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LBジャックポット
僕の記憶の中のジャックポットといえば、緑の筐体のコレ。

くぅうう、懐かしい。今から30年ぐらい前、4号機の時代ですね。でも別に打ち込んでいたワケではないし、なんなら1、2回しか触ったことがなかったと思います。理由は…
「得体が知れなくて、何か怖かったから」
当時、ホール内には違法改造された遊技機も設置されている可能性があって、こういう香ばしい見た目の台はいわゆる"裏モノ"の可能性があったんです。だから気軽には触れなかった。たぶん、僕が行っていたホールのジャックポットは裏モノじゃなかったと思うんですけどね。
ジャックポットの横にある『ハナビ』とか、後ろにある『大花火』をよく打っていました。ジャックポットは完全告知機で、筐体右上のセグが始動するとボーナス確定という仕組み。このねぇ、セグが始動したときの音がイイんですよ。
「ピュインピュインピュイィィーン!」
って。脳が焼ける音がするんです。ジャックポットはあんまり打たなかったけど、その後継機の『キングジャック』は打ってたもんなぁ。懐かしいなぁ。
さて、そのジャックポットがBT機として登場します。

見た目はかなり変わっちゃったけど、基本的な部分は変わりません。リール上部のセグが始動したらボーナス確定。セグの数字が3ならボーナス、7ならBIG確定。往年のリーチ目である"リプレイテンパイハズレ"型も継承しています。

この台はループタイプのBTで、BIGを揃えると最大89枚獲得してBTへ突入。BT中にBIGが揃うと再び最大89枚を獲得してBTが継続、REGが揃うと同じく最大89枚は獲得できるもののBTは終了。そんな仕組み。
BTでいかにBIGを引き続けられるかが出玉の鍵となっています。BTのループ期待度は約67%、平均獲得枚数は約355枚。ヒキ次第では1回のBTで1000枚の獲得も可能です。今回の試打でも実際にありました。
ループタイプがよう分からんっていう人は、1Gあたり10枚増、バトルが1Gで完結する北斗の拳だと思ってください。1回につき89枚獲得できるBBが約67%で継続するよ、と。
BIGが揃ったらケンシロウの攻撃で継続、REGが揃ったらケンシロウが倒れてBB終了。液晶はないけどね。
ちなみに、BT機はリアルボーナスにつき有利区間の概念がないので、1回のBTで万枚、コンプリートも可能です。もちろん、天文学的な数字にはなると思いますが(笑)。2400枚越えぐらいだったら、全国どこかの猛者がやらかしてくれるかもしれませんね。
LBジャックポットは完全告知のシンプルなゲーム性ですが、通常時とBT中は演出パターンを選択できます。
通常時はノーマルモードと沖スロモード。

ノーマルモードのセグ告知発生タイミングが主に第3停止後なのに対し、沖スロモードは主にレバーONで告知が発生します。3枚掛け専用機だし、成立後のコインロスを減らすならば沖スロモード1択ですが…僕はノーマルモードをオススメします。
リールのブルりだったり、リプレイ揃いの次ゲームにリール再始動でリプレイテンパイハズレ型になってからのセグ始動っていう僥倖パターンがあったり…そもそもね、ジャックポットはセグにビックリするのが面白い台だと思うんです。だから沖スロモードはたま〜に選ぶぐらいがオススメかなぁと思います。
BT中もドキドキモードとバレバレモードの2パターンがあります。

ドキドキモードは通常時のノーマルモードと同様に、第3停止でセグが始動して3or7が告知されます。バレバレモードはボーナスが揃えられるゲームのレバーONで、3or7がドンって表示されます。7だったらBIGなのでBT継続、3でも一応BIGの可能性はあるけど…そんな感じでかなり淡白。話が早いと言えば早いけども。
僕はノーマルモードを選択しつつ、中押し下段青7ビタでBIGの1確を拝んだり、逆ハサミで赤7付近からフラグを絞り込んだりするほうが好きですかね。結構ね、BT中の変則押しにセンスが出そうな台なんですよ。
あ、ちなみに小役優先制御でした。だからボーナス最速揃え手順とか面倒なアレはナシ。気軽に打てて、BTループでそれなりの一撃が期待できる台、それが『LBジャックポット』です。
順押しはもちろん、中押しも逆押しもなかなか良い狙いポイントがあって僕的には非常にアリでした。BTループもちょうどイイ塩梅で、なんか4号機のストック機を打っているかのような不思議な感覚になりましたね。
なによりやっぱり、あのセグ始動音がイイ。
皆さんも、ぜひ1回ホールで聞いてみて下さい。ヤミツキになること間違いナシですから。
By HYO.