初代『パチスロ北斗の拳(以下、初代北斗)』がホールに導入された頃からパチスロライターをやっております、マコトです。
初代北斗がリリースされたのが2003年で、俺が必勝本の門を叩いたのが2002年。初代北斗が登場する前からパチスロライターだったとはいえ、当時は巻末のクレジットに名前が載っていただけ。今でこそ、この業界のメディア仕事は増えたけど、約20年前のライター業といえば、ほぼ文章を書くことのみ。その能力が圧倒的に足りなかった俺に、ライターとしての仕事はほとんどなかった。
では、当時のマコト青年は何をしていたのか。当然、毎日パチスロを打っていた。パチスロを打ってなんとか生計を立てていた。もちろん、初代北斗も打ち込んだ。というか、どちらかといえば避けては通れない機種だった記憶がある。
多少の温度差はあれど、どこのホールもメイン機種の一角に初代北斗があり、設定配分も厚め。朝イチはガックンの有無から設定変更を見抜き、設定変更されていれば滞在モードを意識する。天国スタートであれば高設定に期待しつつ続行。よっぽどの狙い台でない限り、天国以外ならカニ歩いて再度同じ手順を試す。
あとは、チェリー・スイカをカウントしつつ、初当たり契機をチェック。BB中には設定差がないけれど、このBBが延々に伸びてくれたら設定を意識することなく大勝ちできるから、「80連とかしないかなー」とか思いながら早々に崩れ落ちるケンシロウを眺めてたっけな。
BB終了後はモード移行のサンプルを取るために、「できるだけリプレイは引かないでくれ!」と願いながら上段でテンパイするリプレイ(中押し時)に怯えたりもしていた。
あぁ、全てが懐かしい。
はい、昔話はここまで。そろそろ『スマスロ北斗の拳(以下、スマスロ北斗)』の話をしていこうと思うのだけど、なぜここまで初代北斗の設定差について長々書いたのかというと、スマスロ北斗が"初代北斗完全復活"を謳っているから。そして、導入前に公開された解析数値を見ると分かる通り、設定差が設けられている要素が初代北斗を色濃く継承しているから。
初代北斗の完全復活を謳う最たる理由は、スマスロでそのゲーム性を再現できたところにあると思うのだが、「設定看破も当時と同じやり方で通用しますよ!」というメーカーから打ち手に向けたサインのように感じたんだよね。初代北斗完全復活という触れ込みが。
ということで、今回はメーカーからの意図かもしれない初代北斗と同じ設定看破要素を意識しつつ、スマスロ北斗の設定6を試打してきた。もう20年も前の情報だけど、当時のことは鮮明に覚えているから大丈夫。昨日の夕飯はなかなか思い出せないのにね。
●『スマスロ北斗の拳』の設定6を打ってみた!
すごくイイ顔をしている。液晶のケンシロウもそうだけど、筐体の雰囲気とか図柄の初代感とかBBランプのさりげなさとかも含めね。
…いや、そうだった。設定6のレポートだった。ノスタルジックな気分に浸るのは一旦ヤメ。まずは設定変更後のモードチェックから。
解析情報によると設定変更時は高設定ほど天国スタートに期待ができるとのことだけど、昨今のトレンドを考慮すると、設定変更後のモード移行率にそれほど大きな設定差は設けていないんじゃないかと予想。ここに大きな設定差があると朝イチの稼働に影響を及ぼしそう。
設定変更後は内部CZだけど、ボーナス後のCZよりも中身が弱い機種とかあるじゃない。そういう感じになっているんじゃないかなと。その予想が合っているか否かは分からないが、スタート時のモードはどうにも天国っぽくない。ケンシロウのアクションは第1停止が基本で、バット・リンも右に倣え。なるほど、そう簡単には行かないか。
そして、最初にアクションがあったのは、300Gを過ぎたあたり。
何も引いていないのに、突如演出が強くなった。天国モード滞在を思わせる演出が頻発したと思いきや、312Gで初当たりを告げる兄・トキが登場!!
一瞬、「チャンス目を見逃したか!?」と考えもしたけど、さすがに中・右リールで中段にベルがテンパイしたら手が止まる。
となると、たぶん天井短縮だ。解析情報によるとスマスロ北斗には天井の短縮機能があり、300・777・800G到達時に天井短縮抽選が行われるが、その当選率には設定差があり、当選した時点で高設定に相当期待できるとのこと。つまり、初手で設定6らしさを見せたというわけ。
ただし、天井短縮抽選の当選率自体は低めとのことなので、それを設定看破の指針にするのはNGっぽい。補足要素だと捉えておいてほしい。
この当たりは赤7揃いで、オーラは青。
1セット目の剛掌波をケンシロウがぎりっぎりのところで避けたり、
3G目にちょっと遅れて綺麗な青オーラが見えたり、北斗シリーズならではの展開を楽しんだところで4セットで終了。スマスロ北斗、最初の当たりとしてはまずまず。大事なのはこの後の挙動だけど、天国スタートっぽい動きは確認できず。
その後は大きくハマらないうえに、中段チェリー以外で初当たりを射止める北斗シリーズの高設定っぽさを見せるも、BB終了後のモードは天国以外の可能性が高そう。この時点で、BB終了後の天国スタートは3の0。
高設定、特に設定6はBB終了後の天国移行率が優遇されていると思っていたけれど、初代北斗と同等の差はないのかもしれない。
そんなことを考えていると、追い打ちをかけるように次の当たりは900GハマってBB2連で終了。
※プレミア演出は嬉しいけど、ゲーム数を見たら素直に喜べないよ、エイリやん
完全にヤラかしている。昨今の機種のなかでは、比較的高い出玉性能を持ち合わせている機種なのに、それを全く活かせないでいる。
「もしかしたら俺、スマスロ北斗は向いてないのかも…」と思ったりもしたけれど、ここで初のBB終了後に天国滞在を確認。これで4の1。この数値が高いのか低いのかは分からないが、なんか妙に手応えを感じた瞬間だった。
BBの連チャンは伸びないものの、継続率振り分けに設定差はほぼないので、ここに関してはそれほど問題はナシ。
「設定差があるであろう通常時を多く回せると考えればむしろ良いまである」とか思っていると、明らかに天国ではないところで引いた弱スイカが初当たりに繋がった。
72
BB(赤7揃い) 天国以外での弱スイカ
弱レア役が仕事をする台こそ高設定。北斗シリーズの伝統ともいうべき挙動を見せてくれたうえに、BB終了後に天国らしさを感じさせる演出が頻発。
15
BB(赤7揃い) 天国中の中段チェリー
そこで中段チェリーを引いてBBゲット。これなのよ、これが北斗の高設定挙動なのよ。BB終了後も天国スタートに期待ができるから、そこで中段チェリーを引ければ一切ハマることなく次の当たりを引ける。BBが伸びなかったとしても、これだけ早いスパンで初当たりを引ければ出玉は自然と増えていくってワケ。これでBB終了後の天国スタートは7の2。
平行して打っている設定1(スロカイザー)と比較するとレア役出現率だって高い。弱スイカや天井短縮だと思われる初当たりも確認済み。それでいて、BB終了後の天国スタート割合が約28%ある。
初代北斗はここの数値が約46%もあったけれど、初代北斗とスマスロ北斗の機械割の差を考慮すれば似たような数値にならないと思うわけで。設定6でも30%前後に落ち着くのが自然なのかなと。そういう意味では完璧な試打だと思う。うん、本当に完璧だったと思う。
▲液晶左上の予告が出現した瞬間に中段チェリーによる本前兆移行を確信。確定画面移行時に告知が発生するんだろうな
▲あれ、確定画面に移行したのにカウントダウンがまだ1G残ってる…まさか!?
▲ここでの「ほくと~」ってもうそれは北斗揃いってことだよね!?
ええ、引いていました。北斗揃いを。しかも、レインボーオーラのおまけ付き(北斗揃いは必ずレインボーかも)。
設定6らしい挙動を引き出すだけでなく、北斗シリーズならではの当たりも引き当てる。でも、これだけじゃ終わらないんだ。ここで終わっていたらまだ完璧じゃないんだ。
そう、BB4セット継続時にPUSHボタンが出現して…
94%継続昇格の可能性を秘めた、無想転生チャンスへ。
通常時は中段チェリーの引き立て役である角チェリーも、無想転生チャンス中なら…
無想転生バトルの突入契機になり得る!!
ということで、最後の最後に94%継続をモノにしたところでタイムアップ。ある意味、動画じゃないのが悔やまれる設定6試打だったなと。
●設定6実戦データ
設定6実戦DATA(マコト) |
ゲーム数 |
役 |
当選契機 |
備考 |
326 |
BB(赤7揃い) |
天井短縮 |
青オーラ 投資500枚 |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
BB[2] |
|
|
BB中 |
BB[3] |
|
|
BB中 |
BB[4] |
|
|
BB中 |
BB終了 |
|
455枚獲得・セリフ→リン |
315 |
BB(赤7揃い) |
強スイカorチャンス目(不明) |
白オーラ |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
BB[2] |
|
|
BB中 |
BB終了 |
|
261枚獲得・セリフ→ジャギ |
264 |
BB(赤7揃い) |
謎当たり(不明) |
青オーラ |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
BB[2] |
|
|
BB中 |
BB[3] |
|
|
BB中 |
宿命バトル |
弱スイカ |
シン→敗北 |
BB中 |
BB[4] |
|
|
BB中 |
BB[5] |
|
|
BB中 |
BB[6] |
|
|
BB中 |
BB終了 |
|
733枚獲得・セリフ→リン |
900 |
BB(赤7揃い) |
中段チェリー(天国) |
青オーラ 投資500枚 |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
BB[2] |
|
|
BB中 |
BB終了 |
|
282枚獲得・セリフ→バット |
158 |
BB(赤7揃い) |
中段チェリー(天国以外) |
白オーラ |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
宿命バトル |
弱スイカ |
サウザー→敗北 |
BB中 |
BB[2] |
|
|
BB中 |
BB終了 |
|
403枚獲得・セリフ→バット |
72 |
BB(赤7揃い) |
弱スイカ(天国以外) |
青オーラ |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
宿命バトル |
弱スイカ |
サウザー→敗北 |
BB中 |
BB[2] |
|
|
BB中 |
宿命バトル |
中段チェリー |
サウザー→敗北 |
BB中 |
BB[3] |
|
|
BB中 |
BB[4] |
|
|
BB中 |
BB終了 |
|
443枚獲得・セリフ→バット |
15 |
BB(赤7揃い) |
中段チェリー(天国) |
青オーラ |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
宿命バトル |
中段チェリー |
サウザー→敗北 |
BB中 |
BB終了 |
|
118枚獲得・セリフ→バット |
77 |
BB(北斗揃い) |
中段チェリー(不明) |
レインボーオーラ |
BB中 |
BB[1] |
|
|
BB中 |
BB[2] |
|
|
BB中 |
BB[3] |
|
|
BB中 |
宿命バトル |
強スイカ |
サウザー→敗北 |
BB中 |
BB[4] |
|
|
BB中 |
無想転生チャンス |
|
成功 |
BB中 |
無想転生バトル |
|
|
BB中 |
BB[5] |
|
|
BB中 |
宿命バトル |
中段チェリー |
サウザー→敗北 |
BB中 |
BB[6] |
|
|
BB中 |
BB[7] |
|
|
BB中 |
時間切れヤメ |
|
825枚獲得 |
TOTAL DATA |
総ゲーム数 |
3210G |
通常時ゲーム数 |
2127G |
BB初当たり |
8回(1/265.9) |
仮想投資枚数 |
1000枚 |
仮想獲得枚数 |
1725枚 |
差枚数 |
+725枚 |
●マコト流の設定看破
【設定看破のメインはココ!】
●中段チェリー以外からの初当たり
●通常時・BB終了時の天国移行率
●レア役確率
まだ分からないことが多いけれど、
中段チェリー以外からの初当たり、通常時・BB後の天国移行率、レア役確率といった初代北斗と同じ要素を見て設定看破をするのが吉。
ただし、その差は初代北斗よりも小さくなっている可能性が高いと思われるので(特にBB終了時の天国スタート割合)、早い見切りは厳禁かな。
ちなみに、設定示唆演出であるBB終了後のボイスは、バット4回・リン2回・ジャギ1回。唯一のプラス要素はジャギボイスだけど、高設定でも高設定示唆ボイスが頻出する仕様ではないと思うので、補足要素として捉えておくのが良いのかなと。
天国以外の弱レア役で当たったり、BB終了時の天国スタート割合が30%前後、中段チェリー確率が1/190以上、スイカの合算確率が1/85以上だったら高設定に期待できるんじゃないかと思われます。
※編集部調べ