今後の立ち回り
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「でも、俺はこの状況はもちろんピンチではあると思うんだけど、同時にチャンスをはらんでいるとも思ってる」

「と、言うと?」

「この状況に最も懸念を抱いているのは、他ならぬホールさんに違いないからね。イベントというテコ入れ手段がおいそれとできなくなった分、ひとたび客を飛ばしてしまったら、取り返しのつかない事態になる可能性が高い。だからこそ、この事態を憂慮して、今後のことを真剣に考えているホールさんなら…この時期は絶対に高設定を使ってくると思うんですよ」

「なるほど。たしかにいま、お客に悪いイメージを持たれたら…その信頼を回復するのは容易なことではないですもんね」

「うん。『あ、この店はイベントをやらなくなった途端に設定が入らなくなったな…もう来る価値はないか』って思われて、離れていったお客さんを呼び戻す有効な手段が、現状ではほとんどないワケだからね」

「逆に『この店は、イベントをやらなくなったけど、変わらず高設定は使ってるみたいだね』となった時の印象は、いままで以上に大きなモノになりますよね」