これまでにもST機は数多く登場したが、カミカゼファイターのように回転数そのものが変化する2つのSTは珍しいタイプである。
そのカラクリは通常時の大当たり振り分け。
ヘソ入賞時の大当たりには「出玉なし」が存在し、電サポもつかない当りが大半を占めている。
大当たり後は100%確変に突入するが、確率は大きく上がらず、通常時と大差ナシ。
別の言い方をすれば2段階抽選のような仕組みをしており…。
↓
@
内部上で大当たり
A
振り分けで出玉あり
(もしくはATTACK突入)
この2つをクリアして、初めて実質的な大当たりとなる。
※盤面に表記されている確率は@をクリアできる確率となる。
このシステムを利用して、上記のAまで(図柄揃い)の実質確率がスペック毎で分かれているのだ。
カミカゼATTACK・RUSH中は右打ちによる電チュー入賞となる。電チュー消化時の当たりは全て出玉ありとなるので、大当たりまでの確率は実質的に上がる。
確変中であれば電サポはつけられるので、あとは各スペック毎の最大ST回数まで電サポをつければ、2つのSTというシステムが実現する。
例えばスペック「R」の場合は、内部上のST回数は170回。
↓
これをATTACKの場合は50回転で電サポが終了、RUSHの場合はATTACKと合わせて最大の170回転まで電サポを継続させているのだ。