実機がほしい!!(藍川たお)
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みなさん、こんにちは。「藍川たお」です。

今回のコラムは、少しばかり昔のお話を。


パチスロを始めたばかりのとき、ふと思ったことがある。

「家に実機がほしい!!」

私の大好きな『スマスロモンキーターンV』のあの音、あの快感、あの熱狂をマイルームで楽しみたくて。

ウッキウキで中古の実機の値段を調べていた私の目に、ドギツイ数字が並びました。

「ろ、ろろろろくじゅうまん....?!」

無理無理無理無理カタツムリ!


私のお財布事情は言えませんが、到底買える金額ではありません。新卒の給料3ヶ月分じゃん! しかも、「実機がほしいんだよねぇ~」と知り合いに相談したら、「重いし、邪魔だし、うるさいし、処分に困るよ」とフォースパンチを食らいました。

まぁ、確かに知り合いの言う通り。いくら好きとはいえ、家の隅でうずくまる巨大な鉄の塊となる未来は目に見えている。というワケで、実機購入は早々に諦めました。


そんなとき、Xを見ていたら、「〇〇のスマスロ、アプリ化!」というポストが流れてきた。

「その手があったか! というか、アプリなんてあったのか!?」

メチャクチャ盲点だった。早速、「モンキーターンV」を調べたら、しっかりアプリがありました。


「これでイイじゃん!」と喜んだ私は、すぐさまダウンロード。アプリで遊んでみると、音もしっかり聞こえるし、曲も聞けるし、演出もスキップせずに、隅から隅まで舐めるように見放題!

何より、 ホールでは「うるさい」とか「なんだコイツ」といわんばかりの視線が怖くてできなかった"全演出鑑賞会"が、自宅で開催できるのだ。

…でも楽しいのは最初だけだった。


「なーんかつまんないなー。」と、唐突に虚無感に襲われた。なんでだろう、あんなに面白い台で、大好きな台のハズなのに。

みなさんはもうお分かりでしょう。

そう、お金を使わないから!!!!

1番の理由はコレですね! そりゃそうだ。スリルもクソもない。


「でも絶対それだけじゃないんだよなー」と思いつつ、何が原因か言語化できずにモヤモヤ。そこでいろいろ調べてみると、まじめな論文がいっぱい出てきました。


大体は依存症のお話ですが、そこは見て見ぬフリをします。大学時代、卒論のために研究論文を一日中あさっていたときを思い出す…。下の写真は韓国アイドルに憧れていたときの大学生の私。



【ホールで打つパチスロが楽しい理由5選】

1.ドーパミン
アプリが動画だとしたら、ホールは今日のご飯代がかかった莫大なリスクを背負ういわば戦場。リスク(生活費)を背負っている状態というのは、ドーパミンがアホみたいに出るらしい。この緊張感がないアプリでは、このドーパミンを節約しているのだ。ふむ、SDG'sだね。

2.環境音
店に入るともれなく聞こえてくる、ジャグラーのデカい音、ケンシロウの「アタアタアター!」の声、響き渡る「ポキューン!」の音、そのすべてが私たちに一体感をもたらすらしい。あの騒がしさは、「お前も一緒にバトルしようぜ!」感を引き出してくるパチスロ・ラプソディー。恐ろしい(cv:ジョイマン)。

3.触覚
レバーを叩く感覚、ボタンを押す感覚、コインの重み…様々な「触覚」の要素が私たちにワクワクをもたらしている。レバーONの重み、第3停止ボタンのネジり、コインを入れる作業などは、画面をタップしているだけのデジタルでは成せない快感だ。指先が欲しているのね。

4.優越感と承認欲求
周りより早く、熱く、多く出せたことで、視線がそこに集中する。それが「ワイのヒキ、ヤバない?」という優越感と承認欲求を満たす。アプリだと、隣で見ているのはヤニで黄ばんだ壁か、埃だらけのサッシ。

5.期待
アプリはいつでも座れる空き台だが、ホールでの勝負は起床の瞬間、いや、前日の夜にデータを眺めている瞬間から始まっているのだ。「どの台に座ろうか、座れるのか、あの台空いたかなー?」というワクワク感と奮い立つ思い。抽選に並んでいる時間が1番楽しいと感じるのは、この"期待感"が最高に熟成されている状態だからだろう。ロマンがあるねぇ!


ということで、ホールで打つパチスロは、五感すべてがバキバキに刺激されるからあんなにも楽しいのだと改めて認識できました。言語化してくれたこのすばらしき研究者達(なかま)にマジで感謝!

でも私は「アプリも最高なんだよ」ということもガムシャラに伝えたいのです。

最初に言った通り、アプリだと音もしっかり聞こえるし、曲も聞けるし、普段飛ばしてしまう演出もじっくり見られる。ホールでは叶わなかった思いを満たしてくれるのだ。特に、設定差のある演出や、各設定の挙動を予習するには最強の"教科書"です。

ホールにはまだ私が打ったことのない台がたくさんあるから、その台を打つ前にアプリを入れて、どんなもんなのか、設定差があるのはココなのか、と"準備運動"がしっかりできるのはとてもありがたい。

実際、ハナハナを初めて打つとなったときに、アプリのおかげで、どこのランプに設定差があって、リールのどのあたりを押せばいいのか、を予習できたのはとても心強かった。


ホールの実機は"リスクと快感の劇薬"、アプリは"初打ち前の教科書"。どちらもそれぞれの楽しみ方があり、どちらも私に必要なのだと改めて認識できました。


ちなみに私がダウンロードしたアプリは、『L戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師』『スマスロモンキーターンV』『パチスロ甲鉄城のカバネリ』『ハナハナホウオウ~天翔~』。そして、1番最初に何も分からず打って、それから1回も打っていない『新ハナビ』。最近、酔ったノリでダウンロードしました。

もしかしたらこれを機に、私の"ハナビライフ"が始まってしまうカモしれません。


ではまた。

(C)河合克敏・小学館/モンキーターンプロジェクト (C)YAMASA (C)YAMASA NEXT