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決勝 その1
どーも四帖半です。ああ、疑問に思いました? 何で予選4位の俺が決勝のコラムを書いてるんだって。
はい。説明しましょう。簡単に言うと、オペル佐々木(予選3位)の危機を俺が救ったってコトになります。話は単純明快なのであります。
決勝当日の朝、オペルからLINE的なヤツで一言、「子供が熱出した。朝から病院に連れていかなければならない。決勝代わって」と送られてきた。
今の時刻は朝8時半。たまたま深夜の3時頃、就寝する直前に『寄生獣』の島田学校襲来のくだりを読み始めてしまった俺は、やっぱりこりゃまた1巻からきちんと読み返すべえと再読(再読は100周以上しているが)を本格的に開始してしまったため、朝8時半という普段ならノンレム睡眠(浅い方か深い方のどっちか)真っ只中である時間にもかかわらず、起きていたのであった。そんな中、目に飛び込んできたのがオペルからのSOSだったのである。
即座に「決勝、今日なの?」と返す俺。オペルの返事、「そう」。
ふむ。この端的すぎる返事。大分切羽詰っておるな。押し問答をしてる場合ではなさそう。次善策だの条件だの、やいのやいの言っている場合ではないのであろう。お子さんが熱、か。そら一大事である。病院に連れて行かなならん。闇7なんぞやってる場合じゃないわいな。
俺ってば基本的には困ってる人を見捨てておけない性質なので、「了解」とだけ送って『寄生獣』9巻(市役所での乱戦のくだり)を閉じた。そして即座にまー棒に「今日、決勝どこ?」と尋ねる。その返信が来るまでに洗面所へ。感動の涙で汚れてしまった顔を洗う必要があるのだ。
ホール前。怪訝そうな顔のまー棒と松真ユウ2人に俺はことのあらましを語った。お子さんの熱なら仕方ない、ってことで割とすんなりと俺の決勝参加は認められるのかと思っていたが、何か言いたそうな顔をしているので、俺は2人の心を読んでみた。
「コイツ4位だったのにノコノコ来やがったよ」
「オペルのお子さんが熱出したのは仕方ない、ならば決勝は我々2人でやればいいじゃないか」
「コイツ、人の子供の熱にかこつけて、優勝かっさらう気だな」
「拝金主義のヒゲ野郎」
「資本主義の豚野郎」
四帖半(以下、俺)「もうやめてくれっ!」
俺は叫んだ。
俺「確かにノコノコ来たよ、俺は。4位にもかかわらず。だけど聞いてくれ、別段、俺は欲にかられて決勝に参加したワケじゃないんだ。俺だってホントはこんな危険な実戦、2度と御免なんだから」
松真が驚いたように言う。
松真ユウ(以下、松)「べ……別に何も言ってませんけど……」
まー棒が言う。
まー棒(以下、棒)「だから参加しなくてもいいって。確かにリスキーだしね。10万負け…どころかそれ以上に負ける可能性も十二分にあるわけだし。そもそも決勝が同日実戦なのは、お互いが挙動を把握しつつ1位になるための出玉を確保できる公平性を保つためだから、逆転を夢見つつ永遠に投資をし続ける…っていう地獄の展開だってあり得る……ぅおええっ」
事の重大さに気づいてエヅくまー棒。そうなのである。優勝条件に収支は関係なし。出玉のみで優勝が決まるので、時間的に逆転不可能となる終盤で圧倒的大差がついていない限りは、出玉的弱者はとにかく投資を重ねることになるのだ。これはもう国際協定のない戦争みたいなもので、「非人道的」を絵に描いたようなルールなのである。リスキーどころではないのである。
松真がぼそりと言う。
松「でも優勝したら…」
結局コレである。堂々巡りとはまさにこのこと。そういった諸々を帳消しにする「出玉の総取り」の魔力。これさえなければ…こんなものがあるから俺たちは争わなければならないんだ。
その時、俺は天啓に打たれた。
俺「なぁ…ノリ打ちにしねえか? 今日」
棒「はぁ?」
松「はい? 許されるんですか? そんなの」
俺「いいか。よく聞けよ。現在のプール金であるところの556000円。これに、今から行なう決勝の出玉、下手すると総額80万くらいの優勝賞金を一人で持ち帰るなんて、俺にはできない。ましてや俺は4位だし。だが、この予選のプール金はもちろん、今日の実戦もノリにしちまう…ノリ打ちというとちょっと違うか。投資分は考慮しないで総出玉を山分けしよう。するとどうだろう。まず、投資地獄から解放される。4444Gさえ打ちゃええことになる。さらに3人とも10万投資の出玉ナシという憂き目にあっても、55万のプール金があるから。つまり、ひとり18万以上の戻りがある。お二人さんよ、予選での投資は?」
棒「52000円」
松「81000円」
俺「ホラ! どう転んでも勝ち」
棒「少ねーよ! こちとら予選で万枚出してんのに」
俺「おっ落ちつきたまえ! 今日の実戦で全員が全員、10万負けだった場合の計算なんだからあくまでも。そんなことそうそう起こらないだろ? 普通に考えれば、この選ばれし3人ならどう転んでも圧倒的なプラス収支になるじゃない」
松「四帖半さんは選ばれてないじゃないですか!」
俺「黙らっしゃい! そこはもはや問題じゃないんだよ。問題なのはアレ。参加する以上、お金を増やして帰りたいだけ。あとちょっとでもリスクをヘッジしてだね、賢くスマートに安定的な収益プランを描きたいだけ」
棒「結局金じゃん……」
松「金額がデカくなった決勝に参加できることになったもんだから、急に何とか食い込もうとしてますね…」
俺「なんとでも言うがいいわ! 大人ってのはこーゆーもんなんだよ! いいかお前ら。お前らも冷静に考えろよ? 絶対に自分が優勝できるって断言できるのか? できなかったら、予選で出したまー棒の万枚、松真の6千枚、全部俺が、予選敗退のこの俺が持っていく可能性もあるんだぜ?」
棒「許しがたい」
松「でもそういうルールだし…」
俺「ルール? 知ったことか! これは自衛だよ、自衛。アホ(しゃっく)の作ったルールなんざ糞食らえなんだよ、ボーイ。こっちはこっちで楽しくやらせてもらう。紳士協定を結ぼうじゃないか、諸君。誰が優勝しても山分け。皆シアワセ。ウィーアーザワールド!」
棒「皆の幸せを願ってるの?」
俺「当然でおま。金が欲しいとかじゃないんや。皆の笑顔が見たいだけ。俺は4位だった。オペルのお子さんの発熱という不可抗力で決勝の切符を手にした。そしたら急に欲が出た。でもオメーらみたいなクレイジードッグズとガチでやりあって、優勝する自信もないし、だからといって辞退も惜しい。そのうえで、これ以上負けたくないっていう臆病風にも吹かれてきた、そうだこれだ! これしかない! ……………ってワケでは断じてない!! ただただ皆の幸せを願うものです。本当です」
棒「なるほど。その言葉に偽りはないと?」
俺「もちろんです、サー!」
棒「俺と松真の幸せを願ってると?」
俺「くどいぜ、大将。さっきからそう言ってる…」
棒「じゃあ俺の幸せは、自分が優勝したらルール通りに全額頂く、ってことかな」
松「僕もですね」
俺「???」
棒「四帖半様は優勝しても皆で優勝賞金を分け合うことを願っていると。さらに俺らの幸せも心から願っていると、先ほどその言葉に偽りがないと宣言なさいましたね?」
俺「確かに、それは」
棒「じゃあ決まりだな。俺たちの願いは1つ、自分が幸せになること。その1点。そして俺たちは貴方の願いを2つも叶えてやっている」
俺「待て、それはいわゆる出ノリってヤツじゃ…」
棒「でもそれが幸せなんでしょ?」
俺「いや待て違う、それじゃお前…」
その時、開店を告げる店員の声がホール前に響いた。
なんたること。
俺には優勝以外の道はなくなってしまった。ルールを無視して紳士協定を結ぼうとしたら何だかやり込められた。これで松真とまー棒にとって俺の存在はただの保険となった。そして俺が優勝した場合でも結構な額を手にすることができる。その場合、俺は2人の笑顔を見られるので幸せ。
ってそんなワケあるかっ! バカかあっ!! マジで墓穴、略してマジボケである。そう俺はマジボケだ…ってやかましいよ。
しかし掘ってしまったからには仕方ない。そもそも4位なのにココで書いてること自体、当コラムの読者さんに受け入れられるかどうかも分からないうえに、ルール違反を提案した時点で本企画の信頼性が失われた可能性もある。その罰として甘んじてこのルール受け入れたるわ!!! 俺が優勝して3人で割ってみせやしょう。見てろ!
とゆーワケで、決勝実戦に至るまでの経緯を長々と書き連ねて参りましたが、やっとこさ本番。実戦でがんす。
前日GG17回、最終ヤメゲーム数182Gのカド台に座り、打ち始めること7000円。プルートステージ中に引いた中段リプで当たったのであろう、1匹目の犬。こいつが90G。
そして2匹目の犬、コイツが出てきたのが1031Gだって。いきなりがっつりハマり過ぎじゃないか。早くも累計37Kの投資である。
なんともあっさりハマりおる。この、約1000Gのハマリの間に黄7の3連を3回やった。ヘルゾーンは1回も来なかった。だから写真なぞ何も撮ってない。黄7の3連くらいでイチイチ写真を載せるほどウブではない。
そんなことより優勝するだけの出玉をゲットしないといけないんだから。せめて2匹目のワンワンには頑張ってほしいと思っていたらば70G。GG終了後29Gでループストックしてたのか、3匹目の犬で70G。
310G目、4匹目の犬。60G。
129G目、HZから5匹目の犬。70G。
416G目、HZで6匹目のワン子。80G。
すでに総投資46K。犬ばかり。ワンワン。
マネーだけがじわじわなくなっていく。この箱の中には犬しか入ってないのかな?
518G、総投資は57K。ここで7匹目のワンコロが出てきたが、この当たり方がなかなか興味深い感じであった。
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT (C)MIZUHO
黄7の2連・ブランク・黄7の2連っつー「ハーデスあるある」をかましているのだけども、リールには右上がり黄7が揃っておる。実はこの直前にVハサミ+中奇数が頻発していて、天国以上に滞在しているのが濃厚な状況だったため、この右上がり黄7自体が激アツ。
しかしながらせっかくなのでココは黄7の3…いや4連でもさせておきたいところ…と気合を入れて打つと、
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4連した。当然当たりますわな。先ほども言ったように7匹目のお犬が出てきて、80G。右上がり黄7の方も当たっていた場合、どーなるのかしらん、とGGを消化し始めるとわずか5G目に、
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おおおコレ、噂の! 黄7が4連した際に3連でも当選していたらGGスタート後すぐにその分のジャッジメントが出てくるってヤツじゃん! 黄7の3連でも当たってたのか? ヒヒヒ! っつって8匹目の犬で50Gもらい、それにしてもホンマ犬ばかりやで、と思いつつ打ってたらば
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梯子(はしご)
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Vサイン
と出たのちに、またもや
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初当たり→即ジャッジメント→即ジャッジメント(しかも中段黄7が揃っとりゃあす)。コレってさ、つまり、こーゆーことでしょ!?
天国中に引いた右上がり黄7でGG当てて、それを含んだ黄7の3連でもGG当てて、黄7の4連でダメ押しと。天才過ぎるでしょう。一気呵成ってヤツでんな。ありがたいことです。
でもこのジャッジメントも犬でした。9匹目。50G。これで犬犬犬犬犬犬犬犬犬。いい加減にヒト型の何かに会いたい。
そして、さらに直前のジャッジメント告知ゲームで引いた中段黄7からもジャッジメントが当選しており、GG初当たり後からわずか15G足らずで3回もの上乗せ特化をこなすというドトーの連撃で、まー棒及び松真に若干のプレッシャーを与えることができたかもしれぬ。だが犬でした。10匹目。60G。
ふふ。立て続けに犬4匹と戯れて計240G。トップブリーダーの方なら1匹の犬で簡単に叩きだす数字である。
いかに俺が猫派だの犬派だのを超越した動物博愛主義者であっても、こうも駄犬ばかりが来やがると如何ともしがたいものがある。このGGは結果、約350G継続し、1000枚ほどの獲得で終了してしまった。
とはいえ、詳しいシステムは知らんが、色々当たったし、ループストックで連チャンとかするんでしょうと思っていたがサクリと抜けた。
出玉的にはだいぶ物寂しい感じ。こんなもん速攻でノマれるのだろうなあ、心の準備をしておくべし、とペシペシ打っていくと139Gで1が揃っておる。完全なる謎GG。
で犬、11匹目。11匹ワンちゃん。そんで50G。…お前、なかなかの犬づくしだね。俺、犬公方と名乗ろうかな。
さらに193G目、犬、12匹目。90G。確かにハマってはいない。1匹目と2匹目の間に1000ハマリがあったけども、その後の3匹目から12匹目までは結構、群れでやってきています。
1匹目だけ雲のジュウザみたいなタイプの犬だったのでしょう。んなこたぁどーでもいいんですけど、俺もそろそろ、ガチムチおじさんとか人妻とかに会いたい。犬とばかり暮らして。まるでサンだね。アシタカに迎えに来てほしい。
したらばまたも早めの初当たり、52Gで。
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会えた。人妻です。100Gです。13回目の上乗せ特化で初の3ケタ。でもいい。この星にも人間がいたのか…的な感動に俺は今、包まれている。
このGG中にうまいことジャッジメントが引けて、また犬が出てきた(13匹目)。200Gほど消化し終了。数珠連炸裂で出玉も2000枚はあろう。
ここで奴らの様子を確認すると、現状俺が最も出玉を確保しておる。松真に至っては、俺の視界の片隅でキュウーみたいな萎み方をしてたので、なんか痛い目にあったっぽい。
まー棒も煮え切らぬ展開に終始しているっぽい。諦めろ! 俺に優勝を差し出せ!! ダメだったって俺は君らと山分けするんだからさ。諦めたまえ!!
その後も、早いゲーム数で初当たりを引き続ける俺。
56G、犬(14匹目)。
16G、犬(15匹目)。
34G、犬(16匹目)。
32G、犬(17匹目)……。
天国モード(多分)とレア役が天才的なタイミングで絡む。通常時はプルートステージ以外をしばらく見ていない。
出玉は2500枚以上は獲得した。まずまずである。だが、ついに数珠連タイムは終了してしまったらしい。
あとはチンタラ打てば良しか。すでに4444Gは超えておる。本当ならば流してもOKな局面。だが、俺は優勝せねばならず、他2人は虎視眈々と俺の出玉を抜き去ることを狙っているので、出玉を流せない……つまり牛歩的な感じで打つことになる。
具体的には小便が近いフリをして何度もトイレに行く、コーヒーを度々買いに行くフリをする、急に枝毛が気になったフリをする、などをしつつダラダラ打つ。
そして彼奴らがGODだの冥王リプだので、とんでもない出玉をモノにしそうになったら猛然と打ちだす、とこういったセコい戦略を取らざるを得ないのですけども、サッカー日本代表だって勝つためには必死ですから、時には勝ち点を守り抜くための綺麗とは言い難い選択をせねばならない、とだけ言っておく。ちなみに俺はサッカーはほとんど知らない。柱谷は知ってる。
そーやってダラダラ打っていたらば、HZ高確に移行する400Gの目前になったので、ココで奴らを突き放すのも一興っつってHZに入れて、それは青だったのだけども2G目にパキッと奇数揃えて、また犬が出てきたんだけども110Gもらって。んでGG中に。
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ほほほーう。さらにプレッシャーかけたる! オラッ!
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ペルー……。全く。普通に口に出てしまったよ「ペルー…」って。急に南米の国名を呟く人みたくなってしまったが。6000分の1を引いて50Gなのだから、さもあるべし。
また牛歩に戻りますよ。ええ。ええ。ゆっくり歩いていきますよ。出玉は全盛期に戻したくらい。
彼奴ら2人もとっくに5000Gを超えているのだが一向にヤメる気配がない。そして出玉的には泥仕合の様相を呈しているが、まだ現状ではトップ。ここは基本戦術の牛歩作戦を遂行するしかねえ。
ゆっくり打つ。
暇だ。寝てないから。寄生獣読んでて寝てないから。眠い。ゆっくり打つのもキツい。
ティロ…ボウっ…ボウっ…ボウっ…ティロ…ボウっ…ボウっ…ボウっ…このリズムがあのアレ、f分の1ゆらぎ的なアレで俺の眠気はドのつくピークでありやした。
思考もまとまらぬ。ずーっと3ケタの数字の羅列を見せられて。
ああ。市三郎(136)と彩也子(385)とフタ次郎(226)と三四郎(346)と八三郎(836)と心実(553)とヤコヴ(85V)とIZAMU(136)は八つ子(825)。
などと朦朧とする意識の中で架空の八つ子を作ったりして、なんで僕の名前だけユダヤ風なんだよ! と反抗期に手が付けられなくなるほど荒れるヤコヴと、それを諌める、後に得体のしれないミュージシャンになるIZAMUの姿を幻視しながら牛歩してたらばコレである。
1000Gもハマってるじゃない。出玉もあと300枚くらいしかない。えぺう。
なんか変だと思ったんだ。ぼんやりしながらドル箱からコインをガシャッと2回ほど下皿にぶちまけた記憶があったから。アバババ。
千里の道も一歩から。ゆっくりでもいい、一歩一歩踏みしめていけばいずれはあの山を越えるだろう。そう、まるで堅調な優良企業のように、着々とハマった。
宮城のような派手さはないがバスケをよく知っている植草みたいにハマった。
牛歩で打ってもハマる時ゃハマるのである。
つーかヤバい。これはマジでヤバい。1発デカいの引かれたら俺の優勝は露と消える可能性が高い! あああ、こんなことになるならば2000枚くらいで流して、後は奴らがそれ以上出さないように念を送る作業に集中すればよかった!!
作戦ミスである。時間は現在20時。こんな時間に取り返しのつかない局面に陥っているのも、牛歩と寄生獣とヤコヴのせいである。
だが、悔やんでも仕方がない。
俺は天井へ行く。
天井で本日初となるハーデス様との謁見でバコッと乗せて奴らの心を折る! それしか道はない。それしか道はないのだ。
…というワケで、俺は天井に行けたのか、天井に行ってハーデス様とはしゃげたのか、残り2人の実戦をお読みになったうえで、「エピローグ~凄惨なる精算現場~」をお読みください。そこに答えがあるハズです。
おわり。