圧倒的な経営不振によって、遂に閉店に追い込まれてしまったビスロト飄亭。
史上稀に見る不人気企画が1年半も続いたという奇跡に感謝しつつ、シェフ・飄が最後にお届けする料理…それは、最終回かつ卒業シーズンにふさわしい、操をモチーフにした弁当だった!
全国の乙女諸君、このお弁当を卒業式で憧れの先輩に手渡せば、何とか操ぐらいは奪ってくれること間違いナシだ(個人差があります)。
用意するもの
ご飯…1合
ちらし寿司の元…1個
卵…1個
合いびき肉…200g
ピーマン…1個
パイン…1/4個
ガリ…少々
海苔…1枚
桜でんぶ…少々
干しエビ…少々
はんぺん…1枚
チーズ…1枚
ハム…1枚
ほうれん草…1束
ベーコン…1パック
砂糖…少々
酢…少々
酒…少々
油…少々
塩コショウ…少々
オイスターソース…少々
トッポ…1箱
作り方
【その1】
炊きたてのご飯をボウルに入れ、ちらし寿司の元と混ぜる。しゃもじで切るように!
【その2】
卵・砂糖・酒をボウルで混ぜ、フライパンで薄焼きにする。
焼けたら崩れないようにまな板の上に写し、包丁で細切りにして錦糸卵を作る。
【その3】
弁当箱に[その1]をギュウギュウに詰め、上に桜でんぶを散らす。
[その2]を炎っぽくなるように配置し、その上に干しエビで『頂』の文字を象る。
最後に海苔をレガースっぽくなるように置いたら、ご飯の段が完成。
【その4】
はんぺん・チーズ・ハムを重ねて、ハート型に型抜く。
【その5】
ほうれん草を洗い、あらかじめ沸騰させておいた鍋で軽く湯がく。フライパンでベーコンを焼く。
湯がいたほうれん草とベーコンを重ねて、トッポに巻きつける。傘っぽくなったらOK。
油でギトギトになるので注意!!
【その6】
合いびき肉に酢・塩コショウ・オイスターソースを適当に入れて、チンジャオロース風に下味をつける。
粘り気が出るまでよく混ぜるたら、半分に切ったピーマンの中へ押し込む。
【その7】
[その6]をフライパンで焼く。
火が強いと中が生のまま焦げるので注意しつつも、「まあ、食うのはマコト先輩だし…」という気持ちが拭い去れない。それなりに焼けばOK。
【その8】
パインを星形になるように切る。
かなり難しいので、ダメだったら素直に諦める。
【その9】
[その4][その5][その7][その8]を盛り付ける。
言い忘れてたけどピーマンのアレはマダラの制服をイメージしたアレなので、アレっぽくなるようにちゃんとアレしよう。
それ以外はそれっぽく見えればOKだ。
【できあがり】
最後に、オカズの段に小さく切ったガリを散らせば出来上がり。
【マコト先輩の実食コメント】
うん、すごく美味しいよ。見た目も良いし、栄養のバランスだって良さそうだしね。
ただ、余った材料で飄くんが作った「ベーコンとほうれん草のソテー的なモノ」のほうが美味しかったなんて、口が裂けても言えないよね。