嵐、改名?
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「今週は地方ロケに行っていた関係で思うように時間が取れず、データ収集が叶いませんでした…。ニドサン理論の調査報告は来週に持ち越しとさせてください。大変申し訳ありません。一応ですね、夕方から夜にかけて複数のホールを見て回ったりもしたのですが…PGG2回で空いている台にはついぞ遭遇できませんで。都内のようにホールが密集しているような状況でもないと、そもそもニドサン理論を発動させ得る台を探し出すこと自体が容易ならざることだと痛感した次第でございます」

担当編集・しゃっく(以下、し)「まあ、探してダメだったものは仕方ないですからね。次回はこんなことがないよう、電車と足を使ってしっかり探し出してくださいね」

「頑張ります!」

「ところで、その旅番組の収録って、いつもそんなに長い時間をかけて行っているんでしたっけ?」

「基本的には毎回、4泊5日ですね」

「4泊5日も!? じゃあ平日はほぼほぼ収録で潰れてしまう感じになるってこと!?」

「そうですね。実戦自体は2日間なんですが、その前後に下見をしたり、旅ロケのシーンを撮影したりしているので、5日間あるといっても、昼間については常にバタバタしている感じです」

「仕事で旅ができていいなあ…なんて考えていたんですが、思った以上に大変そうでビックリしました」

「まあ、大変なのは大変だけど、その分色んな地域の打ち手の方々と触れ合えるからね。実戦シーン以外のロケも凄く楽しいし、とても良い経験をさせてもらってますよ」

「そっかあ。番組内で色々体験したりしてますもんね。もちろんパチスロを打たない方との絡みもあるわけですよね?」

「そうなんです。そして、そういう方に自己紹介する時が一番気まずかったりもします」

「気まずい? …ああそうか! 厚顔無恥で不遜なライターネームを名乗ってますもんね、嵐さんって(笑)」

「そうなんです(苦笑)。毎回撮影スタッフさんが、撮影に協力してくださる方に我々2人のことをご紹介してくださるんですけど、大概アタシの名前を聞いた時には、頭の上に『?マーク』か『(苦笑)の文字』が浮かぶのが見えるからね」

「そりゃあ、千と千〇の神隠しに出てくるダルマ(?)のキャラクターに似た男を、いきなり『嵐』って紹介されたら…誰でもそうなりますわな」

「そうなんですよね。そしてなぜか、いつもアタシは『ややこしい名前ですみません』と謝ってる(苦笑)」

「いやいや、"なぜか"じゃないでしょ。そこはきっちり謝るべきでしょ! でもそんな苦労もあったんですね。知らなかったな、へぇ~。…っていうか、そういうことならどうです? この辺で思いきって改名でもしてみては?」

「いやいや! コレは射駒の兄者に付けていただいた名前だし、もう11年もこの名前でライター業を務めさせて頂いてるんですから…おいそれと変えるワケにはいかないですよ!」

「まあまあそう頭ごなしに否定せず、柔軟にいきましょうよ~。僕が素敵なライターネームを考えて差し上げますから、ね! 一考してみてくださいよ、これを機に」

「まあ、改名することは絶対にないとは思いますが…そこまで言うのなら、一応参考までに聞いてみましょうか」

「ではいくつか…そうですね(カキカキ)…う~んこんなのも悪くないな(カキカキ)。よし、できた! 我ながら冴えてるわ~。ヤバい! どれも素敵な名前だから、食指が動いて即日改名なんてことになっちゃうかも!? では発表させていただきますか。まずは漢字一文字の特徴を引き継ぐ感じだと…


[1]豚(=とん)
[2]太(=ふとし)
[3]芥(=あくた)
[4]臭(=しゅう)
[5]脂(=あぶら)


…なんてのはどうでしょう! どれもキッチュでアバンギャルドな感じじゃないですか?」

「適当な横文字使って誤魔化そうとしてんじゃねえぞっ! 名前っていうか、これ、全部悪口じゃねえかっ(怒)」

「いやいやいやいや。名は体を表す…の法則に基づきましてね、真剣に考えたうえでの命名ですよ! 特に2番なんてね? ほら、語感も『あらし』に近しいところがありますから、違和感もないしすぐに浸透していくと思いますよ?」

「皆さんこんにちは、パチスロ必勝本ライターの太(ふとし)です! わー、ホントだー、全然違和感な~い♪ …って、何やらすねんっ!?」

「結構ノリノリじゃないですか(笑)。じゃあ『太』を即採用ってことで。編集部内や関係各所には、僕から通達しておきますんで」

「やめろっ! …ていうか、1個前の会話文のところから、アタクシの名前の表記を勝手に『嵐』から『太』に変えるのもやめろっ!!」

「チッ。そういうところだけ本当に目ざといんだから…。某旅番組のロゴも、『嵐梅』から『太梅』に変えたほうが絶対に面白いと思うんだけどなあ~」

「大きなお世話だよっ!」

「え~本当に不満なんですか!? 贅沢ですね~。じゃあ~…漢字一文字路線じゃなく、大幅変更路線についてもいくつか思い浮かんだのでソッチも確認してみます?」

「いいよもう!」

「いやいやいやいや。そう言わず。ほら、必勝本ライターって、『射駒タケシ』さんを始祖として、『梅屋シン』さんや『辻ヤスシ』さん、『松真ユウ』さんや『矢野キンタ』さんみたいに『漢字+カタカナ』という伝統が色濃く継承されてるじゃないですか? 今度はそのバージョンで考えてみたんですよ? ちょっとイケそうでしょ!?」

「さっきの流れから考えると全く期待は持てないだろうけど…ただ、たしかに『漢字+カタカナ』のライターネームにはちょっぴり憧れるところはあるよね」

「でしょ? 今度こそ即時改名したくなること間違いナシの自信作ばかりですよ! では、候補を挙げさせて頂きますね!


[1]丸貌デカオ(=まるかおでかお)
[2]亜武羅ギッシュ(=あぶらぎっしゅ)
[3]棟毛ハエオ(=むなげはえお)
[4]九才タイシュウ(=くさいたいしゅう)
[5]耕念鬼ショウガイ(=こうねんきしょうがい)


どうです? どれも格好良いでしょう。好きなモノを選んでいいですよ? ホラ、早く! 早く~ 」

「選ばねえよっ! 全部却下却下! ドレもコレも悪口じゃねえかっ!!」

「え? なんで? 特に2と4は自信作なんですけど。2は字面が格好いいし、4は某芸能人からのオマージュも入っている、遊び心満載のライターネームですネ」

「人の話を聞けっ!! …とにかく、絶対に名前は変えないからなっ!」

「ったく本当にワガママだなあ。じゃあもう分かった! 嵐さんも使い慣れているアレでいいですよ、こうなったら」

「アレ?」

「そう! あれですよ、あれ。ご・と・う・り・ょ・う・す・け。後藤リョウスケ! よく使ってるでしょ、この名前?」

「お、俺の『風俗ネーム』を勝手にバラしてんじゃねえよっ!?」

編注:風俗ネームとは、主に宅配系のサービスなどを受ける際に、本名じゃちょっぴり恥ずかしい…と考える男がよく使用する、いわゆる『ペンネーム』のようなモノである。

「↑詳細な解説も要らねえからっ!!」