3つ穴クルーンに思い出が回る(小太郎)
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最初のコラムでも書いたけど、今回訪れたゲーセン「アミューズメント PLAY7」には、先ほどまでパチスロの名(迷)機を打っていた「打ち放題コーナー」と、100円でパチンコ・パチスロを楽しめるコーナーの2部構成となっている。

4号機全盛期はパチスロばかりを打っていたので、その当時に名機と呼ばれたパチンコには、触れていない機種も多いんだよね。

当時、4号機のパチスロばかりを打っていたことに後悔はないけど、もっとパチンコも打っておけば良かったと思うのも事実。

パチスロはまだゲーセンで名機を打てる機会が多いけど、パチンコを設置しているゲーセンは少ない。そういった面でも、この「アミューズメント PLAY7」は貴重な場所だ。


さて、パチスロ打ち放題コーナーを出て最初に向かったのは…


大同の「ミサイル7-7-6D」。

3つ穴クルーン搭載機の代表格ともいえる名機だ。

中央役モノに玉を飛び込ませ、3つ穴クルーンの手前穴に入れば約4000発の大当たり。

単純明快にして豪快なゲーム性が多くのプレイヤーを魅了した。ちなみに、奥のハズレ穴に入ると15発の払い出し。玉が落ちる先が奥と手前というだけで雲泥の差があるから、玉の動きにアツくなれる。

みなし機が問題となる前は、長期間ミサイルを残しているホールが多く、そしてどこへ行ってもミサイルのシマは鉄火場だった。

20代の頃、競馬でしこたまヤラれた帰りに、所持金が500円がしかないにも関わらずミサイルに座り、すぐに大当たりして周りのオジサン達に睨まれたことをよく覚えている。

知らない街でミサイルを打つのはホントに怖かった。客層がそのシマだけ特殊だったからね(笑)。


久々に向かい合ったミサイルは優しく、100円で見事大当たり。

【ミサイル7-7-6D大当たり】


もちろん「アミューズメント PLAY7」ではオジサンに睨まれるようなことはなかった(笑)。


ミサイルのあとに向かったのは…


ミサイルと同じく3つ穴クルーンの一発台、大一(現Daiichi)の「アニバーサリー」。

打ち方もミサイルと同じで、クルーン左の飛び込み口を狙って打ち出し、飛び込み口に入った玉が2段目の3つ穴クルーンの手前穴に入れば約3500発の大当たり。

このアニバーサリーも100円でアッサリ大当たり!!

【アニバーサリー大当たり】
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ミサイルもアニバーサリーもネカセが優秀だった。もうちょっとクルーンを回っているところが見たかったけどね(笑)。でも、往年の名機を手軽に楽しめるのは嬉しい限り。


アニバーサリーの次に打ったのがドラムパチンコの名機、SANKYOの「フィーバークイーンII」


当時は「大迫力のデカドラムを搭載!」みたいな感じで煽られていたと思うんだけど…自分の記憶よりもドラムが小さい。

人の記憶とは曖昧なモンだねぇ。めちゃくちゃデカいドラムが搭載されてた記憶があるんだけど(苦笑)。

まぁ、当時はこのサイズで「デカドラム」だったんだろうね。ついでに言うと、SANKYO初のワープルート搭載機だったりもするんですよ。どうでもいいか(笑)。


クイーンは、大学時代に友達とホントによく打った。講義をサボってね(笑)。

クイーンといえばやっぱり保留玉連チャン。保留玉でリーチが掛かればチャンス(内部的にはリーチ→大当たりの2段階抽選が行なわれている)なんだけど、下段の「FEVER」テンパイや右上がり「JOKER」テンパイなどは連チャンしにくいって法則があった。

なぜかこの法則を友達に延々と説明されたことを鮮明に覚えている。他のことはあんまり覚えてないのに(苦笑)。

とにかく、この保留玉連チャンとリーチのアツさに夢中になったなぁ。

【フィーバークイーンII大当たり】



クイーンを打った後は、初見の羽根モノを乱れ打ち。

まずは西陣の「ベースボール」。


最初にリリースされたセルは、そこに描かれていたイラストが王選手と長嶋選手にそっくりだったことが問題となって、この外国人風のセルに変更になったらしい。まぁ昔は、「これ大丈夫なのか?」ってのがいっぱいあったからね(笑)。


次に打ったのは…


平和の「小熊のプータン」。

羽生選手が大好きなクマのプ●さんとは違い、可愛らしさが微塵もない。昔の羽根モノの役物、特に動物系の役モノは、目がイッちゃってる機種が多いんだよね…(笑)。



他にもまだ、羽根モノの「ちんどんや」や、爆裂CR機の元祖ともいえる初代「花満開」、そして「大工の源さん」、それに「ホー助くん」などなど、紹介したい機種が山ほどあるのに、打つ時間がまったく足りなかった。もうちょっと考えて打てばよかったかな。

そんなこんなで、メガネと2人ではしゃぎながら珍古台と戯れていたら、あっという間に時間が来てしまった。

懐かしい機種を打っていると、当時のホールを思い出す。今みたいに奇麗な外観に親切な店員さんがいるホールではなく、下品なネオン管と板張りで、パンチパーマの店員がいるホールだ(笑)。

そして、当時関係があった人や、出来事も思い出す。いい思い出ばかりじゃないけどね。

皆さんも、一度パチ&スロゲーセンに足を運んでみてはいかがでしょうか?

思い出の機種を打ってノスタルジーに浸るも良し、初見の台に戸惑うのも、クソ台に座って苦笑いするのも良し。

機種の記憶以外に、なにか特別なモノを思い出せるかもしれませんよ。



最後に、取材にご協力くださった「アミューズメント PLAY7」関係者の方々、ありがとうございました。

これを呼んでる読者の方々、是非一度訪れてみてください。オススメなんで(笑)。

ちなみに、水曜日が定休日なのでお間違えのないように。行く前にはブログをチェックしてみてくださいな。


それでは、またいつか、どこかで!!

アツいぜ
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