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- 全方位攻略(クボンヌ)
ギブアップ

高設定を多く回すことが設定狙いで勝つための最優先事項。であるなら、高設定だと判断できている台は時間の許す限り粘るのがセオリーになりますよね。
自分もそこは強く意識して日々稼働していますが、つい先日、高設定と判断できていながらも心が折れてヤメてしまうという事件(?)が起こりまして。
今の台は有利区間の影響で高設定と判断できていても状況によっては見切ったほうが良い場合もあります。ですが、基本的には高設定が確定(濃厚)していれば展開不問で夕方くらいまでは粘ったほうが良いと思っています。
なのに、この日はまだ時間の浅い14時頃に撤退。長年の稼働で精神力は鍛えられていると自負していますが、あまりにもヤレる気がしなくてギブアップしてしまいました。

そこまで追い詰められた対戦機種は『スマスロ デビル メイ クライ5 スタイリッシュトライブ』。
打ったことのない方にどういう台なのか簡潔に言うと、ゲーム性は某六根清浄に近い仕様で、通常時もST中もチャンス目が抽選のキモになっています。
ST中はチャンス目でボーナス抽選、対応役のチャンス目やラスト3G間でチャンス目を引くとボーナスの期待大。で、獲得枚数が一定値に到達すると上位STのチャンスが貰えるといった感じ。
ゲーム性はシンプルで入り込みやすいですが、メダルを出すまでのハードルが異様に高いのです。
スマスロなのでキツいのは当たり前ですが、キツさのベクトルが振り切っているというか、スマスロの中でもダントツで出すのが難しいと思っています。
「なら打つなよ」って話なんですが、たまたまトロフィーが出ている台を目撃してしまって、全台系狙いで打たざるを得ない状況になってしまい…。
4台中1台が稼働している状況で、その台で銀トロフィーが出現。低設定=ほぼ設定1(稀に設定2)のホールだったので、銀トロフィーは高設定示唆(極)くらいの価値がありまして。
それで打ち始めると、自分の台で銅トロフィー、別の台で銀トロフィーがそれぞれ出て、これはもう全台系が濃厚と判断できたわけです。
普通なら「よっしゃ!」と気分が上がる展開ですが、出玉は一向に上向かず初当たりを3回当てただけで投資は45Kまで膨らんでしまい、肝心のSTは単発か2連止まりで、超無理ゲー。

気合でジャッジメントカットボーナスを引いて獲得枚数が500枚を超えたのに、次のSTでボーナスを引けず、とか。
500枚以上獲得後の次のSTを突破すると上位STのCZ(ユリゼンバトル)に行きますが、そこで上位STを勝ち取れる期待度は約10%。もしくは、一撃2200枚獲得後のボーナスで上位ATに突入しますが、そこにたどり着けるビジョンが自分は湧かなかったので、ギブアップしてしまったという形。
正攻法で考えると粘るのが正解なんでしょうが、完全に苦手意識が付いた感じで、ヤメたことに対して損をした意識がまったくないんですよね。
そう感じてしまう機種は実はほかにもいくつかありまして、その感覚って昔の台だとあまりなかったんですよ。いくらキツくても投げ捨てずに打ち切れたのに、今の台はキツい度合いが異常で耐え切るのが容易ではないというか。
ある意味で、特殊な訓練を受けている自分のような打ち手でも精神的にくるってよほどですよ? スマスロに対して一定の慣れは感じていたけど、実際はまだまだ足りないのか。
打ちたくないなら打たなければいい。極論はそういうことですが、高設定でもそれにあてハマる台が出てきていることに脅威を感じている今日この頃です。