大手5社が依存対策へ共同声明
パチンコ依存対策 5社勉強会

2019/1/30

パチンコ依存対策 5社勉強会

@東京・荒川区 ダイナム本部

合田観光商事(ひまわり)、ダイナム、ニラク、マルハン、夢コーポレーション(夢屋)と、かねてから交流があるホール企業大手5社が都内に集まり、パチンコ・パチスロ依存対策に関する合同セッションを開催した。

会場には各ホールから女性を中心にしたスタッフ合計55名が参加し、ファンと接する立場から依存対策へのワークショップ(ケーススタディ、グループワーク)が行なわれた。

依存対策として何ができるのかをディスカッション

まず始めにリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)の西村直之代表理事による「依存について考える」という講演が行なわれ、依存症とはどのようなものなのか、パチンコ・パチスロの役割、さらに現場のスタッフによる対応などの実例が紹介。


これを受けて、各グループで実際に何ができるのか、どうするべきなのかといった議論が交わされ、その成果が発表された。

大手グループ5社による依存予防・防止の取り組みに関する共同声明を発表

また先述した5社のトップからは、「合田観光商事、ダイナム、ニラク、マルハン、夢コーポレーションは、パチンコ依存に対し、遊技を提供する立場として、真に依存対策となる『予防』のためのアプローチに注力し、安心して楽しめるパチンコを提供いたします。そして、本日の取り組みの動画を一般公開し、全国のパチンコホールがパチンコ依存対策に取り組むよう働きかけていきます」(原文ママ)との共同声明を発表。


続けて「パチンコを提供するホール法人の責務として『予防』を中心としたパチンコ依存対策を行ない店舗で働く全従業員が行動する。この活動は5社に留まることなく、全国のホール法人が依存対策に取り組めるよう、先頭に立って啓蒙・牽引する。そのスタートとして、本日の勉強会の動画を動画サイト(YouTube)にて一般公開し、誰もが学習し、行動できるようにする」といった依存対策への具体的な取り組みも紹介された。

「5社だけではなく輪を広げていきたい」(ダイナム藤本取締役)

トップへの質疑応答では、「対策によって売上げは減っても、長く楽しんでいただけるお客様を増やしていきたい」(マルハン韓裕代表取締役)、「今回集まった5社だけではなく、輪を広げていきたい」(ダイナム藤本達司代表取締役)といった意見が話された。


さらに「業界全体として、結果が残る取り組みを行なっていきたい」(合田観光商事合田康広常務取締役)、「お客様が安心して楽しめることを共通認識に、対策を一緒に行なっていく」(藤本氏)、「お客様、地域を我々が守るような行動をしていきたい」(ニラク谷口久徳代表取締役)、「依存対策を大きな流れとしてしっかり向き合い、価値ある産業、娯楽を作っていきたい」(韓氏)、「経営者として不幸な人を1人も出さないよう臨みたい」(夢コーポレーション加藤英則代表取締役)と、依存対策への決意が各トップから語られた。

5社による合同セッションは、今後も継続して行なわれていく予定。我々ファンとしても、自分や身近にいる人は依存しているかどうか、改めて考えるきっかけなるだろう。