絶好調モード継続中
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※パチンコ必勝本2009年1月号に掲載されたものを加筆・修正しています


先日、久し振りに学生時代の部活仲間の集まりに出席した。卒業からだいぶ時間が経っていたが皆すぐに当時の雰囲気を取り戻し、思い出話に花が咲いて楽しいひと時を過ごすことができた。ただ残念ながら、近況報告で今回も本業を言うことが憚られた。

別に悪いことをやっているわけではないが、ほとんど世の中の役に立たず、頑張れば頑張るほど妬みや恨みを買ってしまい、社会的地位もまったくない仕事なので、未だに人様には堂々と言えず時々もどかしい思いをしている。ここまで生活費を調達させてもらったことに関しては全面的に感謝しているが、金を稼げるということ以外は不健康で退廃極まりないものだと思っている(もちろん、趣味の範囲であれば否定するものではない)。

私の前職はサービス業だったが、お客さんのために一生懸命働いて感謝され、少なくとも片手で数えるくらいは嬉し泣きの経験もあるし、世の中の役に立っているというやりがいも感じられた。ちなみに、これまでパチプロをやっていて嬉し泣きの経験は一度もない。


ではなぜパチプロをやっているのか? と疑問を感じる方もおられると思うのでまた説明させてもらうが、15年ほど前ひょんなことからパチンコにのめり込み(当時はパチンコの知識がほとんどなかった)、瞬く間に借金地獄に陥り、その結果破産寸前まで追い込まれてしまった。

しかし負けず嫌いの私はパチンコで負けた金は絶対パチンコで取り返すと心に決め、その後の努力の甲斐あってアマチュアながら何とか勝ち組に転ずることができた(当時は今と違って会社員でも上手に立ち回ればアフター5でも勝てる台があった)。そしてたまたまその時、勤めている会社の方針に嫌気がさしていたこともあって、思い切ってこの世界に飛び込んでしまったのだ。

まあ私もパチンコ以外でいくらか職能は身につけているので、今からでも働き口がないわけではないが、今後パチプロを続けられなくなったら、その時は起業しようと思っている。だから今後、普通の会社員に戻ることはないだろう。



11月中旬某日(晴)
今日も晴天だが、この時期は天気が良くても放射冷却のおかげで朝は寒い。しかし昨日、久し振りにオフロードバイクで山形方面の山岳地帯を走り回り、帰宅後は心地良い眠りにつけたので今朝は爽快な目覚めだった。

いつも通り、24時間暖房している虫部屋で餌をやり、朝食を済ませてから6時半過ぎに家を出た。今日行くのは現在私のテリトリーでは2番目に遠いA市のC店である。


余談だが、5年以上前までは高速道路を使って100キロくらい離れた岩手、山形、福島などの店まで朝イチから時々遠征していた。当時は経費をかけて行っても十分ペイできる場合が結構あったのだ。ちなみに今年は4月の西日本遠征を除き、片道1時間以上かけて通勤したことは一度しかない。

それにしても今日は実に良い眺めである。高速道路からくっきり見える奥羽山脈の山々が真っ白く雪化粧し、朝日を浴びて美しく輝いている。


7時50分、C店到着。メールによれば昨日に引き続きメインイベント継続のはずだが、入場抽選に集まったのはこの店にしては少ない50名程であった。しかも半分ほどはパチスロ狙いと思しき若者たちで、たぶん昨日パチンコの方は良くなかったのだろう。

たまたまスロ・パチ両刀使いの地元の同業S君が来ていたので話を聞くと、昨日はパチス口の方は意外に良かったが、パチンコはかなり厳しかったようである。少なくとも半年以上前までは抽選で早い番号さえ引けばほぼ鉄板で打てる台をゲットできたのだが…。最近の様子からすると、この店はそろそろ潮時なのかもしれない。


抽選の結果、私は18番目だった。早い番号は嬉しいが、打てる台がなければそれも無意味である。

8時20分、昨日までの状況からするとあまり期待できないなと思いながら店内へ。昨日もサービス台はたくさんあったらしいが、今日もそれと分かるシートカバーや札があちこちにあり、抽選に並んだ全員がそれらの台に座ってもまだ余るほどの数だった。まあこれだけ数が多ければ甘い調整などあるわけないのは当然か。

そんな思いの中、初めにエヴァのシマのクギを見て仰天! 全台が約半年前のお祭り騒ぎ状態だった時以来のヘソ幅だったのだ。しかし驚きつつも近づいてよく見ると、やはり落とし穴が…。風車上とワープ入口のクギがマイナス調整されており、特にワープ入口はこの店において過去に見たこともないほどの厳しいものであった。

即座に打てないと判断して他のシマを見て回った結果、まだ一度も打ったことがなかったが、割と調整がましに見えた七人の侍を打つことに決めた。最近SANKYO系列の台はエヴァとパトラッシュ以外打っていないが、実は私は昔から熱烈なSANKYOファンなのだ。


思い起こせば今から30年ほど前、庶民のパチンコ離れがピークに達した頃、追い打ちをかけるようにインベーダーゲームという化け物ゲーム機が出現し、社会現象になるほど大流行した。当然のごとく、それまでパチンコを打っていた人の多くもそちらへ流れてしまった。しかし翌年、もはや風前の灯と化したパチンコに画期的な台が登場し、また流れが変わったのだ。それはパチンコはアナログという常識を覆し、初のデジタル3つ揃いの大当たりシステムを搭載したSANKYOのフィーバー機である。

パチンコの歴史を遡ると大きな転機がいくつかあるが、私はフィーバー機が正村ゲージや羽根モノ以上に業界へ貢献した大発明だと思っている。実際、現在活躍している大半の台は、デジタル3つ揃いで大当たりという基本的な流れを引き継いでいるし、アタッカーの形など昔のフィーバー機からさほど変わっていない。


私はそれまでパチンコにまったく興味がなかったが、この台を初めて打った時にビギナーズラックで大勝ちし、それからというもの、それに味をしめて暇さえあれば打っていた。ただこの時はパチンコの知識がほとんどなかったので、今考えると驚異的なヒキで勝っていたのだ。そして今でも鮮明に記憶しているのは、大当たり中の大興奮と常にパンクと隣り合わせというドキドキ感だった。

当たれば当時のお金で一撃1万5000円くらいの凄い出玉が得られたが、現在のデジパチのアタッカーとは違い、ラウンドごとに必ず1個以上Vゾーンに入らないとパンクしてしまう構造だったので、大当たりが終了するまで気が気でなかった。幸い私は一度もパンクしたことはなかったが、他の人がパンクするのを何度も見た。大金を使ったあげく、1Rでパンクしたり、機械トラブルでパンクしようものなら誰でも熱くなるのは当然で、パンクした客と店員が揉めている光景は決して珍しくはなかった。

そういう事情もあって、この機種があるシマはかなりピリピリした鉄火場のような状況だったのを憶えている。しかしこの時はのめり込むことはなく、約半年ほどでパチンコ店からすっかり足が遠のいてしまった。


しかし冒頭に書いたように、今から15年前どっぷりとパチンコにつかってしまい、苦労の末にやっとパチンコでの勝ち組になったわけだが、その門出を祝ってくれたのが、奇遇にもやはりSANKY0のアクダマンSPという3回権利モノだった。

この機種のことはいつかまた取り上げたいと思うが、この他にもSANKYOに対してはたくさんの思い入れがあり、とにかくこのメーカーの台を抜きにして私のパチンコ歴は語れないのである(ビスティの台を打っていても、感覚的には私にとってSANKYOそのものにしか感じられない)。


そろそろ本題に戻ろう。これから打つことに決めた七人の侍は他店でも時々見ていたが、今日のように若干でもヘソをアケた調整はまだ見たことがなかった。元々SANKYOやビスティの台は、バネの秀逸さもさることながらゲージが優秀なので、ヘソ以外のクギが無調整なら十分試す価値があると認識している。台に座って対峙してみると、最近よく打っている某機種とどことなく雰囲気が似ていることに気付く。

しばらく打っていると画面の上方で刀の役モノが出現し白く光った。一瞬驚いたが、次の瞬間思わず笑ってしまった。台に備えつけてある説明書を見ると、それには「神剣フラッシュ」と書いてあり、2度笑ってしまった。

他の業種なら大問題となりそうだが、パチンコ業界において今までこの手のことでのトラブルを聞いたことがない。メーカー間でお互いパクッても良いという暗黙の了解があるのか、それとも業界全体が鷹揚なのかは分からないが、優れた演出を取り入れることに関してはパチンコファンにとってありがたいことには違いない。

しかしSANKYOおよびビスティファンの私は、あえて「セブン機のパイオニアとしてのプライドはどうしたんだ!」と声を大にして言いたい。たぶんこのような思いは、初代フィーバー機を世に送り出した人たちがもっと強く感じているのではなかろうか。今後はより精進して、フィーバー機以上に社会現象になるような台を開発してほしいものである。


結局この日も絶好調モードが継続していたようで、たった5000円、122回転目で単発を引き、その後一度も持ち玉を切らさず当たりまくり、差玉4万5000発オーバーの大勝利。それにしても今月は怖いほど勝っている。11月に入って終日打ち切ったのは今日でちょうど11日目だが、負けはたったの1回だけで、収支は仕事量の3倍近くのプラスになっている。

思えば今年は元旦から気合いを入れて打ち込んだものの、1月はハイパー海で2度も10万オーバーの大敗を喫し、その後、春になってやっと2ヶ月ほどノルマをクリアできたが、夏にまた失速。年間ワースト記録を意識し始めたが、ここにきて凄い勢いで確率が収束に向かい出したのだ。

年の瀬まで残りあとわずかだが、パチンコは何が起こるか分からないので、たとえ年間ワースト記録を更新したとしても悔いがないよう頑張りたい。できることなら、今の絶好調モードがずっと続いてほしいものである。


投資…5000円
回収(出玉補償込み)…46435個
初当たり(時短含む)…15回(3223回転)
大当たり…43回



確変中の2R確変はなくしてほしい

先日仕事人を打っていて、ヤメようと思ったら最後の保留玉で単発が当たった。そして時短を消化し、理想的な終わり方ができたな…と思ったのも束の間、保留玉の105回転目で確変を引いた。少し嫌な予感がしたが、やはりそれから当たりまくり、10連チャン(2R確変は除く)で確変を取りこぼした。

この手の機種を打っていればたまにこういうことも起こるだろうが、腹が立ったのは最後に2R確変3連発で終わったことだ。通常時なら多くの人は嬉しいと思うので必要かもしれないが、確変中のそれは時間の無駄以外の何物でもない。今後登場する機種ではこんな物は是非なくしてほしいものである。