忍従するのみ
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「たしかに。同じ地域に属するホールでも、粛々と規制に従っているホールもあれば、結構『攻め』てるホールもあるのが現実だよね」

「それってどうなんでしょう? 頑張ってくれるホールがあるのは嬉しい反面、ちょっとズルくね? と思ってしまうのは僕だけですかね?」

「いや、俺もそう感じる部分はあるよ。…ただ、その点に関しては、一概にこう! と言うのはとても難しい問題だよね」

「と、言うと?」

「与えられた規制のなかで、ギリギリのラインを探っていこう…というのは、企業として当然の経営努力だと思うし、それすらもやるな、挑戦するな…というのは、さすがに酷だと思う。ただ、現段階であまりにもいきすぎた行動を取って、虎の尾を踏んでしまった場合、本来であれば時間の経過とともに、この辺りは妥協ラインになりそうだ…と考えうるギリギリのラインに対して、『ダメ!』というレッテルが貼られて、結果的により締め付けが厳しくなる危険性も孕んでいる…と、俺自身は思うんだよね」

「分かりやすく例えると?」