GOD最終決戦
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※2015年5月28日公開分です。


2〜3年ぐらい前からだろうか、ランチで焼肉やステーキを食べる機会がかなり多くなった。

その理由は肉食系男子にジョブチェンジした…というわけではなく、ファストフード店のセットメニューや全国チェーンじゃないラーメン屋と同じぐらいの価格で焼肉やステーキを食べることができるということを知ったからだ。いや、下手すると焼肉やステーキのほうが安く済むことがある。

カイザーが子供の頃は『ステーキ=高価な食べ物』というイメージがあったけど、本当に時代は変わるものだ。そうなると、今の子供がイメージする『高価な食べ物』って何なんだろうか。

皆さんこんにちは、某ファストフード店がセットメニューを一新したということで行ってみたけど、「ステーキランチのほうが安いじゃん」と店を後にしたスロカイザーです。


さて、前回の続き。政宗での実戦を振り返ってみると、今はもう運気が回復しているとしか思えない。よし、それならば…と、凱旋に挑むことにした。

では、どのホールで打つか。FF3のラスボス(闇雲)に攻めても返り討ちに遭うだけだ…と色々と探していたら素敵な情報を耳にした。

「明日、某所で某企画の凱旋実戦がある」

ををっ、これに便乗しよう。パチスロは1人で打つよりも複数で打ったほうが楽しいものだ。それに自分の選んだホールは信用できないが、他人が選んだホールなら期待できる(人任せ理論)。


実戦日当日、目的のホールへ向かってみると



必勝本のライターがいっぱいいた。あと矢野キンタ氏もいたが「お金を下ろしてくるっス。シャッス」とちょうど離席していった。じゃあ矢野キンタ氏が戻ってから写真を撮ればイイではないかと思うかもしれないが、矢野キンタ氏だから別にイイやと思った次第だ。

なんでも、今日はパチスロ必勝本DXの実戦企画『松真のイチ流』の実戦だそうだ。この企画を知らない人のために簡単に説明すると、設定1を7000G以上全ツッパで打つというもの。そして今回の実戦で万枚が出なかったら、この企画は終了するとのこと(詳細は必勝本DX6月号を参照)。そんなめっちゃ重要な一戦なので、皆応援に来ていたのだ。

うむ、松真氏よ頑張れ。カイザーも頑張ってGODを引くぞ。

実戦を開始すると、松真氏へ届くはずの黄色い声援がカイザーに届いたのか、打ち始めてからすぐに奇跡が降臨。


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

なんとびっくり綺麗に7が揃う。

…はい冗談です。頑張ります。

いったい今日はいくら投資することになるのだろうか。そんな不安もあったが、すぐ傍で松真が全力を振り絞って戦っている姿を見ていると、「いやいや、そんなことを気にしちゃダメだ。カイザーもチキンなヤメ方はできないぞ」と勇気づけられた。

その後少し打ったところで、青7の4連からG-STOPに当選。福沢諭吉が神に1人撲殺される前にチャンスが到来だ。やはり流れがイイ。もしかするとここで7揃いするかもしれない。

もちろん、カイザーの目標はあくまでGOD揃い。ここで7が揃っても凱旋卒業とはならないが、出玉は多く獲得できたほうがイイに決まっている。

さあ、お願いだから何か揃ってよね。念を込めてレバーを叩くと


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

鏡が3枚出現っ!!

鏡3枚はGG当選の大チャンス。むしろハズしたら絶望するレベルだ。鏡よ来いと緊張しながら停止ボタンを押す。

左リールは…鏡が停止。よしよし、第1関門突破。次も鏡ならGG当選確定だ。お願いだ、頼むぜ、神様っ!!


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

キターーっ!!

これで『V』か『S』揃いが確定。堅実の『V』、ロマンある『S』どっちが揃ったほうがイイのか…うーん、と色々と考えた結果、どっちでもイイやという身も蓋もない解答が導き出された。さあ、最後のボタンをプッシュだ。


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

うむ、『V』揃いだ。現金投資がここで一時ストップするのは嬉しい、まさにG(現金投資)-STOP。

さらに、そのGGの獲得枚数が372枚→751枚→1064枚と平均以上獲得できていることからも、カイザーの運気は間違いなく回復していると思われる。自信が確信に変わった。

セット上乗せが1回あったので、V揃いからの連チャンは4セット、1350枚で終了。うむ、これは精神的にかなり楽になったぞ。

運気が良いときは、いくら凱旋と言えども当たりが軽くなるもの。出玉を半分ぐらい減らしたところでGG当選。うむうむ、打ち始めてから1時間以上経っているのに、投資額は1万円以下。確実に今までと違う。これは本当に今日GODが引けそうな雰囲気だ。

泡を吹きながらレバーを叩いている矢野キンタ氏を横目に鼻歌交じりでGGを消化していると、ついにカイザーの目の前にあの演出が発生した。


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

天空の扉演出だ。今作ではあまり仕事をしないと評判だが、GOD揃い期待度が高い演出であることは間違いない。いつものカイザーなら第1停止でGOD揃いを否定されて、赤7すら揃わないという結果になっているだろう。だが、今日は違う。今日の流れは違う。カモーンでございます、GOD様っ!!


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

キタ、キターーっ!!

凱旋よ、今までありがとう。あまりイイ想い出はなかったが、今ではそれもイイ想い出だ。ありがとう、そして…さようなら凱旋。過ぎし日の窓に残して、巣立ちゆく今日の別れ。いざさらば、さらば凱旋。カイザーは凱旋から卒業するよ。


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

ビバ留年。

ここでGOD揃いをモノにできなかったことで流れが変わったのか、凱旋が"いつも"の挙動を示し始めて出玉はモリモリ飲まれていく。一時期は2000枚以上獲得していたのに、気付けば頭上のドル箱は消滅。ようやく当たったGGも単発で終了した。ああ、これが天啓か。これが避けられない運命か。

…ティロン。

あれ、"遅れ"たぞ。一応PUSHボタンを押してみるも、ペコンと気の抜けた音。もうカイザーは遅れ如きで夢見る少女じゃない。よく鍛えられたゴッダーだ。わかっていた、わかっていたよ。今作の遅れは期待するだけ無駄だ。


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

わおーん。…えっ!?


(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

ついに、ついにGOD童貞卒業じゃーーーっ!! ヒビ割れのGOD絵柄を狙っておいて良かったぜ!!

で、このGOD揃いから始まったGGは途中で赤7が揃うなどして8セット継続、2513枚獲得。もちろんGG終了後にヤメ。大幅プラスでフィニッシュ。



カイザー、これで凱旋は卒業です。よっぽどのことがない限りプライベートで打つことはないでしょう。今までありがとう凱旋。


【凱旋生涯収支】
-37万6000円

ちなみに松真氏の結果はというと…それは来月7日発売のパチスロ必勝本DX 7月号で確認しよう。びっくりするようなスゴい結果になりましたよ。ええ、ホントにスゴかった。それが良い意味か悪い意味かは読んでのお楽しみ。


アツいぜ
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