実戦レポート(クボンヌ)
設定6の実戦結果

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皆さんこんにちは、クボンヌです。

パチ&スロ必勝本でコラムを書くのはかなり久しぶりで、軽く数年は関わっていない気がします。

昔は立ち回り系のコラムなどをよく書いていて、サンプル採取に四苦八苦していたのを思い出しますね。ネタになる台を拾えるかどうかは運の要素が強いし、コラムの期限までに間に合うかどうかのプレッシャーが意外とシンドかった(笑)。

まぁ、今となっては良き思い出であり、経験になっています。



さて、今回はサミーから登場する『パチスロ甲鉄城のカバネリ』の設定6の試打模様をお届けしていきます。設定6の挙動は誰もが気になるトコロだと思いますので、できる限りの内容をお伝えしていきたいです。


【通常時の挙動について】

通常時はCZまたは規定ゲーム数到達を契機に初当たりに当選するのですが、とにかく重要なのはCZ当選契機である「チャンス目」の存在。

この台はチャンス目以外のレア役が存在せず、基本的には何を当てるにもチャンス目が契機になっています。となれば、このチャンス目関連の何かに設定差があることは容易に推測でき、普通に考えれば"チャンス目出現時のCZ当選率"に設定差が設けられているのでしょう。

CZに入りやすいから単純に初当たりを取りやすく、それが初当たり確率の差に直結している…と自分は考えています。


今回打った設定6では、通常時を約2000G消化してCZ回数が13回(1/129.6)でした。低設定と比べていないので何とも言えませんが、感覚的には設定を知らずに打っていてもCZ出現率に重さは感じていないと思います。

なお、上写真のようにチャンス目を引いて液晶のランプが激しく点灯すれば種類に対応したCZ前兆へ移行しますが、チャンス目出現=ランプ点灯確定というわけではないのが特徴。チャンス目1回で点灯するときもあれば、複数回重ねてようやく点灯するときもあって、点灯する間隔がマチマチなんですよね。

単純にチャンス目が出現するたびにCZ抽選をしていて当たっているときにランプが光りやすいだけなのか、もしくはランプが光るまでの過程に何か別の抽選があるのか(チャンス目の規定回数で光る…など)、この辺りの仕組みは気になるトコロではありますね。


【ボーナス関連の挙動について】

初当たり時のボーナスは「駿城ボーナス」「エピソードボーナス」の2種類で、前者はボーナス中にST抽選、後者ならボーナス終了後にST突入確定となります。

初当たり時はこのどちらかに振り分けられ、出玉的にお得なのは、もちろん後者のエピソードボーナスなので、この振り分けに設定差があっても不思議ではありません。

しかし、今回打った設定6は駿城ボーナスが10回に対して、エピソードボーナスは4回とかなりの開きがあったんですよね。単なるヒキの問題かもしれませんが、この開きを考えれば少なくともエピソードボーナスのほうが引きやすいという可能性は低いと思います。

ちなみに、どの設定かは不明ですが、ボーナス割合はおよそ1:1という情報は得ています。設定6も1:1なのか、もしくは逆に駿城ボーナスのほうが当たりやすい可能性も…!?


【駿城ボーナス中について】

駿城ボーナス中の抽選についても考察していきましょう。

駿城ボーナス中はチャンス目などを契機にポイントを貯めていき、ポイントが貯まるほどST期待度がアップしていきます。

このST当選率に設定差があるかもしれませんが、今回打った設定6では駿城ボーナス10回のうちSTに繋がったのは1回のみ。高設定ほど優遇されているとは到底考えにくい挙動でした。なお、この部分もどの設定かは不明ですが、ST期待度は約20%とされています。なので、設定6も同様に20%程度の期待度と考えるのが普通ですかね。


【ST中の挙動について】

STはゲーム数(25or30G+α)消化までにボーナス当選を目指し、STとボーナスのループで出玉を増やすゲーム性。

ここも低設定と比べないと何とも言えませんが、初当たり確率に顕著な設定差がある機種ですし、ST(AT)中にまで大きな設定差は作っていないと考えるのが自然です。

今回打った設定6は、ST初当たり5回のうち3回が一撃1000枚オーバーと普通に出ましたし、6号機にありがちな"設定6は一撃性能が抑えられている"という線も薄い。ST中に設定差があったとしても設定看破に使えるようなものではないのかなと思います。


【設定示唆について】

設定示唆演出はおそらくST終了画面に秘密がありそう。上写真が基本パターンらしき画面で、実戦ではこのパターン以外に1度だけキャラ背景の画面を確認しました。


また、AT終了画面と駿城ボーナス終了画面ではサミートロフィーの出現も確認(サブ液晶に出現)。


ちなみに、頻繁に当選するST中のボーナス終了画面はすべて同じものだったので、こちらは設定示唆自体が存在しない可能性が高そう。

となると、設定示唆画面系はサンプルを採りづらいので、演出で高設定に気付けるパターンはそう多くないのかもしれません。


【パチスロ甲鉄城のカバネリ】設定6実戦DATA
ゲーム数 備考
(112) 生駒CZ 成功
(134) 駿城ボーナス 4000円
(164) 無名CZ 失敗
(199) 美馬CZ 成功
204 駿城ボーナス 2000円
(1) ST  
25 ST終了  
(122) 駿城ボーナス 3000円
(156) 生駒CZ 成功
(177) 駿城ボーナス 2000円
(307) 無名CZ 失敗
(550) 生駒CZ 成功
571 エピソードボーナス 12000円
(1) ST  
5 カバネリボーナス 無名→322枚
18 カバネリボーナス 無名→436枚
20 カバネリボーナス 生駒→200枚
21 カバネリボーナス 生駒→200枚
4 エピソードボーナス 燃える命
(1) 無名回想 エピソード3到達
(130) 美馬ST  
148 カバネリボーナス 生駒→300枚
35 カバネリボーナス 生駒→300枚
7 カバネリボーナス 無名→275枚
30 ST終了 1530枚 銅トロフィー出現
(118) 生駒CZ 成功
(139) 駿城ボーナス  
(274) 駿城ボーナス  
(436) 生駒CZ 成功
457 エピソードボーナス  
(1) ST  
25 カバネリボーナス 生駒→200枚
4 カバネリボーナス 生駒→200枚
22 エピソードボーナス 流る血潮
17 カバネリボーナス 無名→211枚
10 カバネリボーナス 無名→227枚
10 エピソードボーナス 燃える命
(1) 無名回想 エピソード1到達
(81) 美馬ST  
89 カバネリボーナス 無名→331枚
7 カバネリボーナス 生駒→200枚
7 カバネリボーナス 生駒→200枚
30 ST終了 1483枚
(92) 生駒CZ 成功
113 エピソードボーナス  
5 カバネリボーナス 生駒→200枚
5 カバネリボーナス 生駒→200枚
25 ST終了 337枚
(232) 無名CZ 成功
(244) 駿城ボーナス  
275 エピソードボーナス  
(1) ST  
35 カバネリボーナス 生駒→200枚
36 カバネリボーナス 生駒→200枚
30 カバネリボーナス 無名→352枚
15 カバネリボーナス 生駒→200枚
27 カバネリボーナス 生駒→200枚
18 エピソードボーナス 燃える命
(1) 無名回想 エピソード2到達
(91) 美馬ST  
111 カバネリボーナス 生駒→200枚
32 カバネリボーナス 生駒→200枚
45 ST終了 1254枚
(20) 無名CZ 成功
(36) 駿城ボーナス  
(70) 生駒CZ 成功
(91) 駿城ボーナス  
(249) 無名CZ 成功
(258) 駿城ボーナス  
287 ヤメ  


TOTAL DATA
総ゲーム数 2825G
通常時ゲーム数 1907G
初当たり 駿城ボーナス 10回(1/190.7)
エピソードボーナス 4回(1/476.8)
初当たり合算 14回(1/136.2)
CZ 無名CZ 5回(1/337.0)
生駒CZ 7回(1/240.7)
美馬CZ 1回(1/1685.0)
CZ合算 13回(1/129.6)
仮想投資金額 23000円
仮想獲得枚数 3236枚
差枚数 +2086枚

※CZ出現率はCZ中のゲーム数を除いて算出したもの



初当たりボーナスの大半は200G以内に当選。一方、ST間のハマリは最大571Gと、こちらは駿城ボーナスの連続でハマった感じで、設定6でもエピソードボーナスを引けないとST間のハマリは珍しくなさそうです。

また、出玉に関しては1000枚以上の塊を複数回取れたので、右肩上がりのグラフになりました。

STの性能は非常に優秀ですが、当たり前ながらヒキも重要。設定6でもかなり荒い展開になりそうなので、客観的な出玉だけで設定を判断するのは難しそうな印象を受けましたね。


設定6を打ってみて感じたことは諸々こんな感じでしょうか。試打レポートのコラムなのに内容が濃くなりすぎました(笑)。あまり類を見ないタイプの台で、それだけ色々と想像が膨らんだということなんですけどね。

どんな抽選をしているのか気になる部分は他にもたくさんあるし、その辺りの情報を含め、ホール導入が楽しみで仕方ありません。




※編集部調べ