【立ち回りポイント】
2種類のリセット判別
ハマリ台狙いをするうえで注意しないといけないのは、回転数のリセット。
ホールは、閉店後に台の回転数をリセット(RAMクリア)することができます。いくら前日のハマリ状況が分かっても、リセットされたら使えない…ということで、ここでは立ち回りに欠かせないリセット判別を解説します。
●ランプでリセット判別
遊タイム搭載機の最もポピュラーなリセット判別方法は、朝イチ状態(0回転)での、盤面の上や下にあるランプ群の点灯パターン。これは同じメーカーで共通する機種が多いですね。
例えばサンセイR&Dの機種。
この画像は「P世界でいちばん強くなりたい! W悶STARver.」のランプですが、「牙狼 月虹ノ旅人」も同じです。赤く塗った2ケ所が点灯していたらリセット濃厚、それ以外ならリセットされていない可能性が高いです。
また、遊タイム狙いの王道機種である「大海物語4スペシャル」のリセットランプはここ。
枠で囲ったあたり、右上の列の上から2番目が点灯していたらリセットされています。逆に朝イチのランプパターンがこれ以外だと据え置き濃厚ですね。
ちなみに、京楽や藤商事はランプでは判別できない機種が多いので注意。演出で据え置きを示唆するメーカーもありますが、必ずしも判別できるわけではないということを頭に入れておきましょう。
ランプ判別が可能なサンセイや三洋の台は、朝イチのランプ点灯状況を確認してみましょう。基本的に特定の遊タイム搭載機だけリセットするホールは少ないので、据え置きが確認できれば全台宵越しを狙える可能性もあります。
ただし、中には遊タイムに近い台(大海4スペシャルだと550以上、牙狼月虹ノ旅人だと400以上など)だけリセットするホールもあるので、最初は傾向を掴むために全台チェックをオススメします。
●同業者からリセット傾向を予測
ランプ以外に、朝イチの人の流れでホールの傾向を予測する方法もあります。
しっかり確認する場合は先述したランプ判別が王道ですが、僕が稼働で参考にする方法として「同業者(遊タイム狙いの人)を探せ」があります。
遊タイム搭載機が出てからだいぶ期間が経つので、今やハマリ台が美味しいのは周知の事実。当然、同じように狙っている同業者は少なくありません。
なので、リセット傾向が分からないホールでは朝イチの人の流れを気にしましょう。前日のハマリ台(チェックは必要)がピンポイントで埋まっていれば、そのホールは宵越しが効く可能性が高い。ランプ判別よりも手っ取り早くホールの状況を予測できるオススメのテクニックです。