完全告知機以外のボーナスタイプ愛好家であり、5.9号機ボーナス+RT機の雄『パチスロ コードギアス反逆のルルーシュR2 C.C.version(以下、ギアスC.C.ver)』を好きだった人に朗報があります。皆様、どうもギアスC.C.verを愛してやまなかったマコトです。
さて、その朗報についてですが、ギアスC.C.verの後継機『パチスロ コードギアス反逆のルルーシュ3 C.C.&Kallen ver.(以下、ギアスC.C.&カレンver)』がリリースされるという情報だけに留まりません。もちろん、ギアスシリーズの新作が登場するというのは素直に嬉しいことだけど、大事なのはその仕様であり、ゲーム性。
特定機種の後継機であれば、先代の良い要素をしっかりと継承して欲しいし、新たな要素を搭載しているなら、先代を超えて欲しい。そう感じるのがファンの心理であり、後継機に求めているものだと思うんだけど、そういう意味で今作はしっかりと継承されているし、ギアスC.C.verを超えている要素もあるんです。
というワケで、今回の記事ではイチ早くギアスC.C.&カレンverを試打させてもらったワタクシが、新生ギアスの打感をお伝えしていきましょう。
ギアスC.C.&カレンverのスペック
まずは、気になるスペックについて。
前作はボーナス+RT機でしたが、今作はボーナス+AT機へと変化しており、当然、ボーナスはすべてリアルボーナスです。また、ボーナスはリプレイ系フラグとの同時当選がメインというトコロも前作譲り。リプレイから擬似連が発生して、連続演出に発展…というお馴染みの展開もあるし、リールロック経由のC.C.図柄を狙えもアリ。もちろん、通常時のC.C.揃いはボーナス濃厚です。
ボーナスの獲得枚数も前作とほぼ同じで、ハイパーBIGなら約250枚、ノーマルBIGなら約200枚、前作でいうミドルボーナス的役割のC.C./カレンボーナス(任意で選べるキャラカスタムによってボーナスの名称が変化)なら50枚獲得できます。それでいて、
ボーナスの消化速度が極めて早い。
6号機のボーナス+AT機ってボーナスの消化に時間がかかりがちだけど、ギアスC.C.&カレンverのBIG中はJACイン方式を採用しているうえ、
JAC中は毎ゲーム1枚掛けで15枚の払い出しを受けられるから、あっという間にBIGが終了(ハイパーBIGは最短23G、ノーマルBIGなら最短18G)。ボーナスを消化してる感が気持ちイイ。
▲BIG中はJACインが高確率で成立。JACインがなかなか引けないというストレスもナシ
▲JAC中は15枚の払い出し×8回で終了
ボーナス後は必ずATへ
お次はATについて。
ATの継続ゲーム数は(ハイパー・ノーマル)BIG後なら150G、C.C./カレンボーナス後は50G。この継続ゲーム数も前作譲り。でも、今作はATでしょ。ボーナス+AT機かつ、ATの純増が1Gあたり0.1枚だっていうじゃない。
そうなると、ボーナスを引けずにATを駆け抜けた場合は獲得枚数が減ることもありそう…と危惧している人も多いかと思います。それがね、減らないんです。むしろ、ちゃんと増えます。まずは論より証拠。この画像を見て下さい。
ハイパーBIG経由のAT終了画面じゃありません。約200枚獲得できるノーマルBIG終了後のATを駆け抜けた際の獲得枚数がコレ。ちょっと上振れしている感は否めないけど、きっちり増えているでしょ。
そうなんです、純増は0.1枚/Gだけど、安定感は抜群なんです。なぜなら、
AT中にナビされるベルの払い出し枚数が「4枚」だから。払い出し枚数が少ない反面、出現率は極めて高く、その結果、獲得枚数も安定する。それが今作のATなんです。
ちなみに、(ハイパー・ノーマル)BIG後のATは演出モードが3種類あります。
【スタンダードなゲーム性の「ブラックリベリオン」】
▲ギアス3でお馴染みのギアスベルが押し順ナビを経て出現します
ギアス3のAT中ライクなゲーム性を楽しめるモードであり、リプレイフラグのギアスベル出現でボーナスのチャンス。
【リーチ目を狙え演出が発生する「カレンタイム」】
リーチ目を狙え演出発生時に逆押しで左リールに存在感ありまくりの赤7・スイカ・スイカ(リプレイ・白7・リプレイでもOK)が止まればボーナス確定。もちろん、このリーチ目もリプレイフラグです。
【ギアスC.C.verでお馴染みのカットインが発生する「C.C.タイム」】
C.C.図柄を狙え演出が発生し、C.C.図柄が揃えばボーナス。もちろん、カットイン発生時の成立役であるC.C.図柄揃い・フェイクC.C.はリプレイフラグです。
ここまで書けば何をやっているか分かる方も多いとは思いますが、ボーナスのメイン契機であるリプレイ系フラグの見せ方を演出モードによって変えています。
なお、C.C./カレンボーナス後は50G+α継続のATに突入。
ここのゲーム性はギアスC.C.verのそれと同じで、
カットイン発生時にC.C.図柄が揃えばボーナスor次回ボーナスまで継続するATに昇格します。
ギアスC.C.&カレンverはココが進化!
ここからは先代を超えている要素を紹介。
まず、C.C./カレンボーナス中は簡単な技術介入を行う(消化中に1度、左リール上・中段に白7を狙う)ことで、ATのゲーム数上乗せ抽選が行われるのです。これね、RT機ではなく、AT機になったからこそ為せる技だったりするんですが、なんと
上乗せされるゲーム数は最大で150Gとのこと。上乗せ当選率は定かではありませんが、REG的存在のボーナスがBIGを上回るATを連れてくる可能性があるって仕様がアツい。
そして、もう1つ。
これもRT機ではなく、AT機だからこそ実現した仕様です。先代はBIG直後にミドルボーナスを引いた場合、RTゲーム数の格下げが起こってしまいましたが、今作はそこが改善されており、
ATの残りゲーム数が51G以上ある状態でC.C./カレンボーナスを引くとATの残りゲーム数が引き継がれるのです。
つまり、BIG→C.C./カレンボーナスの即連を恐れる必要がなくなったんですよね。ギアスC.C.&カレンverはRT機からAT機へと変化を遂げたことで、確実に進化しているのです。
最後にあと1点。
今作も演出頻度をカスタムできます。
これ、前作でいうところのC.C.モードとゼロモードだと思われます。デフォルトがC.C.モードと似たような役割で、シンプルがゼロモードなんじゃないかと。つまり、シンプル選択時は
演出発生=小役以上が濃厚になりそう。演出カスタムで「シンプル」を選べば、演出発生時に普段は狙わないところを狙えるような気がしないでもないですね。
そうそう、今作はチェリーが左リールでも右リールでも払い出しを受けられるようになっております。これは出目演出好きには堪らない仕様変更なんじゃないでしょうか。
かなりざっくりとした試打レポートになりましたが、前作を好きだった人が懸念している要素は解消できたのではないでしょうか。来たるホール導入は6月上旬予定。導入まで時間があるので、当サイトや必勝本でギアスC.C.&カレンverの予習をしておきましょう。
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006-2008 CLAMP・ST
(C)SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design (C)2006-2011 CLAMP・ST
(C)BANDAI NAMCO Sevens Inc. (C)Sammy
※編集部調べ