神様からのプレゼント
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「えー、ウォッホン。しゃっく君、来週にはいよいよアレがあるね?」

担当編集・しゃっく(以下、し)「アレ? アレってなんですか!? 別に大型新機種の導入があるワケでもないですし…」

「またまたぁ、そうやってとぼけちゃってえ」

「???」

「冗談でしょ?」

「いや、本気ですけど」

「…。悲しいよ、あんまりだ。オジサン、マジで悲しいよ!」

「何を悲しんでるのかさっぱり分からないんですが?」

「あんたって人は…ほんっと、来週はですよ、11月10日はアタクシの誕生日じゃないですかっ! こういうのを自分から言うのってホント恥ずかしいんだからねっ!」

「(知らんがな…)ああ~、言われてみれば確かにそうでしたね。でもまあ、嵐さんもすでに誕生日だなんだってはしゃぐ歳でもないでしょう? 確か…今年で35歳になるんですもんねぇ」

「いや、まあ、たしかに、ソレはそうでもあるんですけど…」

「まさか…年甲斐もなく祝って欲しいと!?」

「いえ、大丈夫です。全然(泣)」

「ですよねぇ。いやぁマジでビックリした。まさかこのド貧乏人からプレゼントをたかる気なのか…と、若干人間性を疑うところでしたよ。でも、誕生日なんでせっかくだから…」

「??? せっかくだから!? で、せっかくだから???」

「せっかくだから、こんな質問をしてみましょう。もし仮に、誕生日の記念にどれでも好きな機種の設定6を打っていいよ? と神様に言われたら、嵐さんは何の設定6が打ちたいですか?」

「ぷ、プレゼントじゃなくて質問か(汗)。う~~~ん、そうだねぇ。コレはかな~り迷う質問だねぇ」

「でしょう? ちなみに僕だったら…やっぱりバジIIですかねぇ。安定感がダンチですから」

「なるほど、バジIIねぇ。でも、安定感で言ったら"銀河英雄伝説"も捨てがたいぜ? あの機種の設定6は、勝率99%ぐらいあるんじゃないかな! …と、個人的には思ってる(笑)」

「銀英伝とは懐かしい名前を出して来ましたね。もちろん気持ちは分かるんですが、せっかくなんでもうちょっと一般的なやつで、できれば現役稼働中の機種にしてくださいよ」

「ええ~? ということは…餓狼伝説SPもダメってこと!? ホントにダメ!?」

「(う、ウザすぎ)そ、そうですね…。い、一般的に現役とは言い難いので。ていうか、全国で一店舗しか設置がないみたいなので(苦笑)」

「マジかよ~! 神様もケチくさいもんだね、ホントに(怒)」

「いやいや、あくまで仮定の話…というか、単なる夢物語ですから。そんなにムキにならないでくださいよ(苦笑)」

「ゴメンゴメン。好きな機種の設定6について思いを馳せていたら…つい夢中になっちゃって(苦笑)。現役稼働中の機種かあ。だったら、やっぱり"SLOT魔法少女まどか☆マギカ"あたりかなぁ?」

「意外! 嵐さんのことだから、ハーデスとかサラ番とか言うのかと思ってましたよ」

「その辺りは…特にサラ番は、頑張って立ち回れば普通に打つ機会に巡り会えそうじゃない? その点、まどか☆マギカの設定6は…もはやかなり希少だと言っても過言ではないだろうからね」

「たしかにそうかもしれませんね」

「ちなみにこの神様はさ、コッチのワガママも少しは聞いてくれるの?」

「へ? …まあ、誕生日のお祝いってことですから、少しぐらいは聞いてくれるんじゃないですか?」

「そうなんだ。じゃあ、最初から設定6と分かっている台を打つのはマジで興ざめだから、オール設定ジマで打ちたい! って伝えてもいいってことね」

「ええっ!? なんでそんなもったいないことするんですかっ!? マジありえねえっ!!」

「おいおい、夢物語に興奮するなって(笑)」

「ああ、すいません。あまりにも理解できないことを言い出すものですから、ついつい取り乱してしまいました(苦笑)。でも、オール設定ジマで打ちたいってことは…最悪設定1を打つ可能性もあるってことですよ? それじゃ誕生日プレゼントにならないじゃないですか」

「いやいや。俺にとっては"設定6が打てるかも?"とか、"6じゃなくても高設定はツモれるかも?"っていう状況下でまどか☆マギカが打てるだけで十分に嬉しすぎる誕生日プレゼントだから。パチスロで最も楽しい時間は、設定を推測・看破をしている時間に他ならないからね。最初から設定6だって分かっている台を打つよりも、6を探している時間のほうがよっぽど楽しいよ♪」

「変わりもんですねぇ。僕なんかは、絶対に設定6のほうがいいに決まってるんですけど」

「まあ、ソレはそれぞれの価値観の違いだから、ドッチが正解…っていうモノでもないでしょ。むしろ、それぞれにそれぞれの正解がある…といったところじゃないかな」

「ふ~ん。そういうもんですかね」

「そういうもんでしょ。ちなみにしゃっく君。俺もすでに誕生日ではしゃぐ歳じゃないということは重々理解しているんだけども、それでもキミが日頃お世話になっている先輩に、どーしてもこの機会に恩返しがしたい…というのなら、用意したプレゼントを受け取らなくもないんだよ?」

「大丈夫です。そんな先輩はいませんし、そうなると必然的にプレゼントなど用意しておくハズもありませんし。…大体、11月10日が誕生日だってことすらも忘れてたし」

「…悲しいよ(泣)」