今年、五十路を迎えます(運留)
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わたくし運留、本年2022年をもちまして、人生の節目、五十路を迎えることになります。

50歳といえば、戦国時代ならば織田信長が「人間50年!」と本能寺で唄って舞って散っていったとされる年齢。国民的アニメであるサザエさんならば波平さんが54歳とのことで同世代になりますね。

有名武将や国民的アニメと比較するのもおこがましいですが、彼らに比べるとわたくしが迎える50歳って、なんと貧相なものなんでしょう。

わたくしが小・中学生の頃は、50歳といえばおじさん、おじさま、ナイスミドル、地に足の着いたしっかりしたイメージでした。でもですね、50歳を迎えるわたくしなんぞが日頃考えることなんか、パチンコのこととかエッチなことが8割を占めます。

電車に乗ってきたお姉さまが可愛ければ色めき立つし、パチンコで当たらなければ本気で泣きたくなるし、なんとも中学生の頃からまったく進歩がございません。


40歳のことを「不惑」なんて言いますね。「四十にして惑わず」という論語から来る言葉らしいですが、わたくしはそこから10年経過したにもかかわらず、エヴァで2台の空き台があれば、連チャン即ヤメ台の方にしようか、中ハマリ台の方にしようか惑いまくりです。

結果、そろそろ当たりそうかも!? なんて理由で中ハマリ台を選択して打ち始めるワケですが、もう1台もやっぱり気になる。しばらくして振り返ると、案の定、連チャン即ヤメ台に座ったお兄さんがオスイチ大当りを決めている。「あ~、あっちにしとけばよかった~!」なんて後悔するんですな。


このように精神年齢はお子ちゃまのわたくしですが、肉体年齢は確実に五十路のものになっているな、と実感する出来事が起きました。

中ハマリ台を選択して後悔した同日、エヴァを諦めてホール内をウロウロしていると、新台の『Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.(以下、リゼロ)』に空き台を発見します。

あちらこちらで大量出玉の噂を耳にするリゼロですが、このホールは5台導入されており、打っているのは今までパチスロのリゼロを楽しんでいたような若者ばかり。五十路のナイスミドルも負けてらんね~ぜ! と、端っこの空き台に座ります。

が、ここで事件が起こります。

ホールのイスって普通は固定されていますよね。座るときにクルッと回転させて座る、もしくは座面を後ろに引く感じで体を入れるスペースを作って座る、みたいな。学校のイスみたいにイス全体を引いて座るなんてことは、なかなかないのですが、わたくしが座ろうとしたこのイスだけは、スペースの都合なのか固定されていない仕様だったのです。

エイヤッと体を入れて座ると、自然と後ろに体重がかかりますよね。固定されていないイスに、おもくそ体重をかけるとどうなるでしょうか?

そりゃ、真後ろにガッツリ傾くワケですよ。その時点では、自分の身に何が起きているか分からない状況なのですが、ZOZO前社長も感じたであろう、無重力的なフワッと感に襲われたのです。

「これは真後ろに倒れる、このままでは後頭部を強打してしまう!」と、なんとか状況を理解し、倒れないように足を左右に伸ばして踏ん張ろうとするのですが、そこは五十路の朽ち果てた肉体。若き日には踏ん張れたはずの足が踏ん張りきれません。

ついに、「うわうわうわッ」と情けない声を出しながら、リゼロのシマでドシーンと派手にひっくり返ってしまったのでした。

「大丈夫ですか?」

パチスロ好きそうな若者たちが、ひっくり返ったわたくしに手を差し伸べてくれます。めちゃくちゃ恥ずかしい…。でも、そこはナイスミドルを自称する五十路のおっさん。「お騒がせしました」と軽く会釈をして、猛烈に痛む腰を我慢しながら、何事もなかったかのようにリゼロを打ち始めるワケです。

ただ、やはりどうにもいたたまれず、1000円を打ち切ったところで首を傾げながら離席するんですな。

あ~、恥ずかしかった。


で、逃げるようにエヴァのシマへ戻ると、たまたま1台空いていたので、すぐに着席します(転ばないよう細心の注意を払いながら)。




すると、投資500円でリラックスSUから初号機リーチに発展し、見事大当り!




せっかく突入したSTは3連で終了したものの、この出玉はひっくり返り事件があったが故の副産物。五十路のおじさんは、転んでもただでは起きないのです。


たくましさと厚顔無恥さだけは年相応に育っているようだな、と感じた運留なのでした。