
どうも HYO.です。今回は全国のリーチ目マシン愛好家たちが待ち望んでいたA PROJECTの最新作『クランキークレスト』をレポートしていきたいと思います。今作は名前からも分かる通り、クランキーシリーズの正統後継機です。
●まずは筐体をチェック!

下パネルの鳥(コンドル)ちゃんが良い雰囲気を醸しだしていますねぇ。ちなみに、クレストを和訳すると"最上級"みたいな意味になるそうです。クランキーの最上級が6号機で登場、そういうことですわ。

上部パネルにはルーレットランプがあり、通常時は小役対応系の演出、ボーナス中は設定示唆と思われる演出が発生します。

リール下にはミニ液晶があり、ボーナス中の消化手順ガイドや終了画面表示、そして通常時は「クレストチャレンジ」と呼ばれる演出で活躍してくれます。それじゃあ、次は配列ですね。

いいねぇ。やっぱりオーソドックスな狙い目は、左リール上段鳥ですかね。右リールは適当打ちで、スイカがテンパイしたら中リールはスイカをフォロー。ちなみに、チェリーとスイカは演出非発生でも成立している可能性があるので注意しましょう。
めんどくさい? いやいや、クランキーはそうでなくっちゃ!

そして、リーチ目はスイカの小山、スイカ・赤7・スイカの一直線、中段ラインでのベリリ&ベリベがリーチ目かと思われます。


左リール上段鳥+右リール下段チェリー付き赤7停止は2確、右リール下段鳥はスイカハズレでボーナスと、このあたりもAプロではお馴染みって感じです。
さらに、左リール上段鳥からの右リール中段スイカのズレ目。こちらもモチロン鉄板のリーチ目…なんですが、1箇所だけNGポイントがあります。右リールに1箇所だけある、上にベルがないスイカ。

コイツだけは中段にスイカが停止しても2確にならないので注意しましょう。
あとは、左リール枠上鳥からもリーチ目を確認しましたね(しかも1枚役だった!)。個人的には鳥の下にあるスリスが気になって仕方ありません。1リール小役ハズレ目ではありませんが、ビタ停止はスイカorボーナスっぽいような…。
ほかにも青7を上段に狙ったり、その上のチェリーを枠内に押してスベらせたり、狙いたい箇所がいっぱいあります。早く狙いまくりたいですねぇ(笑)。
●ここからは演出を紹介!
上部パネルで発生する「コンドルルーレット」は基本的にレバーON時に発生し、最終的に停止したランプに応じて対応役があります。

ハズレの可能性があるのは下ランプだけで、それ以外は点灯すれば小役orボーナス。ランプと停止形によって1確、2確が拝めるヤツです。
ちなみに、ルーレットには順回転と逆回転があり、逆回転時は対応役が変化するので注意しましょう(下ランプ点灯でスイカを確認)。ただ、発生したら結構アツいです。僕なら青テンを狙いますね、ええ。

あとは、左リール上段付近に鳥を狙って消化していると、第1停止時に「レッツゴークレストチャレンジ!」という音声とともに「クレストチャレンジ」が発生することがあります。
その場合、左リールは下段に鳥が停止して、中段チェリーの停止形になるんですが…この時は、必ず中・右リールともに鳥絵柄を狙いましょう。クレストチャレンジは『クランキーコレクション』であったクランキーチャレンジ同様、同時当選のチャンスとなる演出です。
同時当選期待度はチェリー(羽根テンパイハズレ)<羽根揃い<鳥揃い(BIG)となっており、羽根テンパイハズレ・羽根揃いはいずれも8枚。ただし、中リールで羽根をフォローしないとチェリーの1枚しか払い出しを受けられないので注意しましょう。
実戦上、クレストチャレンジはクランキーチャレンジと同様に女性Ver.と男性Ver.の2種類のボイスがあり、女性がデフォルト、男がチャンスパターンとなっているようです。

そして、クレストチャレンジの次ゲームは必ず演出が発生します。この演出ではコンドルのポーズによって対応役があるんだとか。また、背景にもパターンが複数アリ、

昼<夕方<夜の順にボーナス期待度がアップします。夜背景でレア役対応のポーズなら…貰ったも同然でしょう。まぁ、そういう場面で何度もスイカを揃えてダメだった男がココにいますけどね(笑)。
ちなみに、クレストチャレンジは青7付近を狙うと発生しません。羽根テンパイハズレや羽根揃いの8枚はすべてベル(8枚)で揃うようになります。
なるほど…青7狙いはベル揃い時のボーナス期待度がちょっと上がるってワケだ。いやぁ、でもクレストチャレンジもヤリたいなぁ。でもでも、青テンもみたい。クソぅ、上手く作ってあるなぁ。
●ボーナス最速手順とボーナス消化手順を紹介!
さて、それでは目押し自慢の皆様お待たせしました。ボーナス消化手順です…と、その前にボーナス最速揃え手順から紹介しましょう。
ボーナス成立を察知したら1枚掛けで右リール上・中段にBARを狙いましょう。1枚掛けでも有効ラインが2ライン(中段&右上がり)あるので、ビタではなく2コマの余裕があります。
右リール枠内にBAR停止でベルorリプレイorREG、青7停止で青7BIGorベル、何も揃わなければ赤7BIGor鳥BIGです。
ちなみに、赤7BIGと鳥BIGは同一フラグとなっているので、次ゲームは好きな方を1枚掛けで揃えましょう。この同一フラグはビックリしたんだよなぁ(笑)。ビタ押しで判別する手間が省けるから、クレストは本当に優しいなって思った。
そして、ココからはボーナス中の消化手順を。

BIG中は予告音発生時に1回だけ逆押しで右・中リールに青7(4コマ余裕)を狙い、左リール下段に鳥をビタ押しで枚数調整を行います。失敗しても枚数的な損はないので、何度でも挑戦しましょう。優しい。
これにより、279枚獲得できます。おっきい! 6号機の限界ギリギリ! 優しくておっきくて限界ギリギリって、これもうオッ〇イじゃん! ねぇ? オッ〇イじゃん、ねぇ? …はい、すみません。続けます。
出玉面での技術介入要素は枚数調整だけですが、おそらく設定看破要素になるであろう技術介入も存在します。
BIGは前半パートと後半パートがあり、前半パート中は逆押しで鳥・赤7・赤7を揃える(それぞれコマ数に余裕アリ)たびに、上部ランプ4つのいずれかが点灯します。
後半パートでは特殊な停止音が第3停止まで続くと、ランプが点灯するシステム。現状、どのランプが何を示唆しているかは謎です。
次はREG中。REG中は予告音ナシなら左リールに鳥を狙って1枚役を回避。予告音アリなら…
[1]左リール枠上2コマ〜中段に鳥狙い
↓
[2]中リール上or中段に青7狙い
↓
[3]右リール青7or赤7狙い(4コマの余裕アリ)
で15枚を獲得しましょう。中リールの2コマ目押しさえクリアすればMAX112枚を獲得できます。
「なーんだ、ビタじゃないのか。張り合いないなぁ」
と思う方もいるでしょう。大丈夫です、ビタ押し要素もあります。15枚役は組み合わせが4種類あって、それぞれ入賞させると対応のランプが点灯します。

ランプ別の対応役 | |
---|---|
上ランプ | 鳥・青7・青7 |
右ランプ | 鳥・赤7・赤7 |
下ランプ | 鳥・青7・赤7 |
左ランプ | 鳥・赤7・青7 |
15枚役が8回入賞するまでの間に、すべてのランプを点灯させることができれば…何やらエンディングが変化するんだとか。REG終了画面で設定2以上確定などのパターンがありそうですね。それを拝むための技術介入要素なんじゃないかな、と。
中リールの青7パターンは余裕なんですが、中リールの赤7パターンが大変なんです。なぜなら、赤7の場合はビタ押しが必要になるから。目押し失敗時は4枚が入賞し、獲得枚数がダウンする危険があるので、目押しが苦手な人はあまり無理をしない方がいいかもしれません。

ただ、左リール下段に鳥が停止した場合は中・右リールともに目押しが4コマでOKになるので、そのときは中リールに赤7を狙いましょう(ランプの点灯状況によって打ち分けが必要)。
ってな感じで、ボーナス中にはもちろん技術介入要素がありますが、難易度とリスクがこれまでのクランキーシリーズと比べてかなり下げられているという印象ですね。ビタ押しができないからクランキーを打ってこなかったという人には、朗報なんじゃないかと思います。
そして、BIG終了後には「クランキーゾーン」という『サンダーVライトニング』の「ライジンゾーン」みたいなものがあります。MAX99G継続して、消化中はレア役とボーナス成立を完全告知するみたいです。
これもおそらくライジンゾーンと同様、継続ゲーム数で設定推測が可能なんじゃないかな、と。そんなのなかったらゴメン(笑)。
「完全告知モード? クランキーにそんなのいらんいらん!」
という硬派なアナタ、安心してください。クランキーゾーン突入時にMAX BETを長押しすると「PROモード」に変更が可能です。
PROモード中はレア役のみ告知で、ボーナス成立は告知されません。レア役告知ナシ→左リールにスリスがビタ止まり→嬉しすぎておしっこを漏らす…という色んな意味で黄金パターンが味わえるかもしれませんよ。クランキーゾーンの楽しみ方はセンスが問われそうだぜ…。
はい、というわけでクランキークレストの試打レポートをお届けしました。
通常時は小役狙いでチェリーとスイカの取りこぼしを防ぎつつ、迅速にボーナスを察知する。そして、ボーナス中は目押しで最大獲得枚数を目指す。
クランキーシリーズではゲーム性のキモとも言える部分はしっかりと継承されています。目押しに関しては難易度が下がっているので、今までよりも多くのユーザーが楽しめる仕様になったと言っていいでしょう。
気になる設定1の機械割は…まだ謎ですが、大丈夫。100%を超えるって信じましょう。それよりも僕は新配列でリーチ目を探すのが、今から楽しみで仕方ありません。左リール下段or枠下に鳥を狙うのもアリっぽいんだよなぁ、とかね。あー、早くホールで会いたいようっ!