やっと苦労が報われたか
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やっと苦労が報われたか
※パチンコ必勝本2008年10月号に掲載されたものを加筆・修正しています
名古屋より西の友人達に聞くと、8月は連日うだるような暑さでエアコンをつけない日はなかったらしい。しかし私の地元仙台は、まるで梅雨が戻ったような感じで晴天が少なく、30度以上になった日はたったの3日。ただ私はほどんど毎日パチンコ店におり、外の天気はまったく関係ない日々を送っていた。今月ももう残りわずかとなったが、海水浴へ行くことも一度もなく、ストイックで寂しい夏となってしまった。
8月下旬某日(曇)
6時、連日の寝不足にも関わらず、携帯にセットしてあるロックの音楽で飛び起きた。本当は昨日まで5日連続で13時間以上打ち込んだので休もうと思っていたのだが、昨夜D店において、今日不定期の月一イベントが開催されるとの店内告知を見たので、もう1日頑張ってみようと思ったのだ。8月もあと1週間しかないのに、目標の半分どころかまだ4分の1ほどしか収支があがっていない。
今月は例年楽しみにしている夏のバ力ンスを取りやめてまで必死で稼働しているのに、これでボロ負けで終わったらシャレにならない。というわけで今日も6時半過ぎに気合いを入れて家から約30キロ先の店へ車で向かった。
すると、さすが人気イベントとあって、早朝にも関わらず100人近い人達が列をなした。これだけの人がいても特別な日なので全体的に割数が高いし、初めから打つ台が見つからないことはないはずだ。
入場抽選の結果は68番。8時15分過ぎに入場が始まり、一番新しい機種の大夏祭りは最初に埋まって取れないと思い、大海SPやアバンギャルドの方へ移動。最初にアバンギャルドのシマへ入ったが、まだ先客は3人しかおらず余裕で台を見ることができたのだが、ヘソのクギを見てがっかりしてしまった。先日見た時よりほんの少しだけヘソ幅が広い程度だったのだ。全台そのような調整なので、この店の換金率からすればかなり甘い割数と言えるが、しかし私が目標とする仕事量をクリアできるレベルではない。
そこですぐに大海SPへ向かったが、同じような感じだったのでパスし、今度は冬ソナ2へと狙いを変えた。この機種は入って間もない頃は寄りが無調整だったので、ヘソがちょっと開いた時には結構良い台を打たせてもらったが、その後全台風車から上のクギをマイナス調整にされ、ここ最近は終日打ち切れる台に巡り合っていない。
だが、今日はよく見ると、いつもより大分へソ幅が広いと感じられた。寄りクギは相変わらず良いとは言えないが、他の機種よりはインパクトがあったので、自分なりに選んだ1台に台取り券を置いた。この台、過去2回ほど打っているのだが、最初の時は寄りが良かったので1000円あたり25回転以上回ってくれた優秀台だった。しかし2度目の時は寄りクギがマイナス調整されていたので1000円あたり21回ほどに下がってしまい、途中で放棄してしまった。ただ今日は前回と違ってへソがかなり右上がりになっており、ちょっと期待が持てそうだ。
8時30分、今日のデッドラインを1000円あたり22回転と決めて打ち出し開始。最初の1000円で28回転、ヘソが右上がりの恩恵なのか回りムラなのか、まだ定かではないが感触は良好だ。その後徐々に回転率は下がり、5000円を打ち切った時点で122回転になってしまったが、1万円で265回転と盛り返し、予想外の優秀台だということが判明した。
ただしなかなか当たらない。実は一昨日、昨日と大勝ちしており、やっと調子が上向きになって確率が収束してきたものと思っていたので、今日こそは今月初の3連勝をと目論んでいたのだ。しかしその後も回転率は安定して25回転以上をキープしてくれるものの、現金投資が続き、12時になってもまだ当たりが来ない。そしてデータ表示器が遂に1000を表示してしまった。
それにしてもまったく今月はツキがない。ここまでに連勝は3度あったが、その次の日は決まってボロ負けしており、そのうち2度は9万という大敗だった。2度あることは3度ある…まさしく今日はそんな感じになってきている。半月程前、仕事人桜バージョンで初っ端1900回転オーバーのハマリを喰らったが、その時も2連勝の次の日だった。下手すると久々に2000回以上ハマってしまうのではないかという思いがよぎる。
ところがここで嬉しいことが起こった。12時16分、投資4万500円、1027回転でかかっていたノーマルリーチがズバッと当たったのだ。残念ながら確変ではなかったが、とりあえずやっと持ち玉になってホッとした。
しかし問題はこれからである。大ハマリ後は次回の大当たりが早いなどと考えている人が結構多いようだが、もちろんすぐに当たることもあるが、反対に連続1000回オーバーのハマリも珍しくはない。
そのようなことを考えながら時短を消化していると、擬似4連からミニョン群が出現し、通常大当たりをゲットした。その15回転後、黒アルバムからこの日3回目のメガポラリスが発動。図柄は7だったので当たらないだろうと思っていたところ、初雪SPで大当たり。これにはびっくりで、明らかにこの前の仕事人桜とは違ってきた。この初当たりは時短引き戻しを含めて8連チャンし、つい先ほどまでとはまるで違う楽な展開になった。
投資額がかさんでしまったので現時点ではプラスではないが、これまでの回転率と残り時間を考えれば勝ったも同然。ただパチンコは何が起こるか分からない。今後はいつも通り余計なことは考えず、終了時間までひたすらデジタルを回すことだけに専念すれば良いのだ。
しかし次の初当たりがなかなか来ず、またも確率の分母数を超え、いつも通り瞑想モード(ハマっている時は、大体半分眠ったような感じで打つ)で打っていたら突然キュイキュイキュイーンという音がした。しかしハンドルは光っていない。隣か…と思ったが、両隣の人はこちらを見ている。もしやと思い画面を見たら黒アルバムが登場していたので、やはり私の台らしい。しかも図柄は"タ"で確変だ。この確変は3連チャンで終わったが、その後158回転で単発、そして169回転で当たった確変が8連チャンとなった(2R確変を除く)。
その時短終了後の102回転目ミニョンモードに突入後、ボタンを押すとメガポラリスが激しく光り、いきなりポラリスボーナスで確変大当たり。この確変も4連チャンし、実質15R大当たり12連チャンで持ち玉が約3万発に膨れ上がった。これで一気に大幅プラスへと形勢逆転である。
時間を見ると20時49分。ここでヤメれば私の目標日当の2日分を確保できるのだが、D店の閉店時間は23時30分。私のマニュアルに従うならあと1時間半は打ち込まなくてはいけない。昨日までの連続稼働による睡眠不足の疲れがひどかったのでヤメたかったが、気を取り直して打ち続けた。
22時33分、最後の大当たりから570回転目でメガポラリスを八ズし、キリが良いので残りの上皿の玉を抜いてヤメることにした。ところが最後の保留玉で八プニングが起こった。なんと今日2回目のP-サイレンが鳴ったのだ。今度は両隣に人がおらす先ほどより静かだったので、はっきりと自分の台のそれと分かった。
残念ながら確変ではなかったが、これで何とか3日続けて目標日当が確保でき、明日は久しぶりに休める。そんな事を考えて時短を消化していたら、89回転目、あろうことか通常時で今日一度も出現しなかったP-フラッシュが発生したのだ。当たったのは嬉しいが問題は残り時間である。時計を見れば22時42分。すんなりと2~3連チャンで終わってくれれば良いのだが、皮肉なものでこんな時に限って連チャンが続いてしてしまうものなのだ。
実は昨日もこの店でエヴァ3を打ち、閉店1時間半前に引いた確変が13連チャンして取りきれなかった。幸い1回分の出玉補償があったので少し救われたが、これまでの経験からするとこんなことが2日続けて起こっても不思議ではないのがパチンコ。そして残念ながら(?)それがいよいよ現実味を帯びてきた。以降13回転、4回転、26回転、2回転、72回転と確変を引き続け、23時26分にやっと単発が当たった。時短が残ったが、何とか確変を終わらせることができた。
23時30分の閉店と同時に大当たりを消化し、店員が来るのを待っていたら…またもハプニングである。なんと2個目の保留玉でメガポラリスが発動し、P-フラッシュが発生したのだ。この時私のそばを店員が通りかかり「これを打ち終わったら保証しますので、手を離してお待ちください」と声をかけてきた。厳密に言えばもうすでに閉店時間を過ぎていて無効のはずだが、その店員はにっこりと笑って立ち去って行った(もちろん補償もアリ)。
確変残しは補償があったとしても大損だが、店員の親切さに感謝しながらこれを打ち切った。ところがこの大当たり終了後3個目の保留玉でまたしても確変大当たりしてしまったのだ。いくらなんでもこれを打つわけにはいかないと思ったが、また先ほどの店員が来たので、「また保留玉で当たったんだけど打ってもいい?」と聞いたら「いいですよ」と予想外の答えが返ってきた。もしこれが先月までよく通っていたE店なら最後の2回の当たりはなかったし、もちろん補償などあるわけがない。それを考えると今日D店で打ったのは大正解だった。
確変を取りこぼして終わるといつも不機嫌になるのだが、今日は気分良く終わることができた。それにしても実に久しぶりの3連勝であり、夏のバカンスの時期も去って時すでに遅しなのだが、やっとこれまでの苦労が報われてきたのだろうか。これを機に爆裂モードに変わって欲しいものである。
投資…40500円
回収…41838個
初当たり(時短含)…13回(2949回転)
大当たり…39回
玉を流す際には立ち会うことが原則
8月のある日、通い慣れているホールで閉店間際に店員を呼んで玉を流すようお願いしてトイレへ行った。ゆっくりと戻ってくるとちょうど私の出玉を流し終えるところだったが、数字を見て愕然とした。私の計算と6000個近い開きがあったのだ。
信頼している店なので不正など考えられず、何かの間違いだと確信して詳細な調査を依頼した。その結果、私と同じ飾り玉だった人と箱を取り違えて流したことが判明した。
出玉はお金そのものであり、それを景品にすることは極めて重要なことだ。今回のようなことはそうあることではないが、読者の方々も他人事と思わずに十分に注意して頂きたい。
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