嫁の禁煙解除
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■PN『スロット行きたい』さんのご相談

結婚して子供が産まれ、スロットに全然行けなくなりました。奥さんは行きたかったら行けばいいと言うのですが、そのかわり自分は禁煙をやめると言っています。どうすればいいでしょうか?



■粗方先生のお答え

「子宝」という言葉の意味をよく考えてみろ。

子は国にとっての宝でもある。特にいまは少子高齢化社会の過渡期だ。

将来、この美しくたおやかな日本という国が地図上に残るか、それとも消滅するかは、これからの日本を背負っていく子供たちと、その土台となるべき我々の世代にかかっている。

だから子は慈しみ、守るべきだ。

そして我々大人は、私を滅し奉ずるような覚悟で、次の世代へと出来るだけ良いバトンを渡さなければならない。

そこには拡大する貧富格差の問題や、不安定化するアジア圏の安全保障の問題など、いますぐに我々がどうこうできない課題が山積みとなっている。だが渡すべきバトンのなかには、我々個人が、いますぐに努力すればなんとか出来るモノもたしかに存在する。

それが「子供の健康」だ。

食生活を始めとした生活環境をしっかりと整え、子供が強い身体を育む助けをしてやること。それが、激動の21世紀を強く生き抜くために我々大人が子供に手渡せる、数あるバトンの中の1本だ。

せっかくお内儀が、子供のために禁煙を続けているのだろう?だったらそれを気持ちよく続けさせてやるために、お前もしばし回胴を我慢してもいいじゃないか。

交換条件を出してくるということは、お内儀も本当は煙草が吸いたいのだよ。なんなら、

「これを機に私も好きな煙草を解禁したい。だからアナタも早くパチスロをやりなよ」

なんて想いを胸の内に秘めているのかもしれない。

でも、いまはまだ子供が生まれたばかりなのだろう?

授乳期の喫煙は、母乳にニコチンが含まれて乳幼児の健康を害するおそれがある…と言われている。それが分かっているからお内儀も、吸いたい気持ちをグッとこらえて禁煙に励んでいるのだろう。

だからお前も、その気持ちを汲んで、いまは自分のやりたい回胴をグッとこらえてやれ。

何もこの先、一生我慢を続けなければならないワケでもない。ある程度子育てが落ち着いたら、また2人で話し合って、家庭生活に影響が出ない程度に、お前は回胴を楽しみ、お内儀もまだ吸いたい気持ちがあったら、そのときはまた煙草を楽しめばいい。

とにかくいまは、子供優先でいいじゃないか。





だから小僧、とりあえずいまは改めてゆっくりマジマジと、我が子の顔を眺めてみろ。

子は国にとっての宝…といったが、実はそんなことは単なる建前だ。お前の子は誰のものでもない、お前とお内儀の至宝なのだ。

激アツの4コマスベリや会心の7揃い、打ち手の夢の頂である万枚…。回胴にも目の眩むようなお宝はたくさん存在するが、そんなものとは比べものにならない、いや、比べること自体が本当に愚かなほど、お前だけの珠玉のお宝が、我が子なのだ。

そのことを、可愛い我が子を眺め、いまいちど心でかみしめてみろ。そうしたらきっと、大好きな回胴も我慢できるハズだ。

そしていまはお前の、いや2人にとっての宝を、大切に大切に育んでいけ。

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アツいぜ
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