旬な食材を使って、女子が大喜びするようなスイーツ(笑)を作ってみよう。それが今回のコンセプトでした。
確かに、旬の紫イモを使ってるし、大福と芋ジェラートの味のバランスもGOOD。見た目以上に美味しいですよ。いや本当に。
用意するもの
白玉粉…150g
砂糖…100g
水…250cc
片栗粉…適量
ラズベリー…7粒
ブルーベリー…8粒
紫イモ…1本
バニラアイス…1パック
つぶあん…1パック
◆
ワンポイントアドバイス
作り方
【その1】
紫イモの皮を剥き、薄切りにしたものを軽く水にくぐらせてから耐熱容器に入れ、ラップをかけてレンジで7分加熱。
紫イモを蒸かしている間に、白玉粉と水と砂糖を耐熱容器に入れて軽く混ぜ合わせておく。
【その2】
紫イモをレンジから取り出し、入れ替わりで「その1」で混ぜておいた大福の生地の元をレンジに入れて3分加熱。その間に紫イモを木ベラなどですりつぶすようにコネまくる。
【その3】
大福の生地の元を一度レンジから取り出し、木ベラで軽く混ぜてから再びレンジで3分加熱。
その間に紫イモのあんにアイスクリームをブチ込み、よく練ってから冷凍庫で冷やす。
そうこうしている間に3分経つので、レンジから大福の生地を取り出す。
【その4】
大福の生地をもう一度よくコネて、片栗粉をまぶしたまな板の上へおもむろにドーン!
もの凄く熱いが、「これが地獄の業火ってヤツや…」とかブツブツ言いながら我慢して、生地を素手で薄くのばしていく。でもヤケドには注意。
【その5】
つぶあんに「その2」で加熱した紫イモを少し混ぜ、適当な大きさに丸める。
え? 紫イモは全部アイスクリームと混ぜた? じゃあ、あきらめる。
【その6】
丸めたあんを大福の生地で包む。
あと、言い忘れてたけど、冷凍庫の紫イモはちょくちょくかき混ぜないとジェラートにならないので注意。ほら、早くかき混ぜてきて!
【その7】
大福をサイコジェニーの頭の形状にかたどったら、皿の真ん中に置いて上から薄くアイスクリームを塗る。え? アイス全部使っちゃった? じゃあ、水でも塗っておく。
「その6」で余った生地を小さく4つちぎり、手足を作る。何? 生地も余ってない? もうダメだ、お前は「その1」から全部やり直せ! やり直したら、手足を顔の付近にそれっぽく置く。
【その8】
紫イモのジェラートを、なるべく髪の毛っぽくなるように大福の上にかける。
『サバトだーーっ!』の掛け声があると雰囲気が出るのでGOOD。
【その9】
ラズベリーを5mmぐらいの輪切りにして、輪の中にブルーベリーを1粒ネジこむ。それを2つ作ったら顔の中央に置いて目に。
残ったラズベリーを包丁で軽く叩き潰し、グチャっとなったモノを唇にすればサイコジェニーの顔が完成。
【できあがり】
少しでもグロさを和らげるために、余ったラズベリーとブルーベリーで皿の4隅を彩る。
これ以上、手の施しようがないと感じたら、できあがり。
【今回はララからのリクエスト】
とある企画の打ち合わせ後。
「どんな料理が食べたい?」という私の問いに「サイコジェニー!」と元気いっぱいに答えてくれたララちゃん。
正直、聞く相手を間違えたと思った。