『パチスロ甲鉄城のカバネリ(以下、カバネリ)』がカッコイイ!!
カバネリを打っていると登場キャラの言葉をなぞって言いたくなるワードがある。まずは…
「六根清浄っ!!」
▲セリフだけじゃなくて画もカッコイイ
読み方は「ろっこんしょうじょう」。コレ、いわゆる勝鬨なんだけど、勝鬨を上げるシチュエーションは戦いに勝ったときであり、バトルを制したとき。つまり、打ち手としては嬉しい状況で発せられる言葉ということになる。出玉に直結する当たりが告知されるシーンとかね。そんな状況下で出てくる六根清浄というフレーズがまずカッコイイ。あと…
「俺はカバネリだぁぁぁぁ!!!!」というフレーズもカッコイイ。
▲もしかしたら場面は違うかもしれないけど、雰囲気的にはこんな感じ
ちなみに、後者も連続演出を制する際に発生する一言。これらは声に出して言いたくなる日本語ですね。やっぱり、ちょっと暗いシーンで、カッコイイ画が多いコンテンツってパチスロとの相性が良いよね。主観全開だけど。あっ、皆様どうもマコトです。
今回の実戦レポートとは全く関係ない要素を推してしまったけど、こういうのって大事だと思うんだ。もちろん、勝敗に繋がる出玉的な部分が肝要だけど、このフレーズを聞きたいとか、このBGMを聞きたいっていう感情もパチスロを打つ動機になる。そして、よりそれらの出玉に直結する場面を見たい、聞きたいと思ったら高設定を打ちたくなるから。
低設定を打っていたら、それらを見たり聞いたりする機会も少なくなるし、懐事情的にもツラくなってくるからね。ということで、ここからは自分が試打で感じた「設定5」の挙動を掘り下げていきます。皆さんのカバネリライフをより良いものにするためにもね。
さて、皆さんは昨今のAT機の設定5にどんなイメージを持っているだろうか?
4号機の頃からパチスロを嗜んでいる人であれば荒波という印象を持っていたりするだろう。同社のギアス3なんかはまさにその典型で、上乗せ特化ゾーンのガウェイン(蜃気楼)突入率は設定5が最も高いし、やっぱり昨今のAT機にもその傾向が多少はあるような気がする。
この手のAT機で設定差がありそうな要素といえば、まずは初当たり確率。
カバネリの初当たり当選契機はCZ中の抽選と、規定ゲーム数消化の2種類。CZは「無名」「生駒」「美馬」の3種類で、成功期待度は無名<生駒<美馬の順に高くなる。今回の実戦ではCZ間のハマリらしいハマリは皆無だったけど、最も期待度の高い美馬CZは確認できず。
設定5は美馬CZ当選率が冷遇されているという仕様は考えづらいので、たまたま引けなかったんだと思うけど、そもそも初当たりが軽かったから美馬CZの抽選機会自体が少なかったんだと思う。
そう、初当たりは圧倒的に軽かった。
初当たり時は「駿城ボーナス」or「エピソードボーナス」のいずれかに当選し、前者はいわゆるREG的な存在だけど、これも初当たりに加えるのであれば、今回の最大ハマリは最初の当たりである292G。圧倒的な軽さですね。
ただ、ST非当選の駿城ボーナスだと、終了後のサブ液晶のゲーム数は引き継がれるので、その仕様を考慮すると、重要になるのはエピソードボーナス間の最大ハマリ。なんと、こちらも578Gと驚きの軽さ。
カバネリにおけるSTはいわゆるボーナス高確率状態。他機種でいうところのATだ。つまり、AT間の最大ハマリが578Gだっていうんだから、相当軽いという感覚で間違いないと思う。しかも、次点のハマリもたったの347G。
実戦DATAを見てもらえば分かることだけど、ハマリらしいハマリは皆無。初当たりが駿城ボーナスだった場合も、2度目ないし、3度目の当たりはエピソードボーナスだった。初当たりに関して荒波要素はゼロ。もちろん、サンプル不足による偏りという可能性もあるけれど、設定5のボーナス合算確率は1/171で、高設定ほど初当たり確率が優遇されている仕様上、深いハマリは起こりづらいんだと思う。
なお、100G台の規定ゲーム数消化による初当たりも多かったんだけど、ここは昨今の流行りでもある即ヤメさせない仕様な気もする。つまり、低設定でも最初のゾーンである100G台は規定ゲーム数消化による初当たりのチャンスがあるのかな、と。実際、125G以内のボーナス期待度は50%OVERと言われているからね。
6号機初期のAT機であれば早い当たりは高設定挙動と捉えられたけど、今の機種はそれを一括りにしちゃうと痛い目に合いそうな気がしてならない。もちろん、初当たりは早いに越したことはないんだけど。
では、次の要素。STの性能はどうだろう。
今回の実戦で得られたSTのサンプルは全部で6回。その内、ボーナス2連で終わったのが3回。3連で終わったのが1回。10連で終わったのが1回。9連(時間切れで取りきれず)が1回。
この結果を見たら荒波感はある。あるにはあるんだけど、2・3連は自分のヒキが悪かった可能性があるから正直なところ、なんとも言えなかったりもする。ST中はチャンス目のヒキがものをいうゲーム性だから、それを引けないと必然的にボーナスは遠のくワケで。
荒波感のある結果になっているものの、それが設定5の挙動なのか否かは判断できないなといった感じである。結局、何も分からなかったというのが正直なところだ。めちゃくちゃ考察します感を出しておいてなんだか申し訳ない。
ちなみに、ST中に当選するボーナスは赤7揃いの「カバネリボーナス」と、青7揃いの「エピソードボーナス」の2種類。後者で「燃える命」のエピソードが発生すれば、以降のSTが継続期待度約80%の「美馬ST」、もしくは継続期待度約95%の「裏美馬ST」に変わるんだけど、エピソードボーナスを確認できたのはボーナス5連目と7連目。
ここにSTが伸びるか否かの差があるということを考慮すると、エピソードボーナスの当選率や、振り分け率に設定差があってもおかしくないなとは感じている。
▲サミートロフィーはサブ液晶に出現する模様
あと、大事になってくるのは設定示唆演出。ボーナス10連まで伸びたST終了時に銅トロフィーが出現したものの、銅以上のトロフィーは未確認。加えて、設定を示唆しているであろう終了画面も地味目なものが多かった。詳細はまだ分からないけど、今回の実戦で確認した演出のなかに、高設定濃厚パターンはなかったと思う。
▲駿城ボーナス終了後はこんな感じの画面が多かった。デフォルトかな!?
▲キャラ2人の画面も1度だけ出現。設定の奇偶を示唆してそうな予感!?
あと、通常時を100G消化するごとにサブ液晶にキャラが出現したんだけど、これは一体何を示唆していたんだろうか。設定示唆演出がこの頻度で発生するとは考えづらいし、当該ゾーンのボーナス期待度だったりするんだろうか。
詳細は追々分かると思うけれど、通常時はサブ液晶も意識しておきましょう。
【パチスロ甲鉄城のカバネリ】設定5実戦DATA |
ゲーム数 |
役 |
備考 |
(267) |
無名CZ |
成功 |
(292) |
駿城ボーナス |
9000円 |
(326) |
生駒CZ |
成功 |
347 |
エピソードボーナス |
2000円 |
(1) |
ST |
|
15 |
カバネリボーナス |
無名→378枚 |
5 |
カバネリボーナス |
無名→227枚 |
3 |
カバネリボーナス |
無名→366枚 |
35 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
20 |
エピソードボーナス |
燃える命 |
(1) |
無名回想 |
エピソード3到達 |
(128) |
美馬ST |
|
142 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
16 |
カバネリボーナス |
生駒→300枚 |
5 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
20 |
カバネリボーナス |
生駒→300枚 |
30 |
ST終了 |
1692枚 銅トロフィー出現 |
(122) |
駿城ボーナス |
|
(273) |
無名CZ |
失敗 |
(351) |
生駒CZ |
成功 |
(372) |
駿城ボーナス |
|
(524) |
無名CZ |
失敗 |
(557) |
生駒CZ |
成功 |
578 |
エピソードボーナス |
|
(1) |
ST |
|
16 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
25 |
ST終了 |
184枚 |
(38) |
生駒CZ |
失敗 |
(70) |
無名CZ |
成功 |
77 |
駿城ボーナス |
|
(1) |
ST |
|
3 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
25 |
ST終了 |
225枚 |
(67) |
生駒CZ |
成功 |
88 |
エピソードボーナス |
|
(1) |
ST |
|
3 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
25 |
ST終了 |
228枚 |
(122) |
駿城ボーナス |
|
266 |
エピソードボーナス |
|
(1) |
ST |
|
20 |
カバネリボーナス |
無名→355枚 |
15 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
25 |
ST終了 |
420枚 |
(126) |
駿城ボーナス |
|
(159) |
無名CZ |
失敗 |
(266) |
無名CZ |
成功 |
307 |
エピソードボーナス |
|
(1) |
ST |
|
12 |
カバネリボーナス |
生駒→300枚 |
24 |
カバネリボーナス |
無名→273枚 |
10 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
9 |
カバネリボーナス |
無名→233枚 |
5 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
9 |
エピソードボーナス |
燃える命 |
(1) |
無名回想 |
エピソード2到達 |
(117) |
美馬ST |
|
136 |
カバネリボーナス |
無名→238枚 |
29 |
カバネリボーナス |
生駒→200枚 |
1 |
時間切れヤメ |
|
TOTAL DATA |
総ゲーム数 |
2364G |
通常時ゲーム数 |
1663G |
初当たり |
駿城ボーナス |
6回(1/277.2) |
エピソードボーナス |
5回(1/332.6) |
初当たり合算 |
11回(1/151.2) |
CZ |
無名CZ |
6回(1/249.2) |
生駒CZ |
5回(1/299.0) |
美馬CZ |
出現せず |
CZ合算 |
11回(1/135.9) |
仮想投資金額 |
11000円 |
仮想獲得枚数 |
2361枚 |
差枚数 |
+1811枚 |
※CZ出現率はCZ中のゲーム数を除いて算出したもの
ということで、現時点で見えてきた設定5の挙動は『初当たりが軽い』という点のみ。あと、初当たり時は駿城ボーナスとエピソードボーナス割合が約1:1と言われているけど、高設定はそこが優遇されている気がしないでもない。
同日に低設定を打っていた皇帝(スロカイザー)さんの台と挙動が明らかに違ったし。ともかく、カバネリは他のAT機同様、ハマらないことが高設定のサインだと思う。6.5号機だからハマった場合でもそれを取り返せる可能性はあるけど、いつ何時だって投資は抑えておきたいしね。
まだまだ謎の多い機種ではあるけど、カッコ良さは一級品。皆さんにはこの実戦記を参考に、ホールでカバネリのカッコ良さを堪能してほしいと思う。
※編集部調べ