旧規則機の設置期限延長へ


パチンコのCR機やパチスロの5号機と、いまでもホールの主力で活躍している旧規則機。その設置期限は業界団体によって今年の11月末と決議されていたが、改正によって多くの機種が延長されることになった。

そもそも本来は、現行規則施行後の今年1月末には新規則機(パチンコのP機、パチスロの5号機)に完全移行しているはずだったが、コロナ禍の影響により昨年5月20日に規則の附則が改正され、旧規則機の経過期間(=設置期間)が3年から4年へ1年延長されていた。

これで最長で来年の1月末まで旧規則機が設置できることになったが、この改正をうけた業界団体としては自主規制として、それよりも2ヶ月前倒しでの撤去を昨年5月に決議していた。

しかし、3回目の緊急事態宣言が発出されるなど業界を取り巻く経営環境が悪化、多額の資金が必要になる新規則機への移行を少しでも遅らせたいという理由で、本来の設置期限に合わせることになったのだ。

とはいえ、基本的には本来の検定・認定期限までしか設置できないことに変わりはなく、徐々に機種が検定・認定切れでホールから撤去される予定。今回の設置期限延長で大きいのは、パチンコの甘デジやパチスロのノーマル機、設置台数が多い代表的なものでいえば甘海やジャグラーだ。

昨年の業界団体の決議では検定・認定が切れていても満了日から7ヶ月はみなし機として設置可能としていたが、今回の決議改正によって設置期限が1年に延長。設置台数も多く、ファンからの支持も高い機種だけに、これは単純に朗報といえそうだ。

また、業界団体では旧規則機の設置期限を延長したうえで、新規則機への移行も進めるため、新規則機の設置比率の段階的な目標も定めている(5月末で65%、6月末で70%、7月末で75%、9月末で80%、10月末で85%、12月末で95%、来年1月末で100%)。

延長されたとはいえ完全撤去まで約8ヶ月となった旧規則機、好きな機種があるとしたら悔いを残さないように打ち倒しておきたいものである。