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- あさってに向かって打て! (嵐)
中押し極めし傾奇者
担当編集・しゃっく(以下、し)「今週は、嵐さんの大好きなあの機種についてのご質問が来ておりましたので、そちらをご紹介させて頂きたいと思います」
パチスロ花の慶次 戦極めし傾奇者の宴について質問です。左リールの下段にチェリーが停止し、中リールにBARを狙った時、いつもはズルっとスベって中段にスイカが停止するのですが、一度だけBARがテンパイしました。これは強チェリーなんでしょうか?
(PN:K32)
し「ということなんですが、実際のところどうなんですか?」
嵐「多分、強チェリーだと思います」
し「ん? え? 多分? 多分って言いました? え?」
嵐「いや…その…アタクシ、レア役を狙う時は基本的にハサミ打ち派なので、順押しはあまりしないんですよ。だから確証はないのですが…順押し中段BARテンパイは『極BIGor強チェリー』じゃないかな、と」
し「はぁ…パチスロライターたるもの、色んな打ち方を試さないとダメなんじゃないですか? オーソドックスな小役狙いの出目に対して"多分"という答えが出てくるとは…。ちょっと情けないんじゃないですか?」
嵐「返す言葉もございません。そこで、お詫びと言ってはなんですが、アタクシが最近ハマっている中押し手順をご紹介させて頂ければと思うのですが」
し「ほう、さすがは変則打ちマニア。その中押し手順は楽しめる打ち方なんですかね?」
嵐「1枚役が獲得できるので、楽しめるうえにお得です♪」
し「出た〜! さすがは自称1枚役ハンター(笑)。相変わらずセコい打ち方を考えるのが得意でいらっしゃる」
嵐「何度も言いますが、パチスロはたかが1枚、されど1枚ですぞ!」
し「はいはい。そのご高説は耳にタコができるほど聞いたので、早速本題に行ってください」
嵐「むうう、相変わらず1枚役を獲得する喜びは伝わってないみたいだけど…まあいいでしょう。それでは早速、手順をばご紹介して参りましょう。まずは中リールの中段から下段にBARを狙います」

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990 版権許諾証YSA-227
嵐「こちらが止まった場合はなかなか豪華な出目に見えますが…残念ながらハズレ1確です(笑)」
し「へぇ〜、見目麗しい出目なんですけどねぇ」
嵐「ただし、ART中に停止した場合はボーナス濃厚目になるので、条件付きで激アツとなるという、二面性を持った出目とも言えますな」
し「そっか。ART中はハズレ目=ボーナスの可能性大となりますもんね! それはそれでオツですね」
嵐「その通り! で、次に止まる頻度が高いのはこちら」

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990 版権許諾証YSA-227
嵐「こちらは、リプレイorベルこぼし目となりますので、左・右リールは適当打ちでOKです」
し「なるほど」
嵐「で、お次はコチラ」

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990 版権許諾証YSA-227
嵐「チェリーが中段に止まったら、BARを中段に押していた場合はチェリー1確。左・右リールにBARを狙って3連チェリーになれば強チェリー、3連チェリーにならなければ弱チェリーとなります」

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990 版権許諾証YSA-227
し「なるほど。出目でちゃんと強弱を見分けられるんですね」
嵐「そうなんです。で、中段にチェリーが停止した出目なんですけど、BARを下段に押していた場合はハズレでも停止してしまうので、左リールにチェリーを狙って枠内に停止しなかった場合は右リールは適当打ちで問題ないです」
し「じゃあ1リールで成立役を正確に絞りこみたい場合は、BARを中段にビタ押ししたほうがいいってことですね?」
嵐「そういうこと。BARは1コマ以上早く押してしまっても小役の取りこぼしは一切発生しないので、積極的に中段に狙ってみてもいいかもしれません。ちなみに1コマ早く目押ししてしまった場合は、中段にスイカが停止した形から左リールにチェリーが停止するんですが…」
し「…が?」
嵐「この出目が、この手順の1番のキモとなりますんで、これから解説する内容をしっかり覚えてくださいね!」
し「はい!」
嵐「まず、スイカ中段停止時はスイカorチャンス目となりますので、右リールの枠上2コマ〜中段に青7を狙ってください」
し「ちょっと待ってください! 右リールの上〜中段に青7を狙ったらスイカを取りこぼしちゃいますよね?」
嵐「そう思うでしょ? でも、右リールの青7は『スイカの代用絵柄』になってるから大丈夫! ちなみに、スイカ成立時はスイカが右下がりにテンパイするか、この形となるので…」

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990 版権許諾証YSA-227
嵐「どちらかの出目が止まったら、左リールにスイカを狙って揃えてください。成立役は弱スイカor強スイカですよ」
し「ちょっと待ってくださいよ! スイカの強弱が見抜けなかったら設定推測に影響が出るんですけど!?」
嵐「まぁまぁ焦らずに。スイカは強弱で払い出し音が異なるのでそこから見抜けるんです。払い出し音が低ければ弱スイカ、それよりもちょっと甲高ければ強スイカ。慣れれば簡単に見抜けるようになりますよ」
し「なるほど。払い出し音で判別できるんですね。じゃあ問題ないか」
嵐「そして今回の1番のキモがこちら!」

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990 版権許諾証YSA-227
嵐「右リール中段に青7が停止したらチャンス目2確となるので、左リール枠上2コマ〜中段に白7を狙いましょう。白7が中段に止まれば『白7・スイカ・青7』の1枚役が獲得できます!」

(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990 版権許諾証YSA-227
し「そんなに難しい手順じゃないんですね」
嵐「ちなみに、1枚役は全部で3種類ありますので、狙っても獲得できない場合がありますし、右リールの時点で青7が蹴られる可能性もあります。というわけでいずれも目押しミスではないのでご安心ください。ちなみに後者はチャンス目2確となります」
し「そうなんですね」
嵐「なお、青7が上段に止まった場合は中リールの目押しが1コマ以上早かったことが確定しつつ、チェリーの2確。ここでは左リールにチェリーを狙って、払い出し音でフラグの強弱を判別してください。地味な払い出し音なら弱チェリー、派手な払い出し音なら強チェリーです」
し「へぇ〜。中リールの目押しが早いとチェリーの強弱が出目で判別できなくなるんですね?」
嵐「そうなんです。だからできればBARを中段から下段に押すのがオススメかな」
し「ちなみに、極チェリーや極スイカといったプレミアフラグの停止形はどうなるんですか?」
嵐「そ、それは…現在調査中でございます(汗)」
し「は?」
嵐「だって…中押しを試し始めてからまだ1回も引けていないものですから…」
し「まあ、それはヒキ弱の嵐さんですから致し方ないことなのかもしれませんね」
嵐「返す言葉もございません」