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マジカルハロウィン ボーナストリガー
今回は、9月22日導入予定の新台『マジカルハロウィン ボーナストリガー(以下、マジハロBT)』を試打してきたので、レポートしまっせー!

マジハロシリーズの最新作ということで、期待している方も多いでしょう。マジハロってホント、好きな人はトコトン好きで打ちこむイメージですからね。
え? 僕? 僕はまあ、ちょこちょこ打ったぐらいですかねぇ(笑)。
いやね、マジハロってなんだか"独特のノリ"があるじゃないですか? 愛がないと入り込めない感じというか。そこにちょっと遠慮しちゃって、イマイチのめり込めなかったんですよね。
しかし! 今作のマジハロはボーナストリガー機ですから! BTおじを自称している者として、マジハロBTはしっかりと愛していきたいと思っている所存です(政治家っぽくてなんだか嘘くさいな、ホントだよ?)。
さて、まずはスペックを見てみましょう。
| 基本スペック | |||
|---|---|---|---|
| 設定 | BIG | REG | 合算 |
| 1 | 1/299 | 1/390 | 1/169 |
| 2 | 1/295 | 1/347 | 1/159 |
| 5 | 1/273 | 1/301 | 1/143 |
| 6 | 1/262 | 1/262 | 1/131 |
BIG確率が設定1でも1/300を上回り、ボーナス合算も1/169と初当たりは軽め。REG確率にそこそこ大きな設定差があるのに注目ですね。
ボーナストリガー機なので、RTやATなどの付加機能はナシ。通常時は小役狙いで消化し、演出や出目でボーナス成立を察知するオーソドックスなマシンです。
取りこぼしの可能性があるフラグはチェリー(2枚)とスイカ(12枚)。スイカは枚数が多いので、特に取りこぼし厳禁なフラグですね。さて、それではリール配列を。

いいですねぇ! リーチ目マシン愛好家として大好物な配列です。
オーソドックスな小役狙い手順としては、左リール上段付近に白BARか青7を狙って、ハサミ打ち消化ですかね。右リールの白BARがスイカの代用絵柄になっているので、右リールは適当打ちでOK。スイカがテンパイしたときのみ、中リールは赤7か青7を目安にスイカをフォローしましょう。
リーチ目は小役のダブルテンパイハズレ、ボーナス絵柄の一直線など、分かりやすいものが多いですが、白BARと青7で出目の法則が若干異なりました。左リール上段に黒BARを押して、スイカが上段までスベってきたら…というのも楽しそう。ほかにも「リべリ」とか、狙いたくなる箇所はいっぱいですね。
チェリーとスイカには強弱ナシ、もちろん同時当選の可能性もアリ。

ちなみに、チャンス目フラグも存在します。第3停止後にリールフラッシュが発生するので、見逃す心配はナシ。出現したら同時当選に期待ができます。
「チャンス目待ちのゲーム性なのか?」
答えは否。ボーナスは約50%が単独、もしくはリーチ目役(1枚)との同時当選になるので、しっかり出目でアツくなれるマシンです。
あ、そうそう。リール停止後に停止ボタンを押すとスベリコマ数が表示される「すべりコマ数表示機能」も搭載されています。あと、ボーナス開始画面で1BETボタンを押すとボーナス成立時の出目を確認する機能も付いているから、リーチ目マシン愛好家たちはぜひ活用して舐ってください(笑)。
そして、通常時の演出モードは「アリス」「ローズ」「フロスト」「ノワール」「ジュークボックス」の5種類から選択が可能。
| 演出モード別の特徴 | |
|---|---|
| アリスモード | 様々な演出で小役やボーナスを察知 |
| ローズモード | 告知音でボーナスを報知。連続演出発展でチャンス |
| フロストモード | リールフリーズ発生でボーナス濃厚 |
| ノワールモード | 多彩な演出法則を搭載。対応役が矛盾すればボーナス濃厚 |
| ジュークボックスモード | 楽曲とMVが楽しめるモード。いきなり楽曲が停止すればボーナス濃厚 |
個人的にはアリスとノワールが好きだったかな。ノワールは消灯(魔法陣)演出があって…
1消灯…リプレイ
2消灯…ベル・スイカ
3消灯…激アツ
こんな感じで対応役がある。これが出目と上手く絡むから、2確が拝みやすくなります。
ジュークボックスでいきなりBGMが止まる感じも、AT中にハッとするあの感じに似ていて好きでしたね。
あ! 通常時にね、液晶右にある月が赤く発光することがあるんだけども。そのときは、順押しで「赤7・黒or白BAR・黒or白BAR」を狙いましょう。

15枚獲得できるから、絶対に忘れないで。知らないと大損します。
ボーナスは赤7揃いのBIGと赤7・赤7・青7揃いの2種類。BIG・REGともに最大111枚獲得なボーナスで、消化中は簡単な技術介入要素アリ。

どちらも1回だけ「中リール適当打ち→左リール枠内にカボ絵柄を狙う→右リール適当打ち」で、枚数調整を行いましょう。残りは左リールに赤7を避けて順押し適当打ちでOK、111枚獲得でボーナスが終了します。ちなみに、この手順はボーナストリガー中のボーナスも同様です。
BIG後はボーナストリガーへ突入します。2枚掛け遊技で、消化中は約1/4でボーナスが成立するんですが…ここでのヒキが重要!
BTボーナスを引ければ消化後にボーナストリガーへ再突入するのでループ、REGだった場合はREGを消化して通常時へ戻る仕組みになっています。BR比率は1:1、つまりマジハロBTのボーナストリガーは50%でループするってこと。BTボーナスは青7揃いorカボ揃い、REGはカボ・カボ・白or黒BAR揃いです(いずれも消化中は3枚掛け遊技で最大107枚獲得)。
ボーナストリガー中も大別すると「まじかるちゃんすモード」「バトルモード」「(悪)きんきんモード」の3つの中から好きな演出を選択可能。
最終的にカットインが発生したら各リールにカボ絵柄を狙って、右リールでカボが揃うか、BAR絡みのREGが入賞してしまうかのドキドキを味わうのが基本パターンになります。
BT中はベル(1/1.9で成立)が重要で、REGはベル成立時に同時当選する可能性アリ。これを知っていると、各演出モードがスゴく楽しめます。このあたりは、打ちこみ要素ですね。ぜひいろいろ試してみて下さい。
そして、BT中を含むREG中はビタ押し要素があります。枚数調整後、左リール上段に黒BARをビタ押ししましょう。成功すると液晶にミニキャラが登場します。

このとき、台座の色とキャラのアクションで、おそらく設定を示唆していると思います。失敗しても枚数的な損失はないので、必ず挑戦しましょう。実戦上、成功回数が多いほど上位の台座やアクションが発生しやすかったので、ビタ押し精度が高いほど良い示唆が出やすい仕組みになっていると予想します。なんて有益な情報なんだ! すげぇ!
BIGはボーナストリガーによるループ込みで平均325枚の獲得に期待できるそうです。もちろん、50%のヒキ次第では500枚、600枚、700枚…ホールで一撃1000枚を突破する猛者もいることでしょう。
1BIGの一撃だけでなく、50G以内にBIGが連チャンしたときに、どちらも500枚overだったら簡単に1000枚超えちゃいますけどね。BIG確率的にそれも起こり得ると思います。
ループタイプのボーナストリガー機ってAT機並みの夢が見られるから、そこが大きな魅力ですよね。
最後に、この台は変則押しも可能です。逆押しでBARハサミのカボを狙って1確を拝むもヨシ。中押しでチャンス目の1枚を獲得して機械割をちょっとアップさせるもヨシ。工夫すればリーチ目役の1枚を獲得する打ち方もある…かも?
まあ、最初はできれば左リールから押して欲しいけどね(笑)。出目、演出ともに選択肢がいろいろあって、これまでのマジハロシリーズ同様に長く深く愛せるマシンだと思います。
導入されたらぜひとも打ってみてね。僕も今作こそは"独特のノリ"を克服して、マジハロ愛好家に加わりたいと思います。あざした!
by HYO.