『夜を越えて』
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飄「………ハードボイルドは面白いなぁ」

………そうだな。で、どうだった?

飄「………何が?」

何って、久しぶりのキスの味だよ。

飄「お前、本当にそういうこと言うのヤメろって! 色んな人が読んでるんだぞ!」

クックックック、良いじゃねぇかよ。してたじゃねぇか、キス。そうだろ?

飄「えぇ、まあ…酔っ払って倒れこむように帰ってきたところを、強引にムチューっとね。焼酎とイカの味がしたよ」

あのまま最後までヤッちまえば良かったじゃねぇかよ。

飄「いやいや、それはダメでしょう。僕ぁ、紳士ですからね。酔っ払ってる人とはそういうことをしない派なんです」

いやいや、紳士はまず強引に女の家に入ったり、強引にキスしたりしねぇから。で、どうなんだよ?あの女とお前、付き合うのか?

飄「……どうなんでしょうね? とりあえず、朝の態度を見る限りでは到底付き合えるとは思えないけど」

確かに。『何でアンタここにいるの?』っていうのが丸出しだったもんな、あの女。最終的には追い出されてるし、お前。

飄「女はわからんね。さっき送ったメールもシカトされてるし…あ~、こんなことならパンツの1枚でも盗んでくれば良かったよ」

まあでも、ちょっとは進展があったっつーことで今回は良しとしておこうぜ。おっぱいも超揉めたワケだし。

飄「だ・か・ら、そういうことをここで言っちゃらめぇ!」

今日の飄の一言
「やわらかかった」