遠出して打ったのは天敵の京楽台
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遠出して打ったのは天敵の京楽台
※パチンコ必勝本DREAMS2008年4月号に掲載されたものを加筆・修正しています
昨年の暮れ知人の占い師から、今年の私の運勢は最悪で、何をやってもダメなので行動は控えめに、特に新しいことにチャレンジするのは見送ってじっとしていなさいと言われた。元々私は占いごときに自分の人生を左右されてたまるかと思っているので、その手の情報や忠告などは受け流してきた。
しかし年が明けてから仕事の絶不調に加え身体の方もトラブル続きで、1月中旬に重症の風邪がやっと治ったと思ったら足を捻挫し、それもようやく良くなってきたので今度こそ仕事に集中できると思いきや、とどめは強烈な歯痛に襲われた。私はこれまで虫歯の痛みなどほとんど経験したことがなかったが、今回は睡眠不足と仕事上のストレスから身体の抵抗力が落ち、夜も眠れないくらいの痛さが1週間近く続いたのだ。
それもタイミングが悪いことに、おいしい仕事ができると期待していた時期と重なったため踏んだり蹴ったりの状態が続いている。まだ生死に関わるような重大な災いだけは起こっていないが、今のところ知人の予言は当たっており、後々「言った通りでしょ」などと言われたくないので、一日も早くドツボを脱出したいものである。
1月某日(晴)
今日は末尾が奇数の日で、私のテリトリー内では比較的クオリティーの高いイベントが目白押しである。パチンコ店においては3や7などが末尾にくる日はいつも以上にイベントに力を入れるようで、普段忌み嫌われる9の付く日でさえ、大々的なイベントを行なう店が増えてきている。
まあ最近はパチンコ店の経営が以前より相当厳しくなってきているせいか、ほとんどの店で毎日何らかのイベントを行なっており、会員登録をしている店からは毎日メールが届いているが、そのほとんどがガセである。特に今日のような日は多くの店の中から真贋を見抜かなければいけないので、日頃から各店の状況を把握しておかなくてはならない。それでも実際行ってみるまでは仕事になるかどうかわからない厳しい現状である。
7時ちょっと前、宮城県中部のC店へ向かった。久し振りにETCカードを車載器に挿入し、宮城インターから東北縦貫自動車道に入り北へ向かう。高速道の出口までは早かったが、その後事故の渋滞につかまってしまい、C店へ着いたのは8時20分頃になってしまった。
この店は9時開店だが、入場抽選は行なわず並んだ順に整理券を配っている。本当は8時頃に着いてエヴァの札台を狙いたかったのだが、すでに10人以上も私の前に並んでいるので多分無理であろう。先ほどの渋滞さえなければと思うが、済んでしまったことは仕方ないので気持ちを切り替え、もし打てる台がなかったら久し振りにこの地域の店回りをすることに決めた。
それにしてもこの寒い時期、店前に並ぶのはたとえ10分でも苦痛だし腹が立つ。昔のように日当3万以上の台が確実に取れるのなら1時間くらい並んでも仕方ないが、本当に客の立場になって考えるなら、店側は早く並ぶ必要がないよう入場の順番は抽選にするべきであろう。
8時45分過ぎに入場が始まったが、私の前の人たちは予想通りエヴァのシマへ向かっている。私もダメ元でエヴァのシマへ向かったが、運良く1台だけエヴァの札台が空いていた。すかさず台取り券を置いてクギを見たが、思わずため息をついてしまった。確かにヘソは他の台よりわずかながら開いているが幅は11ミリあるかないかのショボいものだった。おまけにワープも明らかなマイナス調整で、これは試し打ちにも値しないと判断し、すぐに台取り券を持って移動した。
しかしどのシマの札台もエヴァとさほど変わり映えせず、もし間違いがあった場合のことを考え、とりあえずスペックが優秀な仕事人の札台へ台取り券を置き直した。その後よく見たらハイパー海の札台に可能性を感じたが、後から続々と人が入って来ていたためここからの移動は諦めざるを得なかった。
9時ちょっと前、店内を一回りしてから仕事人の台へ戻り改めて点検すると、ヘソ幅がショボいという第一印象だった。これまで仕事人IIIはあまり打っていないが、私の考えとしてはヘソ幅が12ミリ未満の場合、他がよほどのプラス調整でない限りほとんど使えないと思っている。今日キープした台はよく見るとヘソ幅が12ミリあるかないかなので、はっきり言って普段通っている店なら試し打ちも敬遠するレベルだった。
しかしよく見ると台のクオリティーは別にして、明らかに細部のクギ調整が前回と変わっている。恐らくクギを叩いた人がいつもとは別人なのだろう。以前は見かけよりも回転率が良かったが、果たして今回はどうなのか? そんな興味もあったので、期待せずにとりあえず打ってみることにした。
それにしても、せっかく高速道路を使って遠くまで来たのに今日は店回りだけで終わりそうだ。しかしただ帰るのももったいないので、午後からは久し振りにバードウォッチング(近くに白鳥等冬鳥の飛来地で有名な伊豆沼が有る)を楽しんで帰ろうと考えながら打ち始めたのだが、予定外のことが起こった。
ビックリするくらいデジタルが回るのだ。最初の1000円で33回、次の1000円でも31回まわった。私的に仕事人は回りムラのスゴさでは最近の機種においてベスト3に入っているので明らかに上ムラだと感じたが、これでは試し打ちで済ますわけにはいかなくなった。
玉の流れを見ていると、ワープが若干マイナスにも関わらずそこそこ通過し、その多くが右方向から2段目にあるステージの穴に向かい、ことごとく吸い込まれていく。問題は今後どこまで回転率が落ちるかだが、これまでの経験からデキが良い優秀台だと確信した。
そして3000円目からはさすがに回転数が失速したが、それでも5000円を使い切った時点で124回転だったので、今日私が算出したデッドライン1000円あたり22回転を余裕でクリアしている。どうやらバードウォッチングはお預けになりそうである。
10時過ぎ、投資1万8000円、426回転目で時間の浪費としか思えない悪人リーチになった。保留玉もフル点灯だったので何気なく見ていたら、珍しく池から鯉が3匹も飛び跳ねている。
これはインパクトが強い割に当たらない必殺リーチに発展するだろうと予想していると、やはり画面の真ん中が白く割れて勇次が登場。この演出はつい先ほどもあって、その時は主水でハズしていたので、これも当然ハズれるものと思っていた。ところが次の瞬間、ピーンという音と共に勇次が画面中央で睨んでおり、当たってしまったのだ。
今日も初当たりは確率の分母を超えてしまったが、最近ではだいぶ早い方である。残念なことに当たり図柄の六からの格上げはなかったが、これだけデジタルを回しても1000円あたり23.5回を切っていないので、この後迷いが生じる心配はないだろう。
11時26分、1回分の出玉と元々上皿に残っていた約1600個がなくなったが、頭上の回転数表示機は288回転と表示されていた。持ち玉になって回転数が落ちると予想していたのに、逆に1000円で29回転以上回っている。当たりが取れないのは不本意だが、何の憂いもなく投資再開をしたその10分後、再投資2000円、338回転でこの日初めて刺客モードになり、擬似連が3回続いた。
私自身ではこのモードの擬似連3回は、天敵の京楽にしては珍しく高確率で大当たりをゲットしており、私的なお気に入りで強気で見ていられる演出だ。ただしこれは鉄板ではない。しかも仕事人も秀なので大分不安になったが、なんとか悪人にトドメを刺してくれた。今度も当たり図柄は六だったが昇格チャンスで五へ戻り、仕事人においては先週打って以来、約1週間ぶりの確変大当たりを引いた。
この確変は1セットで終わったが、時短が終了して約20分後の12時17分、197回転目で「キュイキュイキュイキュイーン」と大きな音と共にハンドルが光った。遂に私の台にも至福の演出P-フラッシュが訪れた。他人にはこれ見よがしに目立ちまくるが、打っている本人にとってはパチンコ冥利に尽きるものであり、これが仕事人の根強い人気の一因になっているのは確かである。
しかしこの確変も3連までしか伸びず、その後またハマって確率の分母を超えてしまった。そして14時半過ぎ、約2000個入った最後のドル箱をそろそろ上にあげようかと思った608回転目、またP-フラッシュが発生。どうやら今日は、相手が鬼門の京楽の台にも関わらずツキに見放されなかったようで、今度の確変は2R確変2回を除き6連チャンになった。
その後は初当たりが早く、19時過ぎに一度だけ601回転という中ハマリがあったが、初当たりが確率の分母数を超えたのはそれだけで、後半は最近にしては珍しく楽な展開だった。
そして22時30分、ヤメようと思った321回転目、またP-フラッシュがきた。とその時、予期せぬ閉店案内のアナウンスが流れた。私はてっきりいつものテリトリー内と同じ23時30分閉店と思い込んで打っていたので、せっかく引いた確変で取りこぼしの可能性が出てきたことに一瞬焦ってしまった。
しかしこの大当たり終了後の保留1個目でなんなく単発を引き、時短も無事(?)消化して22時49分、閉店アナウンスが流れる前に打ち終えた。
それにしても今日はツイていた。他にも仕事人の札台はあったが、多分私の打った台は一番の優秀台で、そのクォリティーは今日この店において特筆モノだったに違いない。
投資…20000円
回収…37002個
初当たり…12回(3202回転)
大当たり…41回
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