お気に入りの店で久しぶりに終日打てた
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お気に入りの店で久しぶりに終日打てた
※パチンコ必勝本2008年12月号に掲載されたものを加筆・修正しています
最近パチンコ店でちょっとした異変が起きている。どこへ行っても北斗の拳が大盛況で、平日でも朝イチから満席、そして休日ともなれば、人気店では開店前の入場抽選に並ばないと台を取れない状況が続いているのだ。確率が確率なだけにこのような現象が起こるのは尋常ではない。
ひと昔前、射幸心を煽るとの理由で大当たり確率1/400前後の確変2回ループ式のCR機や保留玉連チャン機が撤去されてしまったが、今の北斗の方がずっと波が荒いのは明らかだ。当たらなければ一時間で1万2000~3000円も使ってしまい、一般庶民の感覚からすれば明らかに「遊技」の範疇を超えている。
いまだにパチンコを遊技などとうそぶいている行政側は、この辺ではっきりと「ギャンブル」と認めてしまった方が良いと思う。そうすれば理不尽で面倒な規制がだいぶ緩和され、打ち手も納得するのではなかろうか。
これには多くの異論もあるだろうが、自己責任で合法的に金をどう使おうが他からとやかく言われる筋合いはない。仮に大負けしたとしても、大勝ちの可能性もあるからギャンブルをしたのであって、他人に迷惑さえかけなければ良いと思うのだが…。
ただし、重要なことを一つ言っておきたい。当たり前かもしれないが、決して金を借りてまでパチンコをやるべきではない。もしそれを一度でもやってしまうと歯止めが効かなくなり、本人はもちろんのこと、他人にも迷惑がかかってしまう。
本当は書きたくないのだが、私は会社員時代に「パチンコは自分の小遣いの範囲内で打つ」という決め事を破り、当時の消費者金融に手を出してしまった。すると半年もしないうちに瞬く間に借金が100万に達し、にっちもさっちもいかなくなったのだ。
そして悪いことに藁をも掴む気持ちですがりついた某ボッタクリ攻略情報会社にひっかかり、破産寸前まで追い込まれてしまう(この時は本気で某社への自爆テロを考えていた)。幸いにも何とか窮地を脱して今の自分があるのだが…まあこれ以上書くと個人的意見の域を超えてしまうのでこれくらいにしておこう。
話は元に戻るが、人気絶好調の北斗の拳は、冷静に考えれば高い博打性ゆえ、遊技台として認可されること自体がおかしいと思うのだが、最近この手の機種は続々登場している。確かにドル箱をたくさん積んでいる人を見ると自分も…と思いがちだが、爆裂とハマリは常に表裏一体であり、店側では決して公表しないが、10万円以上出る台がある反面、10万円以上回収している台も必ずあるということを肝に命じてほしい。
良識ある読者にとっては余計なお世話だったかもしれないが、大負けしている会社員風の人を見ると、私も普通の勤め人だった頃を思い出し、時々切ない気持ちになってしまうのだ。
10月下旬某日(快晴)
6時過ぎに起き、寝室からベランダへ出てみると、雲一つない秋晴れだった。天気予報によれば今日は終日晴天で、最高気温もこの時期にしては暖かく20度以上あるらしい。こんな日は絶好のキノコ狩り日和であり、実は今日キノコ同好会の友人から一緒に山へ行かないかと誘われていた。
本当は是非とも一緒に行きたいのだが、一身上の都合で今月はまだ5日しか稼働しておらず、しかも先月からの好調モードもここにきて終焉を迎えたようで、未だマイナス収支。少なくとも残り1週間ほどは一生懸命働かなければいけない状況なのだ。そこで、いつも通りペットの虫達にエサをやり、6時45分に後ろ髪を引かれながらC店へと車を走らせた。
この店は最近かなり渋くなり、それに比例して同業の数もだいぶ減ってきた。私も先月は3回連続でドロップアウトしているのだが、なぜそのホールへ向かっているのか?
それは本命の店が12時開店なのと、久し振りにこの店の食堂で○○○(残念ながら店名がバレるのでメニューは明かせない)を食べたくなったからなのだ。私は「グルメ」とまでは言わないが、食べ物に関してはかなり貪欲な方なのである(ちなみに3年ほど前までは朝イチで良い台が見つからないと頻繁に隣県の山形までそばを食べに行っていた)。この店の食堂の○○○は今まで行ったパチンコ店の中では一番美味しく、わざわざ食べに行きたいと思うほど魅力的な味なのである。
7時15分過ぎC店到着。7時半に入場抽選が始まり、70名くらいの中で私は36番。○○○を食べられれば十分だったので、もっと後ろの番号でも良かったのだが…。
8時15分に入場が始まり、ゆっくりと台数が多い海系の方へ向かった。この店で最後に海を打ち切ったのは約3ヶ月前。その時はヘソが大きく開いており、台自身のデキも良く、一日の仕事量4万オーバーの優秀台にありつけた。しかしそれ以来、なかなかクギを開けてはくれず、今回もすかされたら当分朝イチの訪問先リストから外そうと考えていた。そんなことを考えながら沖海のシマへ入ったら、カド台のへソがこの店においては破格の開け幅であることに気づいた。
一応海系は全部イベントコースなのだが、念のためよく見ると、他の海も大体同じようにカド台のクギが意図的に開けられているではないか。ならばこの店においてまだ打っていない大海SPをと思い急いで行ってみたが、すでに台取り券が置かれていた。ただ反対側のカド台はまだ空き台かも…。
少し迷ったが、近くまで行かないと分からないので、リスクを避けて沖海のカド台へ戻ることにした。幸い特別に目立った表示もなく、まだシマ全体でも私を含めて4人しか入っていない。やはり多くの人は新台や北斗、大海SPの方へ行ったらしく、4台のカド台をじっくり品定めして選ぶことができた。
選んだ台は約3ヶ月前に同店で打った時と比べて若干へソ幅が狭まった感はあるが、この店においては滅多にないお宝調整で、見た感じは十分打つに値する。あとは実際打ってみないと何とも言えないが、できることなら広くて居心地が良く、○○○が美味しいこの店で打ち切りたいと強く願った。
最初の1000円で22回転と出だしはイマイチ。ただ、今年この店で10回以上も海系を打った経験からすると、よほどのクセ悪台でない限り下ムラの可能性が高い。案の定、3000円を打ち込んだ時点で78回転まで跳ね上がった。今日この台のデッドラインは1000円で23.5回転と決めているので、この調子が続けばたとえ途中で持ち玉を切らしても迷わず現金投資ができる。
ところが次の1000円でわずか14回転、5000円を打ち込み終えて114回転とデッドラインを下回ってしまったのだ。普通ならここでドロップアウトだが、今までこの店で打った海の実績を信じてもう少し粘ってみることにした。それにもう開店から30分近く経っており、海以外のカド台もすべて埋まっていて、撤退するかこの台を打ち続けるかの選択しかできない。今考えるとここが大きな勝負の分かれ目だった。
さて、その直後の6000円目、半ば諦めかけて打っていたが、ここで劇的に状況が変わった。今までとはまるで別の台であるかのように回り出し、いきなり146回転まで跳ね上がったのだ。その後も相変わらずいつもより回りムラが大きかったが、1万円で252回転、2万円で508回転とデットラインを安定して上回り、終日勝負するに値する優秀台であると確信できた。
それにしても今月に入り、先月とは打って変わって投資が多い。その一番の原因は朝イチからの大ハマリだ。ちなみに前々回のエバ使徒再び、前回の沖海ともに他の店で打ったのだが、朝イチから現金で3倍ハマり、特に前回の沖海では初回の初当りだけで8万5000円も使ってしまった(この時は運良く3万発オーバーの回収で何とかプラスにこぎ着けたが…)。二度あることは三度あると思っているので、下手するとまた今日も初回から大枚をはたいてしまうのか…と嫌な予感がした。
そんなことを考えていた投資2万5500円、624回転で本日初の魚群が画面を横切り、4と5のマリンちゃんリーチになった。固唾を飲んで見守っていると、4であっけなく大当たり。これでどうにか3日連続初回3倍ハマリがなくなりホッとした。
しかし11時7分、前回同様に初回大当たりの持ち玉を切らしてしまった。だが回転数を見ると315回転、先ほどよりもだいぶ回ってきた。当たらないのはどうしようもないが、これなら何の不安もなく現金投資ができる。
11時37分、追加投資6500円の486回転目で告知音が鳴り、2R確変ではあるがまた当たりを引いた。この確変は15Rが3回で、今度こそ持ち玉になると思いきや、この出玉も608回転でなくなってしまう…。しかしここでいくら悩もうがどうなるものでもないので、いつも通り困った時の瞑想モードへと突入した。
14時15分、半分眠りながらほとんど無心で打っていたら、再々投資8000円の819回転目に「キュイーンキュイーン♪」という大きな音で我に返る。見上げると右ラインで「2」が当たっており、直後再変動で3へ昇格した。この大当たりは2連で終わったが、その後は初当たりが早く、しかも確変図柄を引きまくって、終わってみれば15R大当たりを30回も引き、今月2回目の確率勝ちを収めることができた。
今日の勝利は紙一重(ヤメるか続行かの判断)だった。それにしても久し振りにこの店の食堂で食べた○○○は相変わらず絶品だったので、できることなら近いうちにまたこの店で打ちたいものである。
投資…40000円
回収(出玉補償込み)…32244個
初当たり(時短含む)…12回(4611回転)
大当たり…32回
我慢もほどほどに…
最近、私の身内が長期間腹痛と微熱に悩まされていたのだが、病院で検査したところ虫垂炎が悪化して大変な状態になっていた。そして即日入院、緊急手術となったのだが、何とか命を取りとめることができた。
その後やっと病状が回復し、ひと月ほどで退院できたのだが請求書を見てビックリ。私の一ヶ月分の収入ぐらいの金額になっていたのだ。これが私だったらと思うとゾッとした。収入が断たれた上に多大な出費を強いられ、しかも仕事もできないのだ。
何をするにも健康な体あってのことなので、読者の皆さんも他人事とは思わず、体調に異変を感じたら、あまり我慢はせずに病院へ早めに行くことをオススメしたい。
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