狼少年
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―――時計の針はすでに17時を回りかけているものの…未だにしゃっくが顔を見せる気配はありません。

すでにマジシャンの実戦を終え、大好きな餓狼SPで時間を潰してはいるものの…さすがにコレはちょっと遅すぎじゃないでしょうか?

し「遅くなってしまってすいません。いや~、ジュラシックパークの連チャンが止まらなくて…」

嵐「ほーう、なるほど…ね。で、面白かった?ジュラシックパークは」

し「え、あ、いや、はい。そ、それよりどうでした、マジシャンは?なんか一台凄い出てる台がありましたけど…あれはやっぱり高設定ですか?」

嵐「多分そうだと思うよ。一応俺が打ってた時も高設定っぽいカンジだったし」

し「ええ!?あの台、嵐さんが打ってたんですか!?な、なんでヤメてるんですか?それでなんで設定1特濃の餓狼SPなんて打ってるんですか!?ホント、バカじゃないですか!?ああ、もったいない…」

嵐「いいんだって。高設定だからって、あんまり好きじゃない台を長いこと打つのは俺のポリシーに反するし」

し「ええ?マジシャンはあんまり面白くなかったですか!?」

嵐「いや、面白かったよ。でも、それはあくまでもマジシャンが面白いんじゃなくて、本家が面白いってことでしょ?…やっぱり俺、他人のふんどしでメシを食ってるような台はどうにも好きになれなくてね。だから高設定だって確信してたけど…ヤメちゃった」

し「そんなかわいく舌を出してもダメですから。むしろキモいですから。…うわ~、超もったいない。今から開かないかなぁ、奇跡的に…」

どこまでも噛み合わないしゃっくと俺の会話。…スロットの価値観は人それぞれってことですね(苦笑)。