「まさか6号機でリノシリーズが打てることになるとは…」
6号機リノの情報を初めて聞いた時は驚きましたね。全く予想してなかったので。しかも左リール3択のシステムも完全継承しているとか。
「これは早く取材に行かなければ!」
そんなワケで、早速取材で打ってきましたので、通常時とボーナス高確率中の新しい点や楽しみ方を、2回のコラムで紹介していきたいと思います。
共通レモンが通常時のアクセントに
自分はリノ…通称「赤リノ」の時から、通常時は順押し→中押し→逆押しのローテーションで消化しています。
で、実際に新しいリノを打ってみて、早速これまでのリノと決定的に違う点を見つけました。それは…「共通レモン」という役が加わったことです。

右下がりにレモンが揃う。これが共通レモンで、払い出しは4枚。通常時はメイン小役と言ってもいいぐらい揃うので、コイン持ちが以前より若干良くなりました。
…いや、そんなことより、共通レモンが存在することで、通常時の出目にバリエーションが増えたということが重要かと。

例えば中押し。
中段にレモンが止まるのは、これまでのシリーズでは「ボーナス高確率中」のみでした。で、レモンが斜めにテンパイするとピンチ目の可能性が高く、中段にテンパイすれば中段レモン=激アツとなる出目です。
6号機のリノは前述した共通レモンがあるので、この出目が通常時にも停止します。で、中押しの場合は中段レモン停止で共通レモン確定です。
もう一つ、中押しで前作と大きく異なる要素があります。それはリプレイの入賞ライン。
中押しで中段にリプレイが止まった場合は、以前だとハズレorリプレイでした。その法則性は変わっていないのですが、揃うラインに変化があります。

前作と同じように右下がりに揃うこともあるのですが、今回から新たに右上がり揃いが加わったのです。この出目を見て「えっ?」と思った方はおそらくリノ通。
これまでは中押しだと、リプレイが右上がりに揃うことはなかったので、中→左と押して…

この形になればリプレイ否定かつ、中押し時限定の一枚役によるボーナス確定目でした。ボーナス高確率中のみ見られる至福の瞬間ともいえます。
この法則がリプレイの揃うラインが変更されたことによってなくなりました。知らずに打つと結構ショックなので覚えておきましょう。まあ、通常時に中押ししていれば、すぐに分かると思いますけどね。
ちなみに逆押しでは、

右リール下段にレモンが停止すれば、通常時なら共通レモン確定です。以前はボーナス高確率中だけしか止まらなかったので、初打ちでこの出目が出るとビックリするかもしれませんね。
逆押しのトマト1確目は今作でも健在です。右リールの上段にトマトが止まった後は、左リールの3択が当たればトマトが揃います。
中押しも同様。通常時の中段トマト停止は3択の時間です。上段トマト停止なら、コイン揃いか3択トマトとなります。
「遅れ」はどこを押すか悩みどころ
前作までは、トマトのチャンスを察知するのは出目が全てでした。しかし、今作は「遅れ」という新しい要素が加わっています。
遅れはショートとロングの2通り。ロングは一瞬「無音!?」と思うほど長く遅れるのですぐにわかるとのこと。なので、一瞬の違和感があれば、まずショートです。
ショートはトマト3択orコインとなり、ロングはトマト3択確定となるそうです。
遅れ発生時に悩むのが、どこを押すのかということ。
逆押しだと、トマトorコインのどちらが成立しているのか即判別できます。中押しだと、上段トマトなら次のリールを押すまで分かりません。
そして順押しの場合。遅れが発生した時に、左リー下段にトマト(orBAR)が停止すると、コインを否定、かつ左リールの3択正解となるので、トマト揃いの1確目という悶絶出目となります。なお、この場合はショートとロングのどちらでも1確です。
ロングの場合は、左リール上段トマト停止も1確です。トマト3択正解orコインの出目ですが、ロングならコインを否定しますので。
遅れが加わったことにより、順押しの楽しさが大幅にアップしました。もちろん、遅れはトマト3択の時に必ず出現するワケではなく、出現頻度もそんなに高くありません。「遅れ待ち」ではなく、ちゃんと出目で察知する楽しさも失われてないちょうど良いバランスになっているのでご安心を。
トマト入賞ラインは揃うまで固定
前作同様、トマトが入賞するラインは、トマトが揃うまで固定されたままです。中or逆押しをするとラインがすぐに分かるので、順押し時にチャンスとなる瞬間の法則性もそのまま。
上段テンパイ待ちなら、順押しの左リール上段トマト停止で激アツ。斜めテンパイなら順押しの左リール下段トマト停止でチャンス。順押しだけしていれば、トマトのテンパイラインを把握することもない点も一緒です。
自分の好きな打ち方で、トマトを収穫するまでの間、トコトン楽しみましょう。
※F山科調べ