不ヅキの連鎖
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■PN『引き弱Ex』さんのご相談

僕は不良品にあたってしまう事がよくあります。

レンタルや購入したDVDがしょっちゅう止まるし、タバコの箱を開けてみたら数本不良品があるし、自販機で購入した缶コーヒーに穴が開いていて中身がなかったなんてことも…。数百円の事でクレームを入れるのは少し気が引けますが、そういうことはちゃんと言うか、今回も運が悪かったと思って諦めるべきか、どちらが良いと思いますか?



■粗方先生のお答え

クレームを入れるのは普通にアリだろう。支払った金額の対価を満足に得られていないのだから、その権利は当然にある。

そして向こうも、商売人としての責任をちゃんと果たせていないことは絶対に知るべき事案だし、知らずにそのようなミスを繰り返していたら、いつかそれが原因で顧客が離れていって、取り返しの付かない事態になるかもしれない。

だから、クレームを入れることは自分を満足させるためだけの行為に非ず。相手のタメにもなる優しい行為である…という側面もあると言えるだろう。

…だが、実際は俺もクレームは入れないクチだ。

俺もお前と同じような不遇の目に遭うことはよくあるのだが、「これも一種の精神修行ってことで」と、奥歯を噛み締めてグッと堪えてしまう。

何よりクレームを入れることが面倒くさいというのもあるしな。俺は自分に甘く、他人には優しくない、とことん怠惰な人間だよ。



だから小僧、お前は俺のような七つの大罪の1つを背負うような人間にはならず、時には優しさをもってクレームを入れてみてもいいんじゃないか?

別にクレームは、強い口調で相手を責め立てなければならないものではない。

「今日、〇〇を購入したらこんな具合だったんですけど…もし可能であれば取り替えて頂いてもよろしいですか?」

こんな感じで丁寧な口調で相手に伝えれば、お前も改めて満足な対価を得られるし、相手は自分たちのミスに気付けるし…と、ウインウインの関係になる。

物事は、なんでも言い方1つだからな。

優しさを持ち寄ることで、互いにもっと幸せなルートに移行できる。そんな人生をお前には歩んでほしい。

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アツいぜ
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