約1時間半後の20時35分、14連チャン目の大当たりに入った直後、ちよっと恥ずかしかったが店員を呼び「おしっこ漏れそうだから、ちょっとだけ打ってて」と言って、やっとのことでトイレへ行くことができた。

これでもう何連チャンしようが不安はなくなったが、得てしてこういう場合、だいたいここで当たりがストップするのが常である。

ところがその後も連チャンがなかなか終わらない。結局この確変は2R確変2回、引き戻し3回を含み、海シリーズにおいては自己記録の28連チャンを達成。22時40分過ぎ、やっと時短を消化して即ヤメした。


タ方まではボロ負けの可能性もあったのに、終わってみれば差玉約49000発。今回の遠征で初のホームランになった。

そしてもっと嬉しかったのはこの店において最終日の今日、トータルの収支がやっとプラスになったことだった。それでも仕事量には程遠いが、一時は34万円も負けていたことを考えれば御の字だろう。

それにしても8日で唯一のホームランが7日間打ったMAXタイプではなく、最終日の海だったとはまったくパチンコは予想し難いものである。



投資…31500円
回収…55770個
初当たり…7/2912
大当たり…45回



現行の電チュー保留システムは改善すべきだ

最近多くの機種に搭載されている電チュー保留は、打つ方からすると大問題がある。それは一度当たってしまったら時短終了まで席を離れられなくなってしまい、スルーの釘が閉まろうものなら玉が減るのはもちろんのこと、確実に確変突入率が低くなって明らかに客の方が割を食ってしまうことだ。

最近パンクがほとんどなくなって、お上もまともになってきたなと思っていたのに、これではまた昔に逆戻りだ。なので今後は時短が終わるまでヘソに玉が入らないとか、保留消化をストップさせるなどの対策をメーカー側にとらせるべきである。